kan-haru blog 2012 上り線高架ホームが移設し拡幅板張りホームの分解が進む 更新動画を追加Ⅱ版2014.8.14
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第2工区工事(続)
・下り線在来ホーム
高架化前の梅屋敷駅は、駅両端が踏切に挟まれて4輌編成しか停車できない、上下線の独立改札口を有したホームでしたので、6輌編成の列車は横浜方の2輌はドアーカットが行われていました。しかし、上り線の高架化運用により、上り高架ホームではドアーカットは行なわなくても済むようになりましたが、まだ、下り線の在来ホームではドアーカットが行われています。
梅屋敷駅下り線列車では横浜方の2輌がドアーカット(左:下り線列車のドアーカット、中・右:下り線横浜方2輌はドアーカット0513)
5月13日から、上り線高架化運用の列車は、ホームが第1京浜国道側の在来地上下り線ホームの仮ホームから、反対の西方の本来の上り線高架ホームに移設されました。そのため、それまで在来下り線側の改札口を、上下線で共用していたのを、旧来の様に西口改札口を復活させ、東口改札口は下り線専用に戻り羽田空港・横浜方面専用改札口となり、乗車の間違いの無いように案内人が対応しています。下り線在来ホームでは、仮上り線高架ホームへの仮階段通路とエレベータの使用を停止し、閉鎖して旧来の下り線専用ホームに戻りました。
上り線高架移設で地上ホームは旧来の下り線専用駅となる(左上:羽田空港・横浜方面専用改札口案内板、中上:羽田空港・横浜方面専用改札口、右上・左下:閉鎖された東側高架ホームへの仮階段通路、中下・右下:閉鎖された東側高架ホームへのエレベータ0513)
・移設された本来の上り線高架ホーム
13日に移設された本来の梅屋敷駅上り線高架ホームは、地上ホームが4輌長であるため、大森町方の商店街通りガード(大森町第4踏切)上に、2輌編成分のホーム長を延伸してあり6両編成が停車できます。改札口からの高架ホームへの通路の駅設備は、大森町方寄り(北方)にはエレベータが設置されています。
移設された梅屋敷駅上り線高架ホーム1(左:大森町第4踏切上にホーム長を延伸された高架ホーム、中:大森町方に延伸された高架ホーム、右:上り線高架ホームの最北方駅設備のエレベータ0513)
梅屋敷駅上り線高架ホームの駅設備は、大森町駅側から南に順にエレベータ、エスカレータ、待合室と階段と並んで設置されています。駅設備のエスカレータと階段は、踊り場まで設置され、踊り場から地上までは仮設の階段で結ばれています。(梅屋敷駅構内図参照クリック)
移設された梅屋敷駅上り線高架ホーム2(左上・中上:エレベータ南方の駅設備エスカレータ、右上・左下:エスカレータ南方の駅設備待合室、中下・右下:待合室南方の駅設備階段0513)
・移設前に使用していた仮上り線高架ホーム
13日に移設する前の仮上り線高架ホームは、第1京浜国道側に築造された下り線用の高架ホームに、上り線線路まで板張で拡幅したホームを、仮上り線ホームとして在来下り線ホームとの間をエレベータと踊り場までを仮設階段で結び運用していました。なお、踊り場から高架ホームまでは、下り線高架ホーム用の専用エスカレータと専用階段を使用していました。
移設前の仮上り線高架ホーム(左・中・右写真拡大)(再掲)
5月30日に見えると、仮上り線高架ホームとして使用していた板張拡幅ホームの板張の分解作業が、下り線高架ホーム側から行われていました。
仮上り線高架橋駅として使用していた拡幅板張りホームの分解工事(左・中・右0530写真拡大)
ホーム拡幅板の分解工事は、京急蒲田駅方の末端部では、板がはぎ取られて土台梁部のみと分解が進んでいます。
ホーム拡幅板張りは京急蒲田方では板がはぎ取られ土台梁となる(左・中・右0530写真拡大)
6月3日に見ると、板張拡幅ホームの板張の分解作業が、大森町駅方末端部でもかなり進んでいました。
大森町駅方の拡幅板張りホームの撤去も進む(左・中・右0603写真拡大)
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