フッフッフの話

日常の中に転がっている面白い話、楽しい話!

言葉

2014-12-21 19:38:26 | 日常雑感

 ラジオから”芸者ワルツ”が流れていた。

西条八十作詞 古賀政男作曲 昭和20年代~30年代頃の歌である

「あなたのリードで 島田もゆれる  チークダンスの なやましさ

みだれる裾も はずかしうれし  ゲイシャ・ワルツは 思い出ワルツ 」

ラジオ番組を構成していた人達は、この歌を知らない若者である。

すると「島田さんがなぜ揺れるの?」との質問が飛び出した。

最近の結婚式でも、洋装が多くなり「文金高島田」を結う人はいなくなった。

だから”島田”が、髪型との意味が分からなくなった。

 

井原西鶴の”世間胸算用 鼠の文つかひ”のなかに、「頭の黒い鼠」との言葉があったが、

若者達にはこの言葉の意味が解らないとのことである。

歌は世につれ、世は歌につれと言われるが、言葉も世につれて変化し、

死語になる言葉も沢山あり、新語も沢山出来て、最近はそのスピードも速くなった。

 

コメント
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