おやじ特別便

ひまじんおやじの日常

1976年のF1レース

2014-03-05 19:50:24 | 映画
【今日の 映画”ラッシュ”】

1987年、ロータス99Tホンダに乗った中嶋悟が、日本人初のF1ドライバーとして
開幕戦ブラジルグランプリでデヴューしてから日本のF1フィーバーが始まったのだと記憶している。
あのころはフジテレビで全戦中継またはVTR放映をしていた。

猫も杓子もナカジマだ、アイルトン・セナだ、ネルソン・ピケだ、男も女も熱狂していた。

それより11年前1976年のF1レースでの
雌雄を決したドライバ―2人の生き様が主題の映画である。

P2280956

例によりあらすじはネットで検索していただくとして

ワシの感想
スゲー面白い、
映画の主役の2人のドライバーは、奔放で適当な性格のジェームス・ハント、律義で真面目な性格のニキ・ラウダ
まったく異なる性格の2人のF1年間チャンピオンを争う物語である。

映画として新たに撮影したとはとても思えない臨場感あふれるレースシーン
スポンサーステッカー一枚まで再現したF1カーにしびれちゃう。

また、当時の懐かしいその他のレーサーも出て来るので
ワシは、おおこんな人もいたっけなあこんなF1カーもあったけえなあと懐古にふけったのであった。

レースを題材にした映画でワシのベスト1はスティーブ・マックィーン主演の「栄光のル・マン」であったが
この映画はそれに勝るかと思う。

ジェームズ・ハントもニキ・ラウダも当時は好みで無く、この映画で知ったような二人の確執は全く知らなんだが

とにかく車が競争しているシーンがあればいいのである。

クレイ・レガッツォーニ、マリオ・アンドレッティー、ヨッヘン・マス、カルロス・ロイテマン、エマーソン・フィッティパルディーとか出てくるので当時のF1ファンは必見である。

セナ、ピケ、プロスト、マンセルはその数年後だよ。

P2280958

この映画”RUSH”のキャッチコピー『あなたの、生涯の1本を塗り替える』
こんな過激コピーほど「塗り替えられん」かったがね。