ほなさんの汗かき日記

かくれ肥満の解消に50歳を超えてはじめた健康徒歩ゴルフ。登場する個人名、会社名、内容はフィクションである。

ボギーオン(11)

2013年07月01日 | 日記
ここ数日のことです。
夫には出さない雑穀の朝食を女房殿だけが食
べているのをみて、一昨日の朝、
「僕には同じパンばかりなのに、君はおいし
 そうなモノを食べているようですねぇ。」
と皮肉を言いました。

我ながらいい難いことがさらりとよく言えた
ものよと、この勇気と絶妙のタイミングを褒
めてやりたいと思っていますが、すると今朝
は、いつものトーストじゃなく、コーンパン
を用意してあるから、それを食べて行けと女
房殿が言ってくれました。

へえ、いつのまにそんなものを仕込んでいた
のか、やはり敵はいろんなものを持っている
なぁ、言ってみるものだと思いつつ、翌日の
朝を楽しみに待ちました。

ほなさんと女房殿の朝食は、ほなさんがタバ
コをやめてから別々の時間にとるようになり
ました。
元からあった睡眠障害がきつくなり、朝食は、
私は適当な時間にとっております。

この朝は6時ごろ、狭い廊下を挟んだ居間で、
ほなさんがコーンパンを食べ始めますと、
休みで寝ているはずの女房殿の声が襖ごしに
しました。
「コーンパンだから何もつけずに。そんない
 っぱいつけたら、味がわからないじゃない。」

寝ていて、見えないはずの女房殿が、なぜ?
私が、お客さんが作ってくれた「甘夏」のマー
マレードを、パンからしたたるほどの量をつけ、
うれしそうに食べているのが判るのか、本当に
不思議であります。

女房殿の忠告は時すでに遅く、この日コーンの
味を感じることができませんでした。それにし
ても、どうやって気づくのでしょう。恐るべし
女房の勘。やはり女房「殿」と呼ばねばなりま
せん。

この勘というやつは、女性の方がはるかに優れ
ているようです。万が一にも、「敵」にはでき
ません。危ない、危ない。

コメント
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