おやじ特別便

ひまじんおやじの日常

竹野屋旅館

2017-07-05 16:54:46 | 旅行記

【今日の 旅で知ったこと】

薬師丸ひろ子が歌う「元気を出して」という歌は知っているか。

この曲は何を隠そう、あの竹内まりやが作詞・作曲をした。(編曲:椎名和夫)

1984年にリリースした薬師丸の、最初のアルバムである「古今集」の第1曲目の詩である。

 薬師丸ひろ子は昔も今も素敵だなあ。

竹内まりやもその後、セルフカバーと言って自身でも歌い、アルバムにも収録している。

「リクエスト」と言うタイトルのアルバムである。

竹内はジェームズ・ティラーと離婚した傷心のカーリー・サイモンを励まそうとしてこの曲を作ったという。

 2枚共にワシのコレクション、LPだぞ、えへん。

GOOが行った、竹内まりやの好きな歌ランキングではこの曲が1番だったそうだ。(竹内まりあ自身が好きな歌、だというわけではありませんので、念のため)

竹内マリアの歌うバックコーラスには、薬師丸も参加している(こりゃあトリビアか?)聞くと分かる。

 

で、その竹内の実家が、出雲大社の鳥居から75mしか離れていない、参道の由緒ある旅館であったのだ。

 この撮影をしたカメラの位置ほどの所の左側。

この竹野屋旅館は、ジュリーこと沢田研二と田中裕子の結婚披露宴を行った場所で、

皇族の方々がお泊りになるほどの「えーい、頭が高いぞもっと引けい」な格式の旅館であったそうだ。

数年前から経営が苦しくなり、和式旅館で披露宴する人も少なくなって、廃業か?となっていたところ。

 

それまでの経営者である兄が手を引き、竹内が同族と資金援助をしてリニューアル・オープン(再出発)したそうだ。

 

このことを、ワシは過去に聞きかじってはいたが「んーなんていう名前の旅館だっけかなあ、参道にあるって記憶があるがどのへんだろう」まったく分からなかったが、現場の旅館名を見て「竹野屋」・・・・・「竹内」あっ!

そうだ!ここだと思ったわけである。

玄関先で「この旅館は失礼ながら、かの竹内まりやさんの実家ではありませんかのう?」

聞けないよそんな、図々しい。

この実家立て直しの件は、ネットでいろいろと取りざたされていて、兄への批判的中傷や、まりやへの攻撃も

されているが。それに負けずにしっかりと古いものを守っていってほしい。「元気を出して」