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kan-haruの日記

旅ものがたり 徳島鳴門旅行 八木の鼻漁港さびき釣り、鳴門渦潮水中観測船、淡路島周遊(第3日目その3)

2011年02月06日 | 旅ものがたり
kan-haru blog 2011 神戸淡路鳴門自動車道を淡路島から鳴門に戻る    

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淡路島に寄り道し高松への帰路に向かう
徳島鳴門旅行の目的であった鳴門の渦潮を見たので、折角四国の東端に来たので鳴門海峡の対岸にある兵庫県の淡路島に寄り道して昼食をとった後、高松空港へと向かい帰路につきました。

 鳴門から淡路島へ 

・大鳴門橋
淡路島へは、亀浦観光港観潮船乗り場から、宿泊したルネッサンスリゾートナルトの前に戻り、鳴門北インターチェンジから神戸淡路鳴門自動車道に入り、鳴門の渦潮の上の鳴門海峡に架かっている大鳴門橋を渡ります。
大鳴門橋は、徳島県鳴門市鳴門町土佐泊浦と兵庫県南あわじ市福良丙間の鳴門海峡の最狭部を結ぶ吊り橋で、1985年 (昭和60年)6月に開通しました。橋長は1,629mで、中央径間は876mで、幅員は25mで、主塔の高さは144.3mあり、橋は上下2層式となっております。上部は片側3車線の道路で、現在は計6車線の内の中央の4車線を使用しており、下部は将来的に鉄道を通すことが出来る構造となっています。

 大鳴門橋(:大鳴門橋空中写真Google、:大鳴門橋鳴門側橋脚(再掲)、:橋脚は渦潮への影響を最小限に抑えるために多柱基礎構造を採用(再掲))

1985年 (昭和60年)6月に開通当時は、東洋一の吊り橋として完成してから、旅行の年の2010年6月は大鳴門橋開通25周年を迎え、6月には大々的なイベントが行われた様です。
イベントの内容を見ると6月6日に、鳴門市文化会館でベートーヴェン「第九」交響曲演奏会が開かれ、第1日目の俘虜収容所におけるドイツ兵捕虜によりベートーヴェンの交響曲「第九」の全曲の演奏のドイツ館での模擬展示(「旅ものがたり 徳島鳴門旅行 四国霊場(一・二番札所)、大塚国際美術館、鳴門のうず潮を巡る (その2)」参照)が想い起こされ、同6日には阿波踊り in 渦の道でのイベントの、渦月連による阿波踊りの演舞(「旅ものがたり 徳島鳴門旅行 四国霊場(一・二番札所)、大塚国際美術館、鳴門のうず潮を巡る (その3)参照」)については、ホテル第1夜でかげつ連出演の阿波踊りが披露され本場の踊りが堪能でき、徳島鳴門旅行の良い思い出が残っています。

 鳴門旅行の思い出の一コマ(左:俘虜収容所におけるベートーヴェンの交響曲「第九」演奏の再現場面[ドイツ館にて]、右:渦月連による阿波踊りの演舞[ホテルにて])

・淡路島
瀬戸大橋を渡ると兵庫県の淡路島で、島は北東から南西へかけて細長く伸びて南北が約53kmで、東西が約22km、周囲が約203kmであり、島の北部は幅が5kmから8kmと細く、南部では幅が拡がっています。面積は、592.26km²で対馬に次いで第7位の大きさであり、鳴門から入ると南あわじ市で、北に向かって洲本市、淡路市と続きます。地形は、北部と南部が淡路山地で山地急斜面は海岸まで迫ります。中南部は淡路平野で占められ、気候は温暖であるが、冬季に雨が少ない瀬戸内海式気候に属しています。このため多くの農業用ため池があり、島内では23,000を超えるそうです。

 南あわじ市阿那賀鎧崎(淡路島には農業用ため池が多い)

淡路島は地理不案内であるがとりあえず瀬戸大橋を渡り、淡路島南インターチェンジで神戸淡路鳴門自動車道から降りて、西海岸沿いに進んでもお店が1軒も見当たらず、南あわじウインドウファーム風車が並んでいるだけで、このあたりは民宿が多くあり夏場の海水浴場のようです。
時間は午後3時近くになり、まだ昼食が済んで無いので、ユータンして戻り兜崎にたった1軒の食事処「坂口荘」がありましたので、瀬戸内海の活魚料理で遅い昼食をとりました。

 鎧崎の食事処で遅い昼食をとる(写真拡大)

淡路島では見物する余裕の時間が無いので移動しながら、大見山の2004年3月にタワーの高さが97.5mで翼の直径が75mの風力発電機が導入されており、現在日本最大級の発電力を誇る15基(1基の発電能力200kw)の風力発電機が立ち並ぶ風景を車窓から見ましたが、なかなかの壮観でした。

 南あわじウインドウファーム風車(・右写真拡大)

・札所83番一宮寺に寄り道して高松空港へ
淡路島での昼食後大鳴門橋を鳴門に戻り、高速道を高松東道路に移り途中のサービスエリアで小休止し、一路西へと進み高松中央インターチェンジで高速道を降りて、県道172号を南に進むと一宮町交差点です。交差点の南西に第83番札所一宮寺がありますので、寄り道して門前に着いたら午後5時20分過ぎでしたので、札所は閉門となっていました。

 札所83番一宮寺

一宮寺(香川県高松市一宮町607)の創建は、わが国に仏教が伝来して約160年後の歴史を誇ります。開基は、奈良仏教の興隆の礎を築いた義淵僧正で、当時は大宝院と呼ばれ、南都仏教の一つ法相宗の普及をはじめました。また、大同年間に弘法大師が訪れ約106cmの"聖観音" 聖観世音菩薩を彫造し、伽藍の再興にあたり、この時に真言宗に改宗されました。一宮寺も、天正の兵火により灰燼に帰しました。本堂は、1701年(元禄14年)に十方施主により再建されました。平成18年に竣工の護摩堂前の石灯籠は、西村金造氏の創作の灯篭です。
さすが11月23日ですので、秋のつるべ落としであたりは見る見る暗くなってきましたが、暗い中の一宮寺をお参りさせて頂きました。

 第83番札所一宮寺(左上:境内側から見た仁王門、中上:西門、右上:、左下:大師堂、中下右下:護摩堂)

一宮寺のお参りをして、高松空港に向かいレンタカーを返して、予定通り空港19時10分発ANA540便にて羽田空港には20時20分に到着して、楽しい旅も無事に終わりました。

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