ほなさんの汗かき日記

かくれ肥満の解消に50歳を超えてはじめた健康徒歩ゴルフ。登場する個人名、会社名、内容はフィクションである。

落ち着ける場所(追加)

2011年07月09日 | 日記
ほなさんの場合、兄弟といえど、姉は転勤家族
でありましたから、お互いほとんど話すことも
なく来ましたが、姉夫婦は弟家族を心配してく
れていたようでした。しみじみ、ありがたいな
ぁ、と思いました。

少し前、ほなさんが、永年住んだ家の行く末を
考えていると妻が、
「お姉さんの気持ちを考えてみたら?」
といいました。

なんで?
と尋ねた私へ
「嫁に行ったら、出里のことへは口出しにくい
 もん。ずっと育った家が、知らぬ間に他人様
 の表札になったら、きっと寂しい気持ちにな
 るんじゃない。相談したら、、。」
ほなさんの家の話に口出ししたことのない妻が、
珍しくこういいました。

そういうもんなのですね、
男の私には到底理解しえない配慮でありました。

姉に相談しに行くと、やはり口出しにくかった
ようでしたが、こちらが聞く耳をもっていると
知ると、あれこれ、その思いを語ってくれまし
た。
「決めるのはあんたがすればいいのだけど、、」
と、言いつつも、嫁に行ってからの時間の長さ
に比例した里への思いはつのっていたようです。
建物は壊すけど、あとはそのままにしておこう、
とほなさんは決めました。

自分のことしか考えてこなかった、ほなさん自
身の過去を少し恥じました。
家族や友達、いろんな方の思いに支えられ、な
んとかやってきた、やってこれたのは自分の力
だけでないことへの感謝の想いを忘れないでお
こう、と思います。

でも、傲慢のなのが人の姿でもあります。
その時のために、また思い出すために、道を間
違えないために、書き綴りました。