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MrKのぼやき

煩悩を解脱した前期高齢者男のぼやき

サンタさんへの手紙

2007-12-13 23:56:47 | アート・文化

拝啓

今年も、クリスマスが近づいてきました…

これからずいぶんとお忙しくなられることでしょう。

さて、サンタクロースさん、あなたさまの起源は

3~4世紀ごろの小アジア(トルコ)の

教父、聖ニコラウスとされているそうですね。

ある貧しい家の窮状を見かねて

その家の煙突から金貨を投げ入れられたとか。

ずいぶん奇特な方ですね。

(ちなみに、その家では、

ちょうど暖炉に干してあった?靴下で

ナイスキャッチ!したそうで…〔笑〕)

おうかがいしたところでは、

あなたさまはフィンランドのラップランド州

ロヴァニエミ市のご出身だそうですが、

当時はトルコにご出張だったのですか?

ところで豊かな白いひげをたくわえ、

真っ赤な衣装をまとわれた

あなたさまのイメージ。

日本でも、1910年代の大正年間にすでに

今と同じお姿を児童雑誌でお見受けいたしております。

今のあなたさまのそのイメージを

爆発的に世界的に広めるきっかけとなったのは、

1931年、米国の雑誌「サタデー・イブニング・ポスト」

に掲載されたコカ・コーラの広告だそうですね。

画家ハッドン・サンドブロムが描いたあなたさまは

赤い服に白いひげをたくわえ、見るからに陽気で

明るいおじいさんですね。

Photo_15 しかし、ご覧のように、

かなりのメタボ体型で、

日本もメタボ対策に躍起となっている昨今、

あなたさまのお姿に批判の声や、

煙突からの侵入を危ぶむ声が多いやに

うかがっております。

ま、それよりなにより、

あなたさまのような巨漢が乗ったそりを

引かされるトナカイたちを気の毒に

思うのはワタクシだけでしょうか…

サンタさん、健康のためにも

少し痩せられてはいかがでしょう?

今後何千年ものご活躍を心よりお祈りいたしております。

敬具

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ねじ切れ国会

2007-11-17 01:55:57 | アート・文化

空間内の二本の直線が、

平行でなく、かつ交わっていない時、

この関係を『ねじれの位置』にあるという。

苦手だった中学校の幾何(←古いよ)で勉強した内容だ。

早い話、『ねじれの位置』にあるとは、

二本の直線がお互いにそっぽを向いていると

いうことを意味するのだろう。

で、誰が名付けたか、『ねじれ国会』、

言いえて妙、である。

ただ、この『ねじれ』が『ねじれの位置』の

『ねじれ』の意味かどうかは不明だが…

なお、『ねじれの位置』にある一方の直線を

中曽根渡邉効果により党首が勝手に平行移動すれば、

もう一方の直線と交わることができる、

これを『大連立の法則』という(な、わけないって)。

…ついでに、その党首が辞意を撤回すると、

この二本の直線間の距離は以前より

さらに増大する(『自民民主背反定理』)。

閑話休題、

今年も新語・流行語大賞に

ノミネートされた60語が発表された。

なぜか、この中に『ねじれ国会』は選ばれなかった。

ノミネートされたのは『KY』『ネットカフェ難民』『闇サイト』

『ワーキングプア』『背水の陣内閣』『(消えた)年金』や

『産む機械』『ナントカ還元水』『しょうがない』といった

閣僚の失言シリーズなど、

今年も全体に暗いものが多い。

ところで、接待疑惑で

前防衛省事務次官に実名を挙げられた政治家、

「会席した形跡もないし、記憶もない」(←すごい言い方)

って反論してるらしいけど、

いっそのこと証人喚問の場では海パン一丁になって

こう言ったらどうだろう。

『でもそんなの関係ねぇ!でもそんなの関係ねぇ!

でもそんなの関係ねぇ!セイッ、オッパッピー!』(笑)

受けると思うよ…(強制退場)

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カレイドスコープ

2007-09-10 23:48:50 | アート・文化

Photo_12 カレイドスコープって、

「枯れ井戸を見る装置」、じゃなくって、

「万華鏡」のことですよ。

Kaleidoscopeは、ギリシア語の美しい(Kalos)、

形(Eidos)、および見る(Scopio)に由来する。

たまたま、家にころがっていた万華鏡を

なにげなく覗いてみた。

色のついた液体ときらきらしたビーズが

中を流れるようになったガラス棒が

筒の先端に直角にはまっていて、

それらの動きで変わる絵柄を覗いて見るように

なってるちょっと特殊なタイプだ。

このタイプ、なんでも、

"Wand Kaleidoscope"って

言うらしい。

http://www.brewster.co.jp/cgi-bin/product.cgi

"Wand"の意味は「魔法の棒」とか。

なんとなく、おしゃれだ…

ま、狭い空間の中に稲光や小爆発が繰り返される

ような感動的な光景を拝むことができるってわけ。

「万華鏡」というと、

今やコロッケのものまねの顔でしか

その風貌を回想できない(失礼っ!)、あの、

岩崎宏美の歌が思い出される。

曲の途中に

あやしいうめき声が聞こえてくるとかで話題になった

あの歌だ。

当時、全く色気を感じさせなかった20歳の岩崎宏美が

例の調子でアゴを突き出してノー天気に歌う姿に気をとられ、

その歌詞を十分理解していなかったのだが、

今、あらためて振り返ると

実に意味深な歌詞だった…。

「ドアのすき間一部始終

あなたの巻き毛に

埋められたマニキュア

首を横に振ってもだめなの

ショーウィンドウ万華鏡のよう

私をみる私がいるのよ…」

意味不明だが、かなり怪しい雰囲気に包まれている。

ところで、万華鏡では二度と同じ絵柄は現れないと

言われる。

まさに、方丈記にある「行く川の流れは絶えずして

しかも元の水にあらず」を管見できる空間だ。

テロ特措法で窮地に追い込まれたあなた(誰だよ)、

職を賭するとのたまってしまったあなた(だから誰なの)、

万華鏡を覗いて一分間の悦楽に

興じてはいかが?(なんでだよっ!)

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