フッフッフの話

日常の中に転がっている面白い話、楽しい話!

長く生きるということは

2013-04-10 20:48:15 | 日常雑感
 歳を重ねて長く生きるということは、昨日と同じ今日は来ないということを、
痛いほど教えられる日々である。
昨日も今日も明日も同じように続くと思うのは、若い時である。
去年と今年は、まるで違うように変化する。

 昨年10月までお元気であったMさんは、脳梗塞の後遺症のため認知症となった。
言葉が出ないし、無気力である。農繁期になるというのに、田植だけはする気であるが、
トラクターや田植機を使うことは考えていない。どうにかするのだろうと他人任せ。

 友は、3月に入ってから、広島にも来ないし、電話もないので不審に思い電話をする。
旦那の声。これだから電話をするのは嫌なのだと思いながら、「彼女は居ますか?」と訊く。
「複雑骨折で入院中。4月中は帰れない。」とのこと。「病院はどこですか?」と訊くと、
「大きな病院だけど、わざわざ来ることはないよ、命に別条ないのだから。」。
吃驚、がっかり。骨折でベットの上だと、足腰が弱り体力が落ち、ついでに能力も落ちる。
だから怖いのだ。手紙だけ出してもう少し待とう。
何はなくても元気が一番!元気があれば、お金はなくても何とか食べていける。

 ハナズオウが青空に向かって万歳をしているようである。

コメント
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