広島市内の主な公共交通機関といえば、路面電車(「チンチン電車」「市内電車」とも)、バスとアストラムライン。
【問題】
「路面電車」は広島のシンボルの一つですが、1日の乗車人数は何万人でしょう?
1.0.5万人 2.5万人 3.15万人 4.25万人
【ヒント】
広島市に住んでいる人の、1割強が乗車している計算になる。
ひろしま通認定試験は2009(平成21)年12月6日(日)実施です。
【正解】
3.15万人
【解説】
広島市の路面電車は、車両数(約270両)・1日の乗車人数とも日本一なんじゃそうな。
(広島市の人口は約117万人。正確には、2009(平成21)年10月1日現在で1,170,642人)
路面電車は広島電鉄(通称:広電)が運営しとるんよ。
広電のグループ会社の宮島松大汽船株式会社とJRの2社が、それぞれ宮島までの連絡船を出しとる。
(片道約10分、大人170円、小児80円)
路面電車の運行系統は以下のとおり
1 宇品線 広島駅―広島港(宇品)(八丁堀・紙屋町経由)
2 宮島線 広島駅―広電宮島口(八丁堀・紙屋町・広電西広島経由)
3 己斐線 広島港(宇品)―広電西広島(紙屋町経由)
5 比治山線 広島駅―広島港(宇品)(比治山下経由)
6 江波線 広島駅―江波(八丁堀・紙屋町経由)
7 都心線 広電本社前―横川駅
8 横川線 江波―横川駅
9 白島線 八丁堀―白島
(「4」は存在しない)
電車路線図 路線図 広島電鉄
運賃は、市内線が大人150円、小児80円(白島線のみの場合、大人100円、小児50円)の均一。
宮島線は区間制。
10年前にグリーンムーバーが投入され、グリーンムーバーマックスともども、その姿を見ることが多くなった。
たしかに、スマートでかっこええ。
低床(ていしょう)車両で、バリアフリーというのもええ。
ほいじゃが、個人的には、こんなのとか、こんなのとかのほうが、「路面電車」という感じがするんよの。
広島市の人は、路面電車を「電車」、JRを「汽車」と呼ぶ人が多い。
原子爆弾が広島市に投下された3日後の8月9日には、己斐(広電西広島)から西天満町までの間で運転を再開した。
これは、途方にくれる市民を大いに勇気付けたということじゃ。
被爆した車両の一部は「被爆電車」として現在も保存を兼ねて運行されとる。
被爆電車 ウィキペディア
広島市では、毎年8月6日の8時15分、サイレンを鳴らして1分間黙祷する。
市内を走る電車も、8時15分近くになると近くの停留所に臨時停車し、1分間黙祷する。
広島県で最初に走った路面電車は広島ではなく呉で、1909(明治42)年10月。
その8ヶ月前、山口県岩国市で路面電車が走った。
広島電鉄の前身である広島電気軌道が開業したのは、1912(大正元)年11月のこと。
今日は、路面電車のことを勉強をさせてもらいました。
車両数や乗車人数が日本一というのは、今回初めて知りました。
今日もひとつ勉強になったでがんす。
「ひろしま通」の過去問は、「ひろしまファンクラブ」というメールマガジンに出ています。参考にしてください。
ほいじゃあ、またの。
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