MrKのぼやき

煩悩を解脱した前期高齢者男のぼやき

マンモス、くやピーっ!

2009-08-07 23:22:52 | 芸能ネタ

女優とは、表の顔と裏の顔の違いがあまりにも違う…
それを、まざまざと教えてくれたそんな二人。
まんまと同情させられてしまった、のりピーと、
往年は好感度NO.1女優の名を欲しいままにしていた
大原麗子…

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貞淑な妻(ホントかい?)として支えた
自称プロサーファーの夫の覚醒剤犯罪に対し、
家族としての責任を感じ
死に場所を求めて山梨県の山中に…と思いきや
急転直下、
自身が覚醒剤常習者で、
薬が身体から抜けるまでの時間稼ぎのため
ちゃっかりATMで金を引き出し逃走とは…
あの所属事務所の社長の悲痛な面持ちの会見に
しっかりだまされてしまった。

『気遣いの子』じゃなくて『したたかな子』だろっ!

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のりピーといえば、1995年のドラマ、
『星の金貨』だろう。
医学的にはめちゃくちゃなドラマだったが、
耳と口が不自由ながら、懸命にけなげに生きる
看護師、彩を好演した。
のりピーの人気を一層躍進させたドラマだったと
言えるだろう。
(手話で『蒼いうさぎ』を一緒に歌ったバカな私)
覚醒剤使用の発覚を避けるため、
子供を口実に尿検査を逃れ、
さらにその子供を人に預け、したたかに逃走するとは…
まんまと一杯食わされた、くやピーっ!
それにしても事務所の先輩とやらの森田健作、
事実関係も不確かなうちに同情のコメントを発するとは、
昨今の人気低迷の挽回を目論んだのだろうが、
墓穴を掘ったな…。てか、見事に裏切られたな…

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一方、晩年はギラン・バレー症候群など
病気で苦しんだ大原麗子。
死後数日経過してからの発見となった孤独死…
1960年代~1970年代には
高倉健『網走番外地』シリーズ、
渥美清『男はつらいよ』シリーズや
『獄門島』などの映画のほか、
テレビドラマでは
石立鉄男&ユニオン映画シリーズの
『雑居時代』『気まぐれ天使』などに出演。
80年代の全盛時代には、『サントリーレッド』の
かの有名なコピーで一世を風靡、
好感度NO.1の地位を確保した。
確かに外見的には可愛いらしい女性に見えてはいたが、
一方で、気の強そうなところも垣間みえていた。
大河ドラマ『春日局』の好演も光ったが、
(このドラマでは3代将軍家光役があの江口洋介だった)
MrK 的には、1979年のTBS木曜座ドラマ
『たとえば、愛』が印象に残る。
大原麗子、原田芳雄、津川雅彦らが演じた大人の恋愛物。
(いまどきこのようなドラマはないなぁ…
アラフォーなどとも全然違う)
深夜の東京が舞台で、
“ドラマのTBS”全盛時代の一作と言えると思う。
ドラマのワン・シーンにもあったが、
当時は、インベーダー・ゲームが大流行、
(今どきの漫画喫茶やインターネット喫茶ではなく)
若者は、100円玉を大量に用意して、
喫茶店のインベーダー・ゲームで夜を明かすこともあった。
かくいうワタクシも、ん万円、つぎ込んだろうか…(涙)
こまかいストーリーは記憶にないが、
大原が、主人公である我の強い深夜放送の
女性ディスク・ジョッキー、冬子を演じていた。
地でやっているようにも思えたのだが…
主題歌は『とまどいトワイライト』
(歌・豊島たづみ、作詞・阿木耀子、作曲・宇崎竜童)
孤独な都会生活を送る女性の心情を描いた歌。
まさに離婚後の大原の姿そのものであったと
いえそうだ。
ご冥福をお祈りする。

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コメント
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