おやじ特別便

ひまじんおやじの日常

なんとしてでも修理をさせない気だな

2019-01-30 10:48:39 | 日記

【今日の 手こずり】

いやあ、まいりました。

一人住まいの母親の、部屋のテーブルタップ。

首元の配線が切れて火災寸前だ。

証拠写真

 

いやあ、火災にならんで良かった良かった。

このテーブルタップは普通のタップとちょと違うぞ(形がね)

三方向からプラグが使えるのだ。

こんなの簡単だと安請け合いしたら・・・・

 

・・・・・・・ビスが外れない。

どないになっているのか

この絵でだいたいお分かりのとおり、なんとビスがこんな形になっていたのだ。

普通はビスの頭がプラスに切ってあってプラスドライバーで回せる。

古いものは溝がマイナスになっている。これも簡単に回せるぞ。

しかしこれはなんだ?

6角ボルトだけど錐体になってる。

ワシは近ごろのいろいろなビスの頭に対応できるドライバー(中華製だが)を持っている。

近年、携帯電話をはじめとして主にIT機器は素人が分解できないように、工夫をした頭を持ったビスを採用している。

しかし、これらの秘密兵器でも、このテーブルタップの六角錘ビスには対応できないぞ。

普通ならばこれでお手上げ。しかしワシの頭は違うのだ。

いろいろと試して結局のところここに落ち着いた。

先が異常に細くなっているラジオペンチだ。

これをビスの頭に切ってある溝に先を突っ込んで回した。

回りました。ラジオペンチの先が丈夫でよかったよ。

てか、案外原始的な方法で解決できたじゃん。

 

さてさて、開けてみたらば・・・

テーブルタップの中が見ものであった。

3方向からプラグが使えるためには・・・・・こんなんなってます。

ここに至るまでにいろいろと考えたのだろうなあ。

 

◆修理の結論

修理はやめました。

理由は、接点に使われている青銅版(リン青銅板?)に、配線のコードを直接はんだ付けしてあるからです。

一流の会社の製品だが、こんな設計は問題があると思います。

だから、素人が下手なはんだ付けして修理した気になって、あとあと支障が出ると嫌だから。

 

日立もこのところを考慮して、市場に出回っていないビスをわざわざ使って、

簡単に開けられないようにすることで、素人の修理を防いでいるんでないかい?