フッフッフの話

日常の中に転がっている面白い話、楽しい話!

涙が出そう

2017-02-19 20:45:25 | 日常雑感

 春・夏・秋と、よく行った場所である。温井ダム・大泊ダムを通ってオークガーデンに行った。

加計からの道は登りで標高は高くなる。だから夏は涼しく、秋の紅葉は見事である。

その近くの事が、中国新聞記事として載っていた。安芸太田町の平見谷地区の現状である。

題は、「認知症の妻 わしが見る」である。標高が高いので雪が深く、道も閉鎖される。

そこに80歳過ぎの老夫婦が暮らしている。妻が認知症になったので、夫が面倒を見ている。

子供たちが一緒に住もうと言ってくれるが、自分がここを離れたら、皆が後に続くかもしれない、

民生委員や老人会の会長をして地域を引っ張って来た自分が、

人より先に古巣を捨てるわけにはいかないとのきもちである。

その記事を読み、胸が痛んだ。生産性も望めない場所で、

いじりながらでも、畑を作り続けなければと思っている自分と、重なる部分があった。

残り少ない人生ではあっても、この地を捨てて、この家を捨てて移動する事には、

大きな抵抗がある。

 

コメント
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