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おやじ特別便

ひまじんおやじの日常

信じたいが不可能だ

2017-04-07 16:12:52 | 国際・政治

【今日の どちらを信じるか】

イラクでは、政府軍の爆弾にサリンが仕掛けられていて爆発圏内にいた市民がサリン中毒になった。

いや、それは違う、もともと反乱軍の倉庫にサリンが秘匿されていたのを政府軍の爆撃でサリンが拡散したのだ。

どちらを信じたらいいの?

お尋ねのことにはお答えできませんと言うFAXは、小学校の敷地をダンピングした証拠にはならない、お答えできませんと書いてあるではないか、これが証拠である。

いやいや、首相の奥方付きの政府職員の谷何某が、小学校からの質問に対して、担当省に訪ねた結果がそのFAXである。

FAXの内容そのものよりもその行為が担当省の「忖度」を呼んだのだ、まさしく証拠である。

どちらの言い分を信じる?

身の安全を図ることでは、どこの政治屋も同等。

記者会見で自分に不利な質問に「出ていけ」と言いつつ、自分が出て行ってしまった大臣。

その後、自分の主張を通さずに、言葉だけで謝る政治屋。

そういえば被災地で長靴忘れて来て、お付きの職員におんぶされたお方。

「放射能つけちゃうぞ」と言った人もいた。

小さなこと(実は大きいことだが)の積み重ねが、政治に対する国民からの不信を招いてるって

本人たちは気付いていないだろうなあ、次の選挙に勝たねばならないからなあ。

自分のことで手一杯なのである。

政治屋の誰も信用できない一国民なのである。どーする?どうしたらいい?

これだけは断言できる「忖度(そんたく)」は流行語大賞にノミネートされる。

 


オリンピックの視察断念

2016-06-30 19:31:34 | 国際・政治

【今日の 県知事】

県条例の規定する宿泊費の範囲でホテルを確保できないという理由で

県知事はブラジル訪問を断念したそうだ。

2020年に静岡県は自転車競技の会場となる、このためどんなものかと視察を予定していたが

ホテル代が出せないんだってさ。

これはおかしい。

そのような理由で断念できる視察なら最初から行かなければいいのであるぞ。

ここはひとつ、県知事として事前に見てくるなら、県民にこれは重要な視察だと説明せにゃならん。そして説明責任を果たしたうえで行くべきだぞ。

行くって判断したのだから。

翻って、やめるのなら、やめるって、これも県民に説明せにゃならんとわしは思う。

宿泊費がどうのこうの言うでない。

 

でもね、担当者は出張させるようなので、まあいいか。

 

◆宿泊費の規定の件は、それを長年ほっておいた議会も知事自身も事務方も全員悪い。都知事のあのぶざま事件でわが県も余波をこうむった形だが

こんなことが無かったならと考えると県に対する不信感が増しますですよ。

 


いろいろと手を変える

2016-06-05 19:04:16 | 国際・政治

【今日の なんともはや】

このほど政府は、米軍再編の移設の進展に応じて支払う「米軍再編交付金」の支給対象を、現行の市町村に加え、自治会や都道府県へと拡大する方針を固めた。

移設反対の市町村に対して自治会に直接交付することになる、ケースもある、ということだ。

自治会だぜ自治会。章さん。

 

そもそも地方自治法で市町村の位置づけが規定されている。抜粋すると

 

第二条  地方公共団体は、法人とする。
○2  普通地方公共団体は、地域における事務及びその他の事務で法律又はこれに基づく政令により処理することとされるものを処理する。
○3  市町村は、基礎的な地方公共団体として、第五項において都道府県が処理するものとされているものを除き、一般的に、前項の事務を処理するものとする。
(以下略)
赤字で書いたが
市町村とは「基礎的地方公共団体」でそれ以下の公共団体は規定されていない。のだ。
 
一方、自治会は「市町村内の一定の区域に住む地縁に基づく団体」である。
自治会自体の監査は役員を立てているが、金銭の扱いや意思の決定などは役員の話し合いによって進めている。(形ばかりの総会はあるが)
これらは法に基づくものではない。
 
