kan-haru blog 2012 上下線ホーム移設伸延2008年5月2日
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雑色駅の変遷
1901年(明治34年)2月の雑色駅の開業当初は第1京浜国道上にありましたが、1923年(大正12年)4月に専用軌道となり現在位置に駅ホームが移転しました。

高架駅工事前の雑色駅(左:雑色駅中央口、中:下り線ホーム、右:雑色駅西口20080114)
1945年(昭和20年)の世界大戦で戦災を受け復旧して開通したが、1979年(昭和54年)の改良工事で6輌編成用にホームを伸延し、それまでの構内踏切を廃止して地下通路になりました。

雑色駅地下道(左・中:上りホーム地下階段、右:下りホーム地下階段20080114)
ホーム改良工事の際、将来の高架化工事のために、雑色第1踏切南方の海側に工事車両のヤードが設けられました。

雑色第1踏切から北方のホームと南方の工事ヤードを見る(左:第1踏切北方の雑色駅ホーム、中・右:第1踏切南方の工事ヤード20080227)
・雑色高架駅工事の準備
雑色駅の高架駅化工事のため、上下線ホームの架設化が行われ、利用サービスのため改札口を入るとホームまでの段差にスロープが設置されました。

雑高架駅化工事のためホームの仮設化と利用サービスのためスロープの設置(左上・中上:高架工事のためホームの仮設化20080422、右上・左下:上り線ホームにスロープ設置20080402、中下・右下:下り線ホームにスロープ設置20080422)
雑色高架駅築造のため、上り線改札が改札機と階段が川崎方向に移動して、スロープが架け替えられて、線路側の壁面が一部削減の変更が行われました。また、上下線のホームが、川崎方に約10m伸延(Top写真参照)しました。

高架駅築造のため上り改札が変更される(左:上り改札の変更のおしらせ、中:上り線改札の雑色駅西口、右:上り改札の変更20080422)
雑色高架駅の築造工事のため、上下線ホームは各種の変更が行われましたが、2008年5月18日現在の雑色駅構内図を示します。

雑色駅構内図20080518
雑色駅上下線ホーム間には連絡の地下通路がありますが、この地下通路の階段の位置が、高架橋駅の橋脚部に重なるため、階段の幅員を段階的に狭くする工事を行います。

地下連絡通路工事(左写真:上りホームで閉鎖の地下通路階段、右:8月下旬完了後の地下通路20080528)
地下通路工事は、先ず上りホームの品川寄りの地下階段を閉鎖して、下りホームの階段の幅員を2.5mに縮小されます。次いで7月上旬からは、下りホームの京急川崎寄りの地下階段が閉鎖され、品川寄りの階段の幅員が1.5mに縮小されます。

地下通路工事は2期に分けて実施(1期工事:2008年5月27日~6月下旬、2期工事:同7月上旬~8月下旬)
・高架橋駅築造の基礎杭打設工事
工事機による駅構内の高架工事の予定は、お知らせによると品川方面から工事機械が入り移動して工事を行い、川崎方面に抜けるまでの工事期間が2008年5月から2009年4月の予定となっています。

駅構内高架工事予定のお知らせ
工事機による雑色駅ホーム上の基礎杭打設は、工事機を南方に移設しながら工事が行われていました。

工事機による基礎杭打設工事(左:下りホーム上から見た移設工事機、中:京急蒲田第12踏切見た移設工事機、右:上りホーム上から見た移設工事機20080729)
基礎杭打設工事は、工事機の南側窓から行われホーム上には工事囲いシート(左・中写真参照)で覆ってあります。また、上りホーム地下通路階段は、2期工事により川崎側の階段が閉鎖され、京急蒲田側階段の通路幅が狭められていました。

上りホームの基礎杭打設工事(左:工事囲いシートで覆って行われている基礎杭打設、中:基礎杭打設工事囲いと地下通路階段、右:幅が狭められた地下通路階段20080729)
・駅施設改良工事
雑色駅構内の上りホームの改札口に車椅子対応の自動改札機を設置する改修工事が行われ、2008年9月2日の始発から使用が開始されました。

雑色駅改札改修工事のおしらせ
・工事機が2基で同時に駅ホーム上の工事を開始
最初の工事機による雑色駅ホーム上の基礎工事は南方に移動し、同8月27日には下りホームのほぼ中央部で基礎杭の打設を行っていました。同9月4日には工事機の位置は移動していませんが、下りホームの基礎工事は終了しました。同日には2基目の工事機が京急蒲田第12踏切を越えて、駅ホームの構内に移動して1基目の工事機と同時に構内での高架化工事が始まりました。

