
kan-haru blog 2010 東京ミッドタウンから見たヴルストマルクト会場
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4月28日から 5月9日まで東京ミッドタウンのミッドタウン・ガーデン芝生広場で、世界最大のワイン祭り『ヴルストマルクト』の第1回が開催されましたので、2002年の夏に出かけたドイツ旅行を懐かしみ、5月4日に東京ミッドタウンのミッドタウン・ガーデン芝生広場の会場で、17時に家族と落ち合いました。東京ミッドタウンには、大森町から都営地下鉄浅草線大門で都営大江戸線に乗り換えて六本木下車して8番出口から直結です。

東京ミッドタウン地図
ヴルストマルクト
ドイツといえば、ソーセージとワインにビールが印象深い国です。昨年は日比谷公園で開催された、世界の最大のビール祭りであるドイツバイエルン州のミュンヘン市西のテレージエンヴィーゼで開催のオクトーバーフェスト(Oktoberfest)(「イベント 日比谷公園 日比谷オクトーバーフェスト2009でミュンヘンの想い出にひたる(その1~2)」参照)に出かけました。
ヴルストマルクトは、600年ほど前、各地を回る巡礼者のために巡礼教会がソーセージとワインの市を立てたのが始まりだそうで、昔「聖ミヒャエル市」という名称により州立浴場で開催されたマルクト(市)は、莫大な量のソーセージが消費されることから『ヴルストマルクト』(Wurstmarkt・ソーセージ市)と改名され今日まで続いているのです。バート・デュルクハイム(Bad Dürkheim)での祭りの開催期間中に街を訪れる人数はおよそ60万人と云われ、世界最大のワイン祭りと謳われ今年は594回目です。
ヴルストマルクトが開催されるバート・デュルクハイムは、南ドイツの西北のラインラント・プファルツ州の東部(ドイツ南部地図参照)にあり、マンハイムの西方で、カイザースラウテルンの東方の中間地点の田舎町(ラインラント・プファルツ州南東部地図参照)です。
バート・デュルクハイムの環境は、プフェルツァー・ヴァルトの森自然公園(バート・デュルクハイム周辺地図参照)とドイツ・ワイン街道沿い(ドイツワイン街道地図参照)のブドウ畑の丘陵の間に位置し、アルプス以北では最も温暖な気候の街です。

ドイツ ラインラント・プファルツ州 バート・デュルクハイム周辺地図 ドイツワイン街道地図(右からドイツ南部地図、ラインラント・プファルツ州南東部地図、バート・デュルクハイム周辺地図、ドイツワイン街道地図 クリックで地図表示)
ヴルストマルクトin 東京ミッドタウン
ヴルストマルクトin 東京ミッドタウンは、ドイツ発祥の世界最大のワイン祭りが日本に初上陸して、ゴールデンウイークを挟んだ4月29日から5月9日までの、平日は16時から、土、日、祝は12時から22時までミッドタウン・ガーデン芝生広場で開催されました。

ヴルストマルクトin 東京ミッドタウンのパンフレット
会場のミッドタウン・ガーデン芝生広場に行くと、広場の奥にはお店が並びその前に立ち席テーブルが置かれてあり、芝生右側には木製のテーブルと椅子が置かれたテント席がありますので、テーブルや芝生に座ってジャーマンフードを満喫しながら、のんびりとワイングラスを傾けて飲み比べなどをしてて楽しんでいました。

ヴルストマルクでは思い思いの場所でワインを楽しむ(左:お店の前の立ちテーブル席、中:芝生の横のテントには木製テーブル・椅子席がある、右:テント席から芝生席を見る)
ヴルストマルクトのお店は3軒が出店しており、左のCafezeitカフェのお店でブレッツエルなどのパン、野菜とオリーブのトッピングフォカッチャやソフトドリンクなどを、200円から650円の価格で売っていました。隣の店のFranz Grillではカリーヴルストや4種類ソーセージ盛り合わせなどのジャーマンフードを500円から数千円の価格で売っていました。右側のDürkheimer Riesenfaßと大きな看板を掲げたお店では、生産地域が6州の本場のワインを売っており、600円のグラスワインから4つ房級の高級ワインまでの各種のワインが味わえます。

