「独居老人殺すにゃ、薬は要らぬ。雨の3日も降ればよい」との諺はなかったかなー。
今日は朝から大雨である。BSを点けると、画像が乱れるほど降る。
昨日までと違い気温は高くないので、蒸し暑さは感じない。
野良で働かない日が3~4日間続いている。今週は毎日ダラダラしている。
またモーリアックの「テレーズ・デスケルウ」を再読している。
暗い内容であり、雨の音を聞きながら独りで読んでいると、テレーズの気分になり、
魂がさ迷い出て生死の境も見分けがつかない様な、飛び越えてしまいそうな嫌な気分。
夫・ベルナールと別れて独りになったテレーズは、
「テレーズは酒を少し飲み、煙草を沢山ふかした。満ち足りた女のように一人で笑い、
念入りに頬紅をつけた。口紅を引き、それから道に出て気の向くままに歩きだした。」
どこに向かうのであろうか・・・・。