おやじ特別便

ひまじんおやじの日常

ちきゅう(地球深部探査船)完成したぞ編

2019-02-23 16:32:24 | 日記

【今日の 達成感】

「ちきゅう」の特徴であるデリック(垂直ボーリング用の櫓(やぐら)高さ約71m)も組み立てして、無事に船上に設置した。

海底から突如有害ガスなどが噴出しないように設置する「BOP:噴出防止装置(重さ380トン)」も設置し

普通の船舶にあるスクリューの代わりに、360度旋回するアジマススラスタも6基船底に取り付けた。

やれやれ、やっと、これですべて完成である。

では「地球深部探査船 ちきゅう」の模型の完成写真を何枚か御覧に入れる。

お分かりと思うが右が船首である。

アジマススラスタが船首と船尾に見える。

船体から下に伸びているパイプは「ライザーパイプ」と呼ばれるもの、この中心をドリルパイプが通るのである。

ライザーパイプの下、海底に噴出防止装置が見える。

 

★ 誤解のないようにここで言っておくが、船底の濃い赤色までが本船だ。その下の透明な柱4本と、その下の台形の部分は模型を飾るための「船台」である。

このため「ちきゅう」とは一切関わりがないので、念のため。以下同じ。

 

中央部黄色に塗られているのがクレーンである。左舷2基、右舷2基、都合4基設置されていて、これでなんでも吊ったり運んだりするのである。

水面の位置から見上げるとこう見えるのだろうな、という図

船首部に両舷(左舷~右舷)を貫通している穴にスクリューがある。これはサイドスラスターと言って

近代的な大型船ではこれの装備が普通である。(とおもう)

サイドスラスターは入港・出港時に大いなる働きをする(とおもう)大型船でも横方向への細かな動きが可能となるからね。

船尾から見た図。

中央部オレンジ色の小屋みたいなのが煙突(船の場合はファンネル)と言って、ここの両サイドに事業者や船会社のシンボルマークを描いている。これをファンネルマークと言う。

実船はかなり複雑になっているが、何せ全幅38mを700分の1にスケールダウンしてこの模型ではたったの5.4cmになっている。

省略もやむを得ない。ワシに言わせれば、よくここまで忠実に再現したものだと思うよ全く。

トランサムの船名表示「ちきゅう」の下の船籍港表示はあまりに小さすぎて全く読めないでやんす。

途中5年もブランクをしたワシが偉そうに言うのもナニだが、この模型を最後まで作り終えた人は少ないんでないかい。日本に何人いるかしら。

立派だぜワシ。エヘン。(こんなこと言うから嫌われるのだと、こいつは分かってねえな)