鉢は増やさないことにしようと決めたはずである。
ゼラニュームは癖のある植物なので、鹿が口を出さない。
網を掛けなくても元気に育つ。さらに花の色が鮮やかで、育てやすい。
今も元気で次々と花を咲かせている。
挿し芽をし沢山増やして、賑やかな花壇にしようと思い、挿し芽をしてしまった。
元気なゼラニュームが５種類あるので、これらを挿し芽すると・・・・。
花達を挿し芽したり株分けをしたりして増やすと、自分が逝ってしまったら誰が世話をするのだろうか？
花達の死も、目に見えるようである。
最近のニュースは、深刻なものが多い。深刻だからニュースになるのであろうが・・・。
ロシアのウクライナ侵攻は、泥沼状態である。知床の観光船沈没。１２名が行方不明のまま。
山口県のある地方では、各家庭に１０万円づつ配布するお金を、間違って２４歳の男性にすべてを渡してしまった。
返還を迫ったが、全てをインターネットカジノで使ってしまったから、返却出来ないとの事件。
彼の親と村長をはじめ職員が説得したけど、無駄であった。
この男性は、物心ついた時から何を学習してきたのであろうか？
親は何を教えて育てたのであろうか？自分の物と他人の物の区別を教えるのは、親でなくて誰であろう？
親は教えても子供は理解しなかったのであろうか？
自由・平等だけを教え、それだけを学習したのであろうか？
全ての点で、世の中は大きく早く変化しつつある。
長い年月手当てもしないで無理をし続けた結果、ひざを痛めて病院通いをしている。
ついでにリハビリーも受けている。熱心に通い、もうすぐ１年半になる。
百歳体操や公民館の体操教室があると、熱心に出席している。
一度故障した身体はなかなか元に回復することはない。
今日は、JA主催の百歳体操日である。
１０時になったので、機械を操作して映像を映そうとしたが失敗。
慌てて３階から階段を駆け降りてSOSを求め、また階段を駆け上る。
夢中であった。気が付くと痛みも違和感も感じなかった。
いつの間にか筋力が付いていたのであろうか？嬉しかった。
無理や無茶をしないで、大事に感謝しながら使っていこうと思う。
今日も、神や仏に感謝である。
「キャリアウーマン」は、使われなくなった言葉であろうか？
昭和を生きた自分は、まだこの言葉を使いたくなる。
今日は、長年関わってきたJA広島市「ふれあい倶楽部」との最後の日であった。
初めの頃は、事務局員としてJAの職員・Kさんが出席し、事務処理を助けて頂いた。
数年間関わった後、彼女は課長の役職に就き、他の職員が事務局を引き受けた。
あれから数年が過ぎ、彼女に声をかけることはなかった。
今日、JA K支店の会議場に入ると彼女が座っている。
「まさかお別れに来た下さったの？」と訊ねる。まさかそのようなことはない。
「最後の日に貴女に会えるなんて、やはり神や仏は見ておられる！！」と言う。
会議が始まる。なんとテキパキとした司会ぶりであろう。
素晴らしく成長したキャリアウーマンぶりだなーと、ほれぼれ見つめた。
嬉しく感動した１日であった。
昨年度のお米は完売する。我が家の消費米だけが残る。
Hさんと一緒に眼科に行く。視力は落ちる一方である。
診察時に、「死ぬまで本を読みたいのです。」と言ったら、それは大丈夫ですとの返事。
自動車の運転と、本が読めるほどの視力を保ちたい。
そのためには、毎日をどのように過ごしたらよいのかが見えてこない。
パソコンの画面を長く見ないとか、時々遠くの山々を見るとか、眼をくるくる回す運動をするとか、
色々考えながら過ごしている。
８時から、鹿防除用ネット張り。田圃の所有者６軒が総出で作業に当たる。
９人で１１時ごろ終了。、その後、お茶しながらのお喋り会。
気温も低く、太陽も顔を出さず、仕事日和である。
予報では、午前は曇りがちであるが、午後は青空が覗くであろうとのことであった。
暑くもなく、喉が渇くほどでもなく、選ばれた日であった。
今日も、神や仏に感謝の日である。
鉢植えのバラに声を掛けながら、美しさに感謝。
雨上がりの山々は洗われて、すがすがしい新緑に覆われる。
モコモコとした黄緑色の若芽は、気持ちよく笑っているように見える。
新緑の季語に、「山笑う」との言葉があるかどうかは知らない。
我が庭先にも、新緑と花々が次々に咲く。ラベンダーの花盛り。
手で揺らすと、芳香が漂う。
午前中は曇りとの予報に反して、１日中雨。
田圃の水を見回る必要もなく、何処にも出かけることもなく、１日が暮れる。
本を読むでもなく、TVを見るでもなく、ダラダラ・ウトウトして時間を過ごす。
最近珍しい時間の過ごし方である。
日曜日は、田圃に鹿侵入防除用の網張をすることになっている。
共同作業であるが、作業後の「お茶会」が楽しく、有意義である。
このような会合時に必要なのは、「会話力」である。
会話力と言う言葉があるかどうかわからないが、各人の考えが表に現れる。
久しぶりの雨。田圃の水も気にならないし、ゆとりの気分。
農作業で無茶な仕事をしたので、身体の節々が痛む。
午後は公民館で、関節のほぐしの体操講座があった。
習った体操を毎日続けると、身体が喜ぶであろうと思うが、継続が出来ない。
１時間３０分の講習であるが、それだけでも体が軽くなった気分。
気分が向いた時に短時間でも取り組んでみよう。柔らかい体になると、生きやすいだろう。
「健康・運動」を趣味にしたくはないが、介護保険を使わないピンピンコロリが理想である。
午後、公民館で「源氏物語」講座がある。３回目の講座である。
本文の冒頭を読んでから解説をされる。
長年、古典文学を研究され講義された先生である。全てのことに精通されている感がする。
その先生の講義は、私のような素人には内容が豊富過ぎて、消化しきれない面がある。
１の説明に５ぐらいな内容を並べられると、頭が混乱する。
１の中に含まれる内容として、沢山の事柄が出てくるが、それはただの脱線としか受け取らない。
２時間で、冒頭の「桐壺の巻き」の光源氏が生まれたところまで進んだ。１か月に１回の講座である。
５４帖が終わるのはいつのことであろうか？それまでこちらの命が続かない。
もう少しスピードが欲しいと思うが・・・・・。
焦らずに先生のスピードに合わせて楽しもう！！
