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"「沈黙」が語るもの"

2017-02-02 16:07:39 | 日常雑感

 2月2日付け、中国新聞に論説主幹・佐田尾 信作氏の文章が載っていた。

”「沈黙」が語るもの 現代に問う 異文化の遭遇”との題である。

遠藤周作氏の著書が、映画化されたことについての感想である。

カトリック広島教区の肥塚神父様が、市民講座で「沈黙」について解説されたことがある。

それを聴きに行った。長崎の先端にある遠藤周作文学館には、Sさんと一緒に行った。

何処までも歩けるような元気を持っていた。文学館から見た島と海の景色は、

キリシタンの人々を飲み込んだ海を想像するのは難しいほど、穏やかであった。

今回の映画には、この景色が使われているのだろうか?

文学館の庭には、「沈黙の碑」が建てられていた。

「人間は哀しいのに 主よ 海はこんなにも碧いのです」

何度も、何度もつぶやいてみた。本・「沈黙」も、再度読み返してみた。

 

コメント
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