2基の工事機による雑色駅ホーム上の基礎工事(左:1基目の工事機によるホームの基礎杭工事、中・右:2基目の工事機によるホームの基礎杭工事2008年9月4日)
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毎月1日付けのIndexには、前月の目次を掲載しております(12月分掲Indexへ)
・カテゴリー別Index 大森町界隈あれこれ 京浜急行関連総目次 : 2011年前期版、2011年後期版、2012年前期版、2012年後期(2)版 へ
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雑色駅の変遷
1901年(明治34年)2月の雑色駅の開業当初は第1京浜国道上にありましたが、1923年(大正12年)4月に専用軌道となり現在位置に駅ホームが移転しました。

高架駅工事前の雑色駅(左:雑色駅中央口、中:下り線ホーム、右:雑色駅西口20080114)
1945年(昭和20年)の世界大戦で戦災を受け復旧して開通したが、1979年(昭和54年)の改良工事で6輌編成用にホームを伸延し、それまでの構内踏切を廃止して地下通路になりました。

雑色駅地下道(左・中:上りホーム地下階段、右:下りホーム地下階段20080114)
ホーム改良工事の際、将来の高架化工事のために、雑色第1踏切南方の海側に工事車両のヤードが設けられました。

雑色第1踏切から北方のホームと南方の工事ヤードを見る(左:第1踏切北方の雑色駅ホーム、中・右:第1踏切南方の工事ヤード20080227)
・雑色高架駅工事の準備
雑色駅の高架駅化工事のため、上下線ホームの架設化が行われ、利用サービスのため改札口を入るとホームまでの段差にスロープが設置されました。

雑高架駅化工事のためホームの仮設化と利用サービスのためスロープの設置(左上・中上:高架工事のためホームの仮設化20080422、右上・左下:上り線ホームにスロープ設置20080402、中下・右下:下り線ホームにスロープ設置20080422)
雑色高架駅築造のため、上り線改札が改札機と階段が川崎方向に移動して、スロープが架け替えられて、線路側の壁面が一部削減の変更が行われました。また、上下線のホームが、川崎方に約10m伸延(Top写真参照)しました。

高架駅築造のため上り改札が変更される(左:上り改札の変更のおしらせ、中:上り線改札の雑色駅西口、右:上り改札の変更20080422)
雑色高架駅の築造工事のため、上下線ホームは各種の変更が行われましたが、2008年5月18日現在の雑色駅構内図を示します。

雑色駅構内図20080518
雑色駅上下線ホーム間には連絡の地下通路がありますが、この地下通路の階段の位置が、高架橋駅の橋脚部に重なるため、階段の幅員を段階的に狭くする工事を行います。

地下連絡通路工事(左写真:上りホームで閉鎖の地下通路階段、右:8月下旬完了後の地下通路20080528)
地下通路工事は、先ず上りホームの品川寄りの地下階段を閉鎖して、下りホームの階段の幅員を2.5mに縮小されます。次いで7月上旬からは、下りホームの京急川崎寄りの地下階段が閉鎖され、品川寄りの階段の幅員が1.5mに縮小されます。

地下通路工事は2期に分けて実施(1期工事:2008年5月27日~6月下旬、2期工事:同7月上旬~8月下旬)
・高架橋駅築造の基礎杭打設工事
工事機による駅構内の高架工事の予定は、お知らせによると品川方面から工事機械が入り移動して工事を行い、川崎方面に抜けるまでの工事期間が2008年5月から2009年4月の予定となっています。

駅構内高架工事予定のお知らせ
工事機による雑色駅ホーム上の基礎杭打設は、工事機を南方に移設しながら工事が行われていました。

工事機による基礎杭打設工事(左:下りホーム上から見た移設工事機、中:京急蒲田第12踏切見た移設工事機、右:上りホーム上から見た移設工事機20080729)
基礎杭打設工事は、工事機の南側窓から行われホーム上には工事囲いシート(左・中写真参照)で覆ってあります。また、上りホーム地下通路階段は、2期工事により川崎側の階段が閉鎖され、京急蒲田側階段の通路幅が狭められていました。

上りホームの基礎杭打設工事(左:工事囲いシートで覆って行われている基礎杭打設、中:基礎杭打設工事囲いと地下通路階段、右:幅が狭められた地下通路階段20080729)
・駅施設改良工事
雑色駅構内の上りホームの改札口に車椅子対応の自動改札機を設置する改修工事が行われ、2008年9月2日の始発から使用が開始されました。

雑色駅改札改修工事のおしらせ
・工事機が2基で同時に駅ホーム上の工事を開始
最初の工事機による雑色駅ホーム上の基礎工事は南方に移動し、同8月27日には下りホームのほぼ中央部で基礎杭の打設を行っていました。同9月4日には工事機の位置は移動していませんが、下りホームの基礎工事は終了しました。同日には2基目の工事機が京急蒲田第12踏切を越えて、駅ホームの構内に移動して1基目の工事機と同時に構内での高架化工事が始まりました。

2基の工事機による雑色駅ホーム上の基礎工事(左:1基目の工事機によるホームの基礎杭工事、中・右:2基目の工事機によるホームの基礎杭工事2008年9月4日)
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