ワインやジャーマンフードなどを売るお店(左上:パン、フォーカッチャやソフトドリンク等を売るお店、中上・右上:パンやソーセージ等を売るお店、左下・中下・右下:巨大な樽を掲げたワインを売るお店)
のんびりとワイングラスを傾けながらジャーマンフードを満喫し、ワインの飲み比べをしたりして日没後の都会ならではの雄大な夜景を眺めながら喉を潤す贅沢なひと時は、緑豊かな六本木の空の下で初夏の日没後の涼風がドイツの夏にそっくり気候であり、2002年夏に訪れたヒルシュガルテンのミュンヘンの最大のビアガーデンの公園を懐かしく思いだしました。早速、各自思い思いのワインを注文して、ソーセージをつまみにしてドイツの祭りの気分にひたりました。
ドイツに毎年出かけている家族が注文したワインショーレ(Weinschorle)は、ワインと炭酸をハーフ・ハーフにしたヴルストマルクトの名物的な飲み物です。このワインの由来は、ある暑い夏の日にフランケン地方を訪れて喉が渇いていたナポレオンが、美しい女性が差し出したワイングラスを受け取り、そばにあった湧き出る泉から水をグラスにとりワインで割って、Toujours l `amour (トゥジュール・ラムール)“ 愛よ永遠 “にと高らかに叫びました。フランス語を理解できない地元民は、この飲み物のことを言ったものと勘違いして、それが現在の名前のショーレになったのだと伝えられています。

ワインとジャーマンフード(左:人気のソーセージ詰め合わせ、中:ワインショーレ、右:グラスワイン)
会場では、アコーディオン奏者のヘルツレ・ヴォルフガングさんを中心として音楽を奏でて会場を廻って場を盛り上げています。ドイツ地方の音楽を聴きながら白ワインを呑み比べて楽しんでいると、初夏の暮れ行く夜はドイツの風景が浮かんできます。

アコーディオンでドイツ音楽を奏で場を盛り上げてくれる(左・中・右写真拡大)
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・カテゴリー別Index イベント総目次 2009年版、2008年版、2006・2007年版 へ
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次回 イベント 押上でスカイツリーを見て 和食料理で異業種交流会H11メトロの暑気払い へ
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4月28日から 5月9日まで東京ミッドタウンのミッドタウン・ガーデン芝生広場で、世界最大のワイン祭り『ヴルストマルクト』の第1回が開催されましたので、2002年の夏に出かけたドイツ旅行を懐かしみ、5月4日に東京ミッドタウンのミッドタウン・ガーデン芝生広場の会場で、17時に家族と落ち合いました。東京ミッドタウンには、大森町から都営地下鉄浅草線大門で都営大江戸線に乗り換えて六本木下車して8番出口から直結です。

東京ミッドタウン地図
ヴルストマルクト
ドイツといえば、ソーセージとワインにビールが印象深い国です。昨年は日比谷公園で開催された、世界の最大のビール祭りであるドイツバイエルン州のミュンヘン市西のテレージエンヴィーゼで開催のオクトーバーフェスト(Oktoberfest)(「イベント 日比谷公園 日比谷オクトーバーフェスト2009でミュンヘンの想い出にひたる(その1~2)」参照)に出かけました。
ヴルストマルクトは、600年ほど前、各地を回る巡礼者のために巡礼教会がソーセージとワインの市を立てたのが始まりだそうで、昔「聖ミヒャエル市」という名称により州立浴場で開催されたマルクト(市)は、莫大な量のソーセージが消費されることから『ヴルストマルクト』(Wurstmarkt・ソーセージ市)と改名され今日まで続いているのです。バート・デュルクハイム(Bad Dürkheim)での祭りの開催期間中に街を訪れる人数はおよそ60万人と云われ、世界最大のワイン祭りと謳われ今年は594回目です。
ヴルストマルクトが開催されるバート・デュルクハイムは、南ドイツの西北のラインラント・プファルツ州の東部(ドイツ南部地図参照)にあり、マンハイムの西方で、カイザースラウテルンの東方の中間地点の田舎町(ラインラント・プファルツ州南東部地図参照)です。
バート・デュルクハイムの環境は、プフェルツァー・ヴァルトの森自然公園(バート・デュルクハイム周辺地図参照)とドイツ・ワイン街道沿い(ドイツワイン街道地図参照)のブドウ畑の丘陵の間に位置し、アルプス以北では最も温暖な気候の街です。

ドイツ ラインラント・プファルツ州 バート・デュルクハイム周辺地図 ドイツワイン街道地図(右からドイツ南部地図、ラインラント・プファルツ州南東部地図、バート・デュルクハイム周辺地図、ドイツワイン街道地図 クリックで地図表示)
ヴルストマルクトin 東京ミッドタウン
ヴルストマルクトin 東京ミッドタウンは、ドイツ発祥の世界最大のワイン祭りが日本に初上陸して、ゴールデンウイークを挟んだ4月29日から5月9日までの、平日は16時から、土、日、祝は12時から22時までミッドタウン・ガーデン芝生広場で開催されました。

ヴルストマルクトin 東京ミッドタウンのパンフレット
会場のミッドタウン・ガーデン芝生広場に行くと、広場の奥にはお店が並びその前に立ち席テーブルが置かれてあり、芝生右側には木製のテーブルと椅子が置かれたテント席がありますので、テーブルや芝生に座ってジャーマンフードを満喫しながら、のんびりとワイングラスを傾けて飲み比べなどをしてて楽しんでいました。

ヴルストマルクでは思い思いの場所でワインを楽しむ(左:お店の前の立ちテーブル席、中:芝生の横のテントには木製テーブル・椅子席がある、右:テント席から芝生席を見る)
ヴルストマルクトのお店は3軒が出店しており、左のCafezeitカフェのお店でブレッツエルなどのパン、野菜とオリーブのトッピングフォカッチャやソフトドリンクなどを、200円から650円の価格で売っていました。隣の店のFranz Grillではカリーヴルストや4種類ソーセージ盛り合わせなどのジャーマンフードを500円から数千円の価格で売っていました。右側のDürkheimer Riesenfaßと大きな看板を掲げたお店では、生産地域が6州の本場のワインを売っており、600円のグラスワインから4つ房級の高級ワインまでの各種のワインが味わえます。

ワインやジャーマンフードなどを売るお店(左上:パン、フォーカッチャやソフトドリンク等を売るお店、中上・右上:パンやソーセージ等を売るお店、左下・中下・右下:巨大な樽を掲げたワインを売るお店)
のんびりとワイングラスを傾けながらジャーマンフードを満喫し、ワインの飲み比べをしたりして日没後の都会ならではの雄大な夜景を眺めながら喉を潤す贅沢なひと時は、緑豊かな六本木の空の下で初夏の日没後の涼風がドイツの夏にそっくり気候であり、2002年夏に訪れたヒルシュガルテンのミュンヘンの最大のビアガーデンの公園を懐かしく思いだしました。早速、各自思い思いのワインを注文して、ソーセージをつまみにしてドイツの祭りの気分にひたりました。
ドイツに毎年出かけている家族が注文したワインショーレ(Weinschorle)は、ワインと炭酸をハーフ・ハーフにしたヴルストマルクトの名物的な飲み物です。このワインの由来は、ある暑い夏の日にフランケン地方を訪れて喉が渇いていたナポレオンが、美しい女性が差し出したワイングラスを受け取り、そばにあった湧き出る泉から水をグラスにとりワインで割って、Toujours l `amour (トゥジュール・ラムール)“ 愛よ永遠 “にと高らかに叫びました。フランス語を理解できない地元民は、この飲み物のことを言ったものと勘違いして、それが現在の名前のショーレになったのだと伝えられています。

ワインとジャーマンフード(左:人気のソーセージ詰め合わせ、中:ワインショーレ、右:グラスワイン)
会場では、アコーディオン奏者のヘルツレ・ヴォルフガングさんを中心として音楽を奏でて会場を廻って場を盛り上げています。ドイツ地方の音楽を聴きながら白ワインを呑み比べて楽しんでいると、初夏の暮れ行く夜はドイツの風景が浮かんできます。

アコーディオンでドイツ音楽を奏で場を盛り上げてくれる(左・中・右写真拡大)
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