ほなさんの汗かき日記

かくれ肥満の解消に50歳を超えてはじめた健康徒歩ゴルフ。登場する個人名、会社名、内容はフィクションである。

打数を間違う

2007年12月04日 | 日記
「パーをとる」というのと別に「パーを拾う」
と、ゴルファーは表現する場合がある。河川敷
で一緒になった60歳がらみの方が、よく口に
していた。

ニュアンスとして、パー4の場合、理想的な2
オン2パットであることを「パーをとる」とい
い、3オン1パットや4打目がチップインした
場合などに使うようだ。ニ打目をミスし(パー
達成することを手の中から落としながらも)、
その後の丁寧なリカバリーショットが効を奏し
、パーを手に入れることを「拾う」と表現して
いるらしいのだ。

7番ホールは打ち下ろしの145Y、パー3。
下だと近いので、ひとつ上のティグラウンドに
上がった。グリーンとは高低差があり、左に林
手前に大きなバンカーがある。横長のグリーン
で周りはOBなので、距離を合わせることが大
事だ。風が大きく吹いていた。

男どもはそれなりに力んでグリーンを外したの
に比べ、のんちゃんはグリーン左手前の少しし
かない花道に落とし、そこから見事なグリーン
への寄せをみせた。距離感バツグンでパーを拾
った。パー3は、1打目でグリーンのどこかへ
乗せ、パター2回でカップインが理想だけど、
グリーンに乗せずとも、パーは取れるのよと言
っているようだった。
のんちゃんもパーを拾った。

次の8番ホールでのこと。
ここは334Yパー4、二打目地点から急な打
ち上げになり、グリーンの丈長く2段になって
いるというニガテなコース。
コースを作る人というのは、まぁいろんなこと
を考えるもんだ、と思うね。ラスト前だけど、
神経がもうボロボロ、ズタズタになっている。

「お先に」
と3パット目をいれ、ほなさんはハタ竿を持っ
た。最後の神保さんにパーパットを狙ってもら
うためだった。そして神保さんは、登りライン
を読んだとおりにカップインさせた。
「ナイス読み、ナイスパー!」
と三人は口々に言った。

グループ内では、グリーンを去りながら、それ
ぞれの打数を報告する。だが、
「ほなさん、いくつ?」
と尋ねられても、答えようがなかった。
「歳は55、砂糖は2つ」とかいって、寒いごまかし
さえできず、5だったか、いや6だったか思案する
と、なおさらもっとだったような気がして、
「ロク、6打と思います。」
と返答した。

すると食事時、のんちゃんが、スコアカードをみ
て、
「8番ホールのそれ、ほなさん間違いよ。」
とNARAさんからも同じ指摘をしてくれた。
本人はまったく記憶ナシ、こんなこともあるので
す。