ほなさんの汗かき日記

かくれ肥満の解消に50歳を超えてはじめた健康徒歩ゴルフ。登場する個人名、会社名、内容はフィクションである。

田舎者ほなさんの「感涙JLPGAツアー」(続7)

2015年07月25日 | 日記
「宮里藍公式ブログ」
ここにあるように、宮里プロはとんぼ返りの強硬
日程で日本にツアーに参戦しているようです。
ツアープロの大変さを思います。

ギャラリーの中から、
「藍ちゃんは、プロアマに出れていたら、もっと
 良い成績が出るのに、、、。」
と、同情する声が聞こえておりましたが、4日間
スケジュールを空けるだけでいっぱいだったよう
です。そのためキャディは同じでも、今年はコー
スも変わったので、調整という名の前調べ、練習
することができずじまいでの参戦となったもよう
です。

聞きなれたJLPGAツアーの落ち着いた声で、
「国内ツアー15勝、海外6勝、宮里 藍。」
とアナウンスが流れますと、藍ちゃんはギャラリ
ーに一礼しました。

そこにいたギャラリーは、手が痛くなるほどの満
場の拍手で応えます。なにやら掛け声をかけてい
る者もいますが、拍手が大きくて聞き取ることが
できません。横をみることができないほど、いつ
の間にか観客は増えていました。
隣のおっさんが、
「よーよー、あいちゃん!」
などと合い手を入れましたが、歌舞伎じゃないん
ですから、、、。

藍ちゃんは、いつも通りの動作をすると、彼女の
背丈より長く見えてしまうドライバーを振りぬい
て行きました。
あの長いドライバーが振れることを思うと、ほな
さんがなんでドライバーを振りぬけないのか、ほ
んと情けないです。

ボールはどんよりした雲にかくれ、飛んでいきま
したが、ギャラリーに埋もれたほなさんの居る場
所からは行方がわかりません。

ギャラリーがどっと移動しはじめます。桃子、藍
ちゃん、イボミ、理香子とそれぞれのファンたち
は一日中、選手に付いて回ります。だいたいこの
4人で入場者の7割ぐらいになるでしょうか。
このプロたちが動くと、ファンがゴソっといなく
なります。ゲルマン民族の大移動です。

ほとんど応援のいない組もあり、家族か、親戚の
おっちゃんが心配そうに付いて周っています。
悲喜こもごもの風景が、美しいホールホールにあ
るのがわかります。

さて残念ながらこの日、宮里藍は、途中で崩れ
予選通過を果たすことができませんでした。
華麗な舞台に繰り広げられる、きびしい勝負が、
JLPGAツアーなのですね。