おやじ特別便

ひまじんおやじの日常

クリスマス用のスモークチキン

2014-12-09 20:38:49 | 食・レシピ

【今日の 準備】

ワシの信教は一応曹洞宗である。日本中の国民の大多数と同じ葬式関係は仏教で、新年は神教で、困った時には八百万(やおよろず)の神、という具合に多数の神仏を信じている、いわば「日本教」徒である。

だもんで、一神教であるキリスト教の預言者イエスの生誕を祝う立場には全くないが、12月24日の夜にはクリスマスな。

聞くところによれば、その日だか次の日だかには七面鳥を食べる習慣があるそうだが、そんな鳥類は手に入らない、ので頂きものの丸鶏で良いじゃあないの?

だめよ、だめだめ。しちめんちょくさいなあ。

今夜から鶏の燻製を始めるとする。

ブランド鶏1羽と半分がある。これを加工するのだ。

こういったたぐいの肉を、総天然色(古っ!)で美しいあなたにお見せするにはちょと忍びないのであえてモノクローム。

右側の丸丸1羽2.2kgを包丁で半分に割る。

そして内臓の汚れを手で取り去り水で洗う。

少しの塩で鶏全体をまぶし、血抜きをこれから明日の朝まで10時間ほどするのである。

ビニル袋に入れて冷蔵庫に入れておく。

並行して水・塩・ザラメ糖・醤油を鍋でひと煮立ちさせ、これも一晩おき冷ましておく。この液体を専門用語で「ソミュール液」と言う。

今日の作業はこれまで。おやすみなさい。

明日は肉をソミュール液に漬け込むのである。