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kan-haruの日記

風景・風物詩 羽田国際空港 好天につられ国際ターミナルビル開業から2年半経過の国際空港を見に行く

2013年04月03日 | 風景・風物詩
kan-haru blog 2013 正面遥か先にスカイツリーが見える空港を移動する日航機

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羽田国際空港国際ターミナルビル
今年の桜の満開は、昨年より15日も早い3月22日でしたので、大森町周辺の桜(「大森町界隈あれこれ 例年より早い満開の季節 大森町の公園・道路・庭先に春爛漫に咲く桜・桃」参照)を見に行きました。当日の東京地方の天気は、晴れで最高気温が18.6℃で、南南東の5m/の爽やかな風が吹いた絶好のお花見日和であり、花見の後が昼時になったのでランチを、久しぶりに開業2年5か月を経過した羽田国際空港ターミナルビル(「イベント 羽田空港再国際化 新国際線旅客ターミナルビルオープンと京急、モノレール新駅開業その1その2その3」参照)でとるため京急で羽田空港新国際線ターミナルに行きました。

 羽田空港新国際線ターミナルビル(左上:京急1番線改札口、中上:ターミナルビル2階京急線連絡通路、右上:京急2番線改札口、左下:ターミナルビル内からモノレールを見る、中下右下:ターミナルビル3階0322)

食事処は、ターミナルビル3階の通路を進み、4階の正面江戸舞台両側の江戸小路を入ると、江戸前横町の店舗街、レストラン街にあります。

 江戸舞台と江戸小路の江戸前横丁店舗(:ステージ・江戸舞台、:江戸前横丁店舗0322)

・展望デッキ
羽田空港は、1952年(昭和27)年に米国から返還され、1955年(昭和30)年に日本空港ビルデングターミナルの供用を開始しました。1988年(昭和63年)に新A滑走路が供用開始し、1993年(平成5年)に第1旅客ターミナルの供用が開始しました。続いて1997年(平成9年)に新C滑走路が供用開始し、2000年(平成12年)に新C滑走路が供用開始しました。2004年(平成16年) に第2旅客ターミナルが供用開始し、2010年(平成22年) にD滑走路が完成して新国際線旅客ターミナルが供用開始しました。

 羽田空港滑走路図

ターミナルビル5階に上がると展望デッキに出られます。当日は天気に恵まれて、展望デッキからの展望は絶好な状態で、前方下のエプロン(駐機場)には各航空会社の発着の航空機が多数駐機しており、国内線の第1ターミナルとの中間のA滑走路には、当日の南風の時の着陸はRWY16から侵入し、離陸はRWY34Lから飛び立ちます。第1ターミナルの左方の新管制塔は、D滑走路が見渡せるように2009年10月に完成し、115.7mの日本一の高さがあり現時点で世界でも第3位の高さです。左側の旧管制塔は、高さ77.6mで高さの違いが分かります。 

 羽田国際空港展望デッキからの展望(:羽田国際空港展望デッキ、:デッキから前方を見ると手前に駐機場がありその先にはA滑走路と第1ターミナルが望める、:右の塔は新管制塔で左は旧管制塔0322)

駐機スペースなどがあったターミナルビルの北西端方を眺めると、大型のクレーンや重機が並び、新設建築物の基礎となる工事が大規模に進められており、これは同空港の昼間時間帯の国際線発着枠の年間3万回から6万回への増発に対応し、ターミナルビル本館部を増設するほか、8つの搭乗ゲート・駐機スポットを備えるサテライトを建設するもので、2014年3月末に供用して開始の予定です。

 ターミナルビルの西北方は国際線発着増発に備えて拡張工事が進む(:ターミナルビルの西北方は拡張工事が進む0322、右:国際ターミナルの拡張工事(東京ベイ経済新聞2013年2月撮影))

羽田空港国際線旅客ターミナルに就航している現在の航空会社は、日本の航空会社が全日空(All Nippon Airways)と日本航空(Japan Airlines)の2航空会社で、韓国が2航空会社、中国・台湾が6航空会社、アメリカが3航空会社、イギリス、タイ、マレーシア、インドネシア、シンガポールが各1航空会社の計18社の航空機が発着しています。なお、2013年6月からアラブ首長国連邦の航空会社と、2014年夏季からフランスの航空会社が就航を予定しており、さらにイギリスの航空会社が2014年春より成田から移行を予定しています。

 エプロンに駐機中の各航空会社の航空機(:駐機場のキャセイパシフィック航空Cathay Pacific航空機、:駐機場のチャイナエヤラインChina Airlines航空機、:駐機場の中国国際航空Air China航空機0322)

羽田空港には、A~D滑走路の4本の滑走路があり、滑走路のそれぞれの端部は、飛行機から見てどの方向を向いているのかが、数字によって示されています。例えば、A滑走路を南方面に離陸する場合、北(16R)方向から滑走路に進入するため、進入口には「16R」と呼びます。なお、数字の後の「R」は右(RIGHT)を、「L」は左(LEFT)を表しおり、A滑走路とC滑走路が並行しているため、数字の後に「R」または「L」をつけて区別しています。滑走路の使用は、日中南風時の離陸は北方面へはC滑走路の(16L)で、 南方面へはA滑走路の(16R)であり、着陸は北方面へがD滑走路の(23)で、 南方面へがB滑走路の(22)です。

 A滑走路を運行する各社の航空機(:A滑走路を進む全日空機、:A滑走路のから離陸するスターフライヤー機、:着陸して駐機場に進む日本航空機0322)

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