通でがんす

いろんな広島を知って、ひろしま通になりましょう!
(旧ブログタイトル:通じゃのう)

11月、福屋八丁堀本店8階にオープン予定の映画館の名前は?

2010年09月23日 | まんが・テレビ・映画

【問題】
2010年(平成22)年11月26日(金)に、福屋八丁堀本店8階に映画館がオープンします。
この映画館の名前は、次のうちどれでしょうか?

1.八丁座
2.八丁堀劇場
3.八丁堀シアター
4.広島キネマ









【正解】
1.八丁座




【解説】
11月に広島市中区胡町の福屋八丁堀本店8階に映画館を新設する「サロンシネマ」(中区)は2日、記者会見し、新館の概要を明らかにした。
名称は「八丁座」で11月26日にオープン。
和風テイストの内装で、ゆったりとした座席での鑑賞をアピールしている。

2年前に閉館した松竹東洋座と広島名画座の跡に2スクリーンを新設する。
座り心地にこだわった幅80センチ、奥行き87センチの木製いすをマルニ木工(佐伯区)に特注。

サロンシネマの蔵本順子社長は「わくわくする映画館にしたい。広島の新しいランドマークに」と意気込む。
福屋の大下洋嗣社長は「街中のにぎわいづくりの起爆剤になれば」。
館内をデザインする南区出身の映画美術監督部谷京子(へや きょうこ)さんは「江戸時代の芝居小屋をイメージした内装にしたい」と語った。

(「サロンシネマ新館内装は和風」中国新聞 2010年9月3日)
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201009030053.html







今日は、「八丁座」「イス」「内装」について調べてみようかの。

まずは、八丁座について。


「零細企業がこの不景気のなかチャレンジして面白いことやっとるじゃないか、と思ってもらいたいです。街なかが賑(にぎ)やかになるきっかけになって欲しいです。映画館は貧者のパラダイス。元気になっていただける場所にしたい。」
サロンシネマ&シネツイン代表 蔵本順子

熱烈な“広島力”を注入した新館です!
去年は新球場、今年は新劇場と呼ばれたい。
いよいよ新館“クランクイン”であります!

(「新館の名前は「八丁座」に決まりました!」サロンシネマ&シネツイン)
http://www.saloncinema-cinetwin.jp/


「いよいよ新館“クランクイン”」というのが、意気込みが感じられてええですのう。

サロンシネマに行ったら、八丁座のポスターが貼ってあった。





「粋(いき)が一番 二番は情(なさけ) 嵐の中まっしぐら 女度胸で夢日本一!!」

「製作快調十一月御披露目決定!」

どなたが発案されたかわからんが、むかしの映画ポスターみたいで、こちらもええのう。



次に、イスについて。

サロンシネマとシネツインといえば、ゆったりと座れるイスが売り物のひとつじゃのう。
八丁座のイスも、幅80センチ、奥行き87センチもあるそうじゃ。


「初めての劇場用シート。開発に8ヶ月を要しました。ただいま一脚づつ熟練工が大事に製作しているところです。」
オリジナルシートを製作してくださった、広島を代表する家具メーカーマルニ木工代表山藤さん

(同上)



ちなみに、旧松竹東洋座の「壱(いち)」が342席から155席に、旧広島名画座の「弐(に)」が150席から60席になるそうじゃ。
以前の席の数と比べると、40%~45%になっとるけぇ、かなりゆったりと座れますのう。

イスの幅だけを比較してみると、以下のようになります。

■サロンシネマ1
 イスの幅=75センチ

■サロンシネマ2
 イスの幅=70センチ
 マツダ製(ユーノス800のシートをアレンジしたもの)

■シネツイン本通り・シネツイン新天地
 イスの幅=65センチ
 フランス・キネット社製


↓八丁座のイスの画像は、こちら↓

広島経済新聞
http://hiroshima.keizai.biz/photoflash/496/


↓サロンシネマ&シネツインの座席については、こちら↓

「ようこそ!4姉妹館へ」サロンシネマ&シネツイン
http://www.saloncinema-cinetwin.jp/gai.html


↓マルニ木工については、こちら↓

マルニ木工
http://www.maruni.com/jp/



最後に、内装について。

もちろん、内装にもこだわりがあるそうじゃ。


和モダンを基調にした「映画の(撮影)現場の息吹が感じられる劇場」(部谷さん)は、蔵本社長が好きな時代劇からヒントを得て企画。
ロビーは「江戸時代の芝居小屋」をイメージし、館内の一部には映画のセットも使う。

(「広島・福屋に新映画館「八丁座」-芝居小屋をイメージ、「広島力」結集」広島経済新聞 2010年9月2日)
http://hiroshima.keizai.biz/headline/928/


映画館で、その映画に関連したポスターや書籍などを飾っとるところは見たことがあるが、館内の一部に映画のセットを使ったところというのは、わしゃ聞いたことがないのう。
どんな風に使うとられるんじゃろうか。
楽しみじゃのう。

あと、「壱」では3D上映にも対応できるようにされとるそうじゃ。

八丁座のオープニングアクトは、11月26日(金)~28日(日)の「ダマー映画祭inヒロシマ」。
乞(こ)う、ご期待!!



↓ダマー映画祭inヒロシマの関連記事は、こちら↓

「ココロとココロをつなぐ」をテーマとする国際短編映画祭は?
http://blog.goo.ne.jp/hiroshima-2/d/20100629



今日は、「八丁座」「イス」「内装」について勉強をさせてもらいました。
今日もひとつ勉強になったでがんす。



ほいじゃあ、またの。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする