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kan-haruの日記

風景・風物詩 東京の花火 明治神宮外苑を彩る光と音の競演

2008年08月19日 | 風景・風物詩
kan-haru blog 2008

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花火大会
夏の風物詩はなんと云っても花火で、最近7、8月に全国で開催される花火大会の数は大変に増えており、開催地により特色のある花火の観賞ができます。
多くの花火大会も、その中で知名度の高い大会は、歴史のある隅田川の花火大会と、長尺物を打ち上げる長岡花火が群をぬいています。

花火観賞には殆ど出かけていないのですが、最近見に行った花火大会はブログ開始時の2006年に、一度は見たいと思っていた正三尺玉を打ち上げる長岡の花火大会(「旅ものがたり 長岡花火大会と奥只見・八海山 その1、2」参照)が再近の見物です。

過去の花火見物といえばかなり古く、1950~70年代に両国花火を数回見たことと、現在は中止の丸子多摩川花火大会に、その後には いたばし花火大会、茅ヶ崎花火大会、大田区平和都市宣言記念「花火の祭典」に出かけた程度です。

今年の7月20日の午後、横浜みなとみらい万葉倶楽部に出かけたところ、埠頭方向に沢山の浴衣姿のペアーやグループが移動しており、横浜開港記念みなと祭国際花火大会であることに気が付きました。この雰囲気を見て、当日の花火の見物はできませんでしたので、夏の風物詩花火大会の感触を味わいたくなり、8月に入って開催の都心の花火大会のなかで、7日開催の神宮外苑花火大会か、10日開催の東京湾大華火大会のどちらかを観賞することにしました。

 神宮外苑花火大会(右:国立競技場客席配置図)

神宮外苑花火大会の見物
間際の花火大会参加ですので、入場券は東京湾大華火大会の入場整理券は無くなっており、神宮外苑花火大会も指定席券は売り切れで、自由席券は多少残っていました。
神宮外苑の見物席は、神宮球場、国立競技場、秩父宮ラグビー場、神宮軟式球場の三会場です。入場券は、まだ入ったことのない国立競技場を選択して、インターネットで申し込み、セブンイレブンで受け取りました。

 8月7日入場の明治神宮外苑花火大会の国立競技場

開場は17時ですので、大森町からは都営地下鉄浅草線大門で乗り換えて、大江戸線国立競技場駅には16時半頃着いて、国立競技場入口の自由席券入場列の後尾に並びました。
入場は、指定席券の観客から入り始め、自由席入場の行列は後方のため座席位置はホーム側で、バックスタンドの近くとなりました。客席の位置は、入口通路から昇り降りをしない通路前面の席を選びましたので、グランド面からは1/3位の高さのところです。


国立競技場では18時30分から、Berryz工房、℃-ute、Buono! 他のゲスト出演のアトラクションがありましたが、自由席からは仮設舞台の出演者の姿は豆粒で、表示ボードの大画面を振りかえって見えるだけなので、音声の歌声を聞くだけで時間の経過が大変長く感じました。


当日の天気は、薄曇りの晴れで気温が高く、満員の会場の熱気で蒸し暑い日でしたが、日が暮れて来て、競技場のバックグランドの競技場と無人の観客席への放水により、少しばかり涼風が感じられてきました。薄暗くなり、競技場の間引いたライトが点火されると、周囲の空はすっかり暗くなりました。


19時30分になり、最初の花火が打ち上げ開始され、連発して切れ目なく花火が開き観客席から歓声があがりました。当日の花火は、1万発がうたいの打ち上げですが、号数の最大が4号玉なので開く輪が小さいのを、多数の同時打ち上げにより繕うのですが、尺玉の大輪には敵わず豪華さがなくやや期待外れでした。ただ、打ち上げ音だけが大きく、さらにそれが競技場の観客席に反射して、花火の打ち上げ音は大変と賑やかでありました。
ただ、花火大会では、多量に打ち上げの花火の彩のあやと、周囲にこだまする音は、会場に来た者だけが実感できます。


20時30分に打ち上げが終わり16万の人が一斉に帰りますので、混雑を避けるため20分前には会場を出て、国立競技場駅から帰宅しました。
都心の花火を見ての感想は、大輪が天空いっぱいに開き、色が変化する尺玉の花火のお腹に響く打ち上げ音の感触が醍醐味であるとの感じ方は、4号玉以下の連発打ち上げのスマートさやテクニックを理解できない古い感覚なのでしょうか。


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