ほなさんの汗かき日記

かくれ肥満の解消に50歳を超えてはじめた健康徒歩ゴルフ。登場する個人名、会社名、内容はフィクションである。

北の贈り物

2006年10月24日 | 日記
パソコンが取り持つ縁で、知り合いになった方が数人いる。
できれば会ってみたいと思うけれど、まだ会った人はない。

その中で「だまこ」さんという帯広に住む方のメールによると
北海道の早朝は、もうすでに零下の日もあるらしい。
この方とは、家族ぐるみのお付き合いだ。
お顔は知らないが、何度かいただいたお電話も、温もりが感じ
られる声に人柄が偲ばれる。

最近お父さんが釣ってこられたと、鮭を料理して送ってくださった。
北海道から来た「冷凍便」の小荷物を、誰から、何をと、興味津々で
受け取った。
鮭の切り身、いくらの瓶詰め、鮭のふりかけなどが保冷剤と共に、箱
いっぱい入っていた。「だまこ」さんが荷造りする様子が頭に浮かぶ。

以前、札幌の空港で、そこにある一番高い「いくら」の瓶詰めを買っ
たら美味かったので、「いくら」というものが美味いものであること、
そして醤油などの味付けが大きな要素を占めていることを知った。

翌日の夕方、少し早い夕食にと、さっそく「いくら」の瓶詰めをとり
出して、ご飯の上にかけてみた。酒の香りがして、はじめての大人の
味に、「ほー」と声がでる。日頃忘れている食べるという作業が、嬉
しい作業であると思い出した。

鮭のふりかけも、噛み締めていけばいくほど、味わい深いものだった。
鮭という食材に対する長年の歴史と思い入れが、私たちなんかと違う
のだろう。だまこさん一家に感謝した。
新鮮な食材、料理方法は、まさに文化だと感じた。

コメント (4)
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