平和1丁目 ~牧師室より~

福岡市南区平和にあるキリスト教の平尾バプテスト教会の週報に載せている牧師の雑感

2019年12月8日 地球に安息日を

2020年01月17日 22時25分40秒 | Weblog