いくら政府が困っていても、銭を市町村を通さず直接このような団体に手渡すようにするとは「言語道断」だとワシは思う。そのための法改正までしてだよ。
 
 
こういうことを「頭越し」と呼ぶ。
 
さて、交付された自治会の役員の方々にご忠告申し上げる。
「交付金の使途については正しくかつ明確にしておくこと。」そうでないと2年おきに厳しい会計検査の餌食になること必定。

自分の事しか考えていない

2015-11-25 16:32:44 | 国際・政治

【今日の 消費税】

消費税率を10%に上げるにあたって、酒類を除く飲食料品の税率を軽減する案について公明党と自民党の協議が難航している。

公明党が頑として抵抗しているせいだ。と自民党は言う。

たった2%ごときで大の大人が何と馬鹿なことを、と思う。

 

次の参議院選挙で与党が負けないように、との下心が見え見えだ。

 

そもそも消費税は何のために上げるのか、社会保障と、増え続ける国庫の借金を減らすためだろうが。

堂々とそれを国民に納得してもらい、10%にするならすべきである。ワシは10%ばかりでは追いつかないとは思うが・・・・

 

近頃では、軽減税率に伴う税収の穴埋めになんと、低所得者向けの社会保障給付の縮小や取りやめも話題に上っているという。

これを昔の人は「本末転倒」と呼んだ。

 

消費税の低所得者に向けた姑息な手段を色々といじるのはやめにして

他の手段で低所得者向けの減税を考えるならそれでいい。

 

だって、飲食料品は高額所得者も買うし、彼らの減税効果の方がよほど高いのであるからにして。

 

◆ワシの案、もしももしも軽減税率をするのなら、「贅沢品についてはより重い消費税課税をする」ってのはどうだろう。

これだと逆進性が無くなるが・・・・・

 

自民党と公明党が協議難航している今、民主党はどうなっているの。民主党が国民の気持ちに近い案を出せば

こりゃまた面白いことになるけんね。

ああ、だめか。

民主党は現在、党が分裂しそうな具合だもんね。消費税どころではない?こりゃまた失礼いたしました。

 

まあ皆さん自分たちの議席を守るのに精いっぱいで、この国のあり方や子供たちのことなど考えている暇もない。

 

 

 

 

 


政権交代か

2015-11-14 18:36:13 | 国際・政治

【今日の ミャンマー】

ミャンマーの総選挙の結果がぼちぼち現れつつある。

スーチーの率いる国民民主連盟(NLD)が圧倒的な支持を集めたようだ。

13日午後8時半現在そのNLDの確定議席が364を獲得したとの報道がある。

圧勝というところか。

 

現大統領のテインセインは円滑な権限移譲を約束したそうである。

スーチーの世界的な人気の陰で、ワシはずっとこのテインセインに注目している。

テインセイン大統領は、2012年6月に「経済改革」を発表した演説の中で、4つの方針として、

①農業の発展およびすべての部門の発展、

②地域的に均衡のとれた発展

③全国民が成長の成果を享受できる包括的な発展、

④信頼できる統計の整備


国軍出身の大統領でありながら、国軍を抑えながら徐々に民主化を進めているのである。(ここ大事)

政治犯の釈放、メディアの自由化、市民の権利を制限する法律の改廃など着々と手を打っている。(ここも大事)

スーチーと対話を行い、国民民主連盟の補欠選挙への参加承認でスーチー氏は議員となった。

テインセインは有能な政治家だと思っている。

 

NLD政権が決まりこれでミャンマーも自由の国になるかと喜んでばかりはいられない。

1990年の総選挙でも80%の議席を獲得したが軍に結果を踏みにじられた経緯があるのだよ。

また外国人に家族がいる人間は大統領になれないという憲法の規定がある。ではスーチーは憲法を変えられるのかと言うと

議員総数664人のうち選挙無しの優先枠の軍人枠166人があって、これの元では憲法の改正が拒まれる恐れが濃厚である。


スーチーは「大統領以上の存在になる」と豪語?したとのニュースもあり

これの真意が分らない。

どこかの国の政権交代が失敗した事実もあり。

今後もミャンマーの政治に目が離せない。

 

政治不案内の田舎もんのたわごとである。