この暑いのに、2人連れで”ものみの塔”の宣伝に歩いている。
キリスト教の1宗派であるらしい。聖書を見ながら説明をする。
宗派によって聖書の言葉も違っている。カトリック等では、「主」と言う言葉を用いているようであるが、
ものみの塔では、”エホバの神”と使っているようである。
「神が存在すると言う証明も、存在しないと言う証明も出来ないでしょう。だから信じることが難しい。」
と言うと、「目に見えないから存在を信じないのなら、空気や電気は目に見えないから存在しないのですか?」
ときた。一緒にしたらいけない。空気の成分や電気の科学的証明はされている。
イマイチかみ合わないところがある。一番かみ合わないのは、
ハルマゲドンで、人間の何万人かは神になり、悪い人は死に、良い人は地上に残り、
それ以後は争いのない平和な世界が来る。苦しみも哀しみもない神の支配される楽園が、来るとのことである。
苦しみや悲しみに裏打ちされているから、喜びや楽しみがあるのではないか!
闇があるから光が嬉しいのではないかと反論すると、今の世界は6千年に渡って、
サタンに支配されているから、闇と光もサタンに支配された考え方だそうである。
もうすぐハルマゲドンが起きて、エホバの神が支配する世界になるとのことである。
ものみの塔は、世界の人々に浸透している。世界の宗教になり、争いのない世界が来るとのことである。
色々の考え方が会って面白い。自分はサタンに支配されたままの世界で終わるのが、安定している。