おやじ特別便

ひまじんおやじの日常

シャワー水栓のサーモスタット修理

2016-03-16 13:39:37 | 日記

【今日の 得たお金】

数年前!から浴室のシャワーの湯温が上らない

31年前の昔の家でも、ワシの家の浴室シャワーは、新築当時から自動温度調節器の付いたTOTOの立派な水栓が付いていたのだ。エヘン

立派な水栓だがサーモスタットが壊れてはシャワーの温度が上がらないのはしようが無い。

【サーモスタット:たぶん内部にバイメタルが仕込んであって、その動きで指定の温度に温水と冷水の量を調節するのだ】

原因はワシら夫婦があんまりシャワー装置を使わないからだ。だから内部で水垢などが石灰化してサーモスタット自体が動かなくなっているんじゃないかな。

これを書くと昨日のブログ同様に連れ合いから「私らが貧乏生活送っていることを世界中に発信しちゃうじゃないの」と不満が出ること必至だなあ。

  ←普段の手入れが良いから表面上はまだ新品同様なのだ。

たまに帰省する子供たちは、たっぷりと熱いシャワーをお使いになるので湯温が低いと文句タラタラである。「父ちゃんシャワー直したら?」

で近いうち娘と孫らが春休みで帰省するので、それに備えてやっとジイジも重い腰を上げた。

 

さて、シャワー水栓全部を新品に交換か、それとも内部のサーモスタットを交換か。TOTOのカタログでは新品のセットは2万円から、高いのは10万円もする。ホームセンターで売っているのは少し安いがそれでもワシらには清水の舞台。

内部のサーモスタットは2007年に一度交換しているが1万5千円かかった。今度もそれぐらいは必要であろう。

だいたい31年も前のだと新品に交換が普通らしい。そらそうか

 

結論!新品に交換する。

 

でもその前に。

ダメでもともとで、本日ワシが修理してみることにした。(このことを英語でdamemotoという)

 左側の蓋がねじになっているのでドライバーで回してみる。これがなかなか難物で硬くなっていて回らない、が木づちで叩いたり、くすぐったりして(うそ)やっとのこと回した。

  あんのじょうスプリングが蓋を抑えている。こんなこともあるかとゆっくりと外したのだ。

下手をすると、蓋を外したとたんにスプリングの勢いで部品がすっ飛んでばらばらになってしまい、元がどうなっていたか分らなくなること必定である。(経験者は語る)

 

次に右側の温度調節ハンドルを外す。

 C型のまわり止めを、道具が無いのでドライバーの先っちょでコジって取る、さあ次が困った。

ここまでの具合から「どうも、サーモスタットはここ、右側から抜き取ることになっているようだ」と判明した。

でも、でも、取れない。どうするワシ。

 

えーいままよ!とばかりスプライン状のところをウォータープライヤーで力の限り回す。どうせだめなら新品だあ!

・・・・・・・・・・・・・・回った!

 ねじ切りしてあったので、この方法で正解でした。

サーモスタットが引き出せましたわ。

これが本体だがこれ以上は全く分解不能。またまたどうするワシ。

 

コンピュータが普及する前から、この世に棲息しているワシらの世代の修理方法を試してみるか。

つまり『叩く』

そしてきれいにブラシと水で洗い、元通りに内部に挿入する。今回は部品点数が少なかったためパーツが残ったりしなかった。慶賀

 

これで湯を出して熱いものが出れば良いのだ。

湯を出し続け温度を測ってみる。

 燻製の時の棒温度計が役に立つのだ。

         

おお!水温は55度を指している。   つまり  直ったのだ。

21世紀の今でも『叩く』と言う修理方法は有効なのである。

午前中かかったが(なにせ素人なもので)、平均価格5万円もの働きをしたのである。偉いぞワシ。

 

事務連絡:

   美人営業のアキちゃん、営業にならんかった。どうも悪かったね。呼び出したりしてカタログも持ってきてくれて。