田植えをしなければいけないが、老婆一人で出来るだろうかと、
昨夜はベッドに入っても悶々としていた。
田植機に箱苗を乗せ、肥料も積んで田植えをする。
機械を運転するだけではなく、体力が必要である。
田植機を運転して仕事をしている時間より、苗や肥料の乗せる時間のほうが長い。
苗や肥料を機械に乗せるには、体力不足なので休み休み作業をする。
汗ダラダラであるが、曇り空で暑さは感じない。幸いなるかな!
午後の仕事を始めたいと田圃に出かけると、「お手伝いをします。」と言って、
近所の男性が来て、機械に乗って仕事を始める。
老女は、箱苗を移動したり、肥料をバケツに入れたりしながら、仕事ぶりを眺めるだけである。
さらに、もう一人の男性は軽トラックの運転をして、使用済みの箱などを運ぶ手伝いをしていただく。
仏は見ておられて、老女を助けてくださったのか!
有難く、手を合わせて拝みたいほどである。この恩返しはしなければならない。
直接にはほとんど出来ることはない。老女に出来ることを、他の人に返そう。
本人たちへのお返しは、和顔施と感謝の言葉くらいである。
嬉しい1日であった。
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