通でがんす

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(旧ブログタイトル:通じゃのう)

庄原市西城町の渓流に生息する、県天然記念物のイワナの名は?

2010年07月08日 | 広島の話題

イワナ(岩魚)は、サケ科の魚じゃったんかぁ。
知らんかったのう。



【問題】
中国運輸局の「中国地方 夏のとっておきの景色と食」に認定された、庄原市西城町の渓流(けいりゅう)に生息する、県天然記念物に指定されているイワナは、次のうちどれでしょうか?

1.アメマス(エゾイワナ)
2.ゴギ
3.ニッコウイワナ
4.ヤマトイワナ









【正解】
2.ゴギ




【解説】
中国運輸局は、季節ごとに認定する「中国地方 夏のとっておきの景色と食」の21地域を発表した。
春に続く2度目の認定。
広島県内からは天然アユやアナゴなど夏らしい食材と景色を組み合わせた五つの観光地が選ばれた。

「三次の鵜飼(うかい)と天然鮎(あゆ)」(三次市)
「尾道水道にのぞむ街並みと穴子ひつまぶし」(尾道市)
「太田川と黄金色に輝くしじみ」(広島市)
「倉橋島からの多島美と獲れたてちりめん」(呉市)
「高原の風わたる道後山と西城川のイワナ『ゴギ』」(庄原市)
―が選ばれた。
運輸局は、他の4県の観光地と合わせてホームページで紹介する。

運輸局は昨年秋から、景観と食事をセットで楽しめる観光地を公募。
運輸局が設けた地域ブランド評価委員会(委員長・樋口忠彦広島工業大教授)が、季節ごとに選ぶ。

(「夏のお薦め5観光地を選ぶ」中国新聞 2010年6月28日)
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201006280024.html




↓くわしくは、こちら↓

「中国地方 夏のとっておきの景色と食」中国運輸局ホームページ
http://wwwtb.mlit.go.jp/chugoku/kikaku/totteoki/totteokisummer.html



今日は、「ゴギ」「道後山(どうごやま)」「口和町(くちわちょう)のホタル」について調べてみようかの。



まずは、ゴギについて。



「ゴギ」とは、中国地方の渓流に生息するイワナ属の淡水魚です。
氷河期の残存種と言われ、広島県天然記念物に指定されています。
西城川(さいじょうがわ)の支流、熊野川の一部地域は、ゴギを守るため保護区になっています。
地元の有志が大変難しいと言われるゴギの養殖に成功したものです。
ゴギは頭も尻尾も食べることができ、川魚の臭みもなく、上品な味で、とてもおいしいです。

(「西城川のゴギ」)




↓ゴギについて、くわしくはこちら↓

「ゴギ」広島県の文化財
http://www.pref.hiroshima.lg.jp/kyouiku/hotline/bunkazai/data/206140180.html



最初に書いたとおり、イワナはサケ科の魚なので、川で産まれて海に下り、成長して川を遡(さかのぼ)るんじゃ。
ところが、氷河期の終わりころの気候温暖化で、川だけで生活するようになった。
海は暖かいので、冷たい水のある川の上流域にとどまる生活を選択した、ということらしいんじゃ。

日本のイワナ自体、世界でも温暖な地方に生息しとるんじゃが、ゴギは、その中でも、もっとも南の地方に生息しとるんじゃそうな。



西城川は庄原の比婆山(ひばやま)を源流とする川で、三次市内で馬洗川(ばせんがわ)に合流しとって、鮎釣りを楽しむこともできます。



↓くわしくは、こちら↓

「西城川(鮎釣と渓流釣)」ひろしま観光ナビ
http://www.kankou.pref.hiroshima.jp/shobara/spot/0003.html



次に、道後山について。



道後山・岩樋山(いわひやま)の登山口にあたる草原(月見ヶ丘)から道後山(標高1268.4メートル)へは徒歩約50分。
夏も涼しく、周囲の見晴らしも素晴らしい。
東屋(あずまや)以外これといった設備もなく、のんびりできます。
月見ヶ丘までは車で行くことも可能です。
道後山へも楽に登ることができます。
運がよければ鳥取・広島県境、鍵掛峠(かぎかけとおげ)を霧が滝のように流れていくのが見られます。

(「道後山」)




↓道後山について、くわしくはこちら↓

「道後山」広島県観光ホームページ
http://www.kankou.pref.hiroshima.jp/shobara/spot/0077.html



道後山は、広島県と鳥取県の県境にある山。
比婆道後帝釈(ひば どうご たいしゃく)国定公園の一部で、スキー場やキャンプ場、山の家が整備されとって、各種スポーツを楽しめるクロカンパークもあるんじゃ。

6月20日(日)には、山開きも行われとります。



庄原市西城町と東城町にまたがる道後山(1269メートル)の「山開き・つつじ祭」が20日、中腹の月見ケ丘で催された。
雨模様の中、登山客約300人が訪れた。

西城町観光協会が主催し、無事故を祈る安全祈願でスタート。
西城町三坂地区の女性会による民謡や、西城川太鼓、西城町神楽愛好会の舞が披露され、登山客とともに夏山シーズン到来を祝った。

道後山ではこれから、イワカガミなどの高山植物が花を付け始める。

(「夏山が招く、道後山で山開き」中国新聞 2010年6月21日)
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201006210033.html



8月21日(土)には、クロスカントリー大会も開かれます。



↓くわしくは、こちら↓

「第11回ひろしまクロスカントリー大会」中国新聞ちゅーピーイベントニュース
http://www.chukikaku.jp/info/2010/06/11.html



最後に、口和町のホタルについて。



有数のゲンジボタルの生息地が、キャンプ場を併設したホタル観賞施設、その名もズバリの「ほたる見公園」です。
夏でも冷たいきれいな水の竹地川沿いで、ホタルの小さなやさしい光に癒されます。
たくさんのホタルが乱舞する幻想的な景色には、感動!

(「口和町のホタル」)




↓口和町ほたる見公園について、くわしくはこちら↓

「口和町ほたる見公園」広島県観光ホームページ
http://www.kankou.pref.hiroshima.jp/shobara/spot/0023.html



ゲンジボタルといえば、福山市神辺町(かんなべちょう)下竹田の狭間(はざま)川流域のゲンジボタルが、県の天然記念物に指定されとります。



↓竹田のゲンジボタルについて、くわしくはこちら↓

「竹田のゲンジボタル及びその発生地」広島県の文化財
http://www.pref.hiroshima.lg.jp/kyouiku/hotline/bunkazai/data/206140390.html



↓「中国地方 夏のとっておきの景色と食」についての過去の記事は、こちら↓

中国運輸局の「中国地方 夏のとっておきの景色と食」に認定された、アナゴの料理法は?
http://blog.goo.ne.jp/hiroshima-2/d/20100630



今日は、「ゴギ」「道後山」「口和町のホタル」について勉強をさせてもらいました。
今日もひとつ勉強になったでがんす。



ほいじゃあ、またの。

コメント
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