学ぶ姿勢

　小学６年生の（孫）参観授業がある。
授業開始のチャイムが鳴る。席に着かない生徒が、５～6名いる。
隣の空き教室で、机の上に寝転んだり、喋ったりしている。
副担任や校長・教頭先生方が、迎に行かれると、
シブシブ仕方なさそうに、教室に入る。
落ち着かせて授業に入るまでに、数分間かかる。
額から汗が流れている子もいる。授業どころではない。
遊び時間をそのまま引きずっていて、教科書もノートも出ていない。
”立方体の体積の出し方”を学習しているが、
理解しようともしないし、理解できないまま、一時間が終わった。
このままの日々を積み重ねると、どうなるのであろうか！

　教室の雰囲気は、暑さとお喋りでだらけている。
全員の学力に大きく影響する。全員やる気をなくしてしまう。
柔らかい頭なので、海綿が水を吸うように、知識が頭に入る。
頭の中に沢山の知識を貯金できる時である。大切な時期である。
勉強したくないのなら、生徒であることを辞めたらどうであろう。