花見に行こうや 広島市役所

「今日は広島市役所の桜を取りあげてみようかの。あらかじめ断っときますが、ゴザを敷いて花見をしたり、飲み食いをしたりはできませんけんの」

「市役所に桜があったかいね？」

「被爆桜とシダレザクラがあるんじゃ」

「えー、どこに？」

「国道５４号線、広電の電車通りから広島市役所の正面を見て、右手側（南側）にあるんじゃ」




広島市役所のシダレザクラ



「あー、ほんまじゃ。うちゃ、全然知らんかったよ」




シダレザクラのアップ



「シダレザクラって、こんな葉っぱをしとるんじゃね」

「わしも、じっくりと見たのは今回が初めてじゃ」




被爆桜（左）とシダレザクラ（右）



「画面左側が被爆桜で、右側がシダレザクラになるんじゃ」




被爆桜







「市役所には全部で３本の被爆桜があって、１９４０年（昭和１５）の紀元２６００年を記念して植えられたんじゃそうな」

「ほいじゃ、植えられてから７１年たつんじゃね」





広島市役所本庁舎（爆心地から約１キロメートル）

鉄筋コンクリート４階建の市役所には、広島県防空本部も置かれていたこともあり、この周辺は建物疎開によって空地化され、焼夷弾（しょういだん）などに対する防火体制は整えられていました。
しかし、人類史上最初の原爆投下により猛火に包まれ、内部はほとんど焼きつくされ、中にいた数多くの職員が犠牲になりました。
火災のおさまった後は、助けを求める負傷者を収容し、臨時の救護所となりました。





↓被爆桜については、こちら↓

「広島市役所の被爆桜について知りたい。（ＦＡＱＩＤ－０１２５２）」広島市ホームページ





「今日は、広島市役所の桜について話をさせてもらいました」

「ほいじゃあ、またの」