通でがんす

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(旧ブログタイトル:通じゃのう)

花のまわりみち 広島造幣局

2011年04月21日 | 季節の話題
「今日は、佐伯区五日市にある広島造幣局の花のまわりみちを観に行ってきたんよ」

「どうじゃった?」

「えかったで。開いとるのが夜8時までなのに、夜7時前に着いたんよ。1時間たらずで59種、239本の桜をゆっくり観るわけにはいかんかったのが、残念じゃ」

「そんなら、休みの日にゆっくりと行きゃえかったのに」

「ほうじゃの、今度はそうせんにゃいけんのう。それにしても、夜桜をこんなにじっくりと見たのは初めてじゃ。夜桜は、酒を飲むための飾りじゃ思いよったけんの」

「敷物を敷いたりはできんのじゃろ?」

「警備員の方に聞いたら、敷物を敷いたり、お弁当を広げての花見はだめなんじゃと。途中にベンチがあるけん、そこに腰掛けて楽しむことはできるそうじゃ」







今年の花「松月(しょうげつ)」

東京荒川堤にあった名桜(めいおう)で、平野神社の平野撫子(ひらのなでしこ)に似ている。
花は最初淡紅色(たんこうしょく)で、次第に白色となり、花弁(かべん)数は25枚程で、葉化(ようか)雌しべがある。




早晩山(いつかやま)
東京荒川堤にあった名桜で、花は大輪、花弁の先端に深い切り込みがあるのと花弁の中央に紅の縦線が入るのが特徴で、花は淡紅味を帯びた白色。




糸括(いとくくり)
江戸時代から知られている桜で、花は淡紅色、花弁数は10~15枚ある。




永源寺(えいげんじ)
滋賀県の永源寺の境内にあった里桜でこの名がついた。
花は香りがやや強く淡紅色から白色に変わり、大輪で下垂(かすい)する。




琴平(ことひら)
香川県琴平神社(金刀比羅宮)境内にある山桜系の桜で、花は微淡紅色で、のちに白色となる。
花弁数は6~15枚ある。




駿河台匂(するがだいにおい)
かって江戸駿河台の一庭園にあったので、この名が付けられた。
花は一重(ひとえ)で白色、芳香(ほうこう)が強い。




手弱女(たおやめ)
京都平野神社境内にある桜で、花は淡紅色で中輪。
花弁数は15~20枚で、内に抱えるような形となり美しい桜である。




花笠(はながさ)
北海道松前で、「福禄寿」の実生(みしょう)から選出育成した大輪の美しい桜で、雌しべが葉化し、その形状が花笠に似ているので、この名が付けられた。
花は紅色で、花弁数は30枚程ある。




楊貴妃(ようきひ)
昔、奈良地方にあった桜で、つぼみは濃紅色であるが、開花時には淡紅色となり、花色も優れ豊満なので、中国の楊貴妃を連想して世人(せじん)が名付けた。
花弁数は、20枚程である。




















「今度は、うちも観に行きたいね」

「最後に苦情をひとつ。JR五日市駅からシャトルバスが出とるということじゃったんじゃが、場所がわからん、時間がわからん。派出所に行って聞こうと思ったら、入口に「造幣局シャトルバスは2番乗り場です」と張り紙がしてあったんよ。わしと同じように聞きに行く人がおってじゃけん、張り紙がしてあったんじゃろうの。来年はそのあたりの対策を、よろしゅうお願いします」





↓花のまわりみちについては、こちら↓

独立行政法人 造幣局





「今日は、広島造幣局の花のまわりみちについて話をさせてもらいました」

「ほいじゃあ、またの」
コメント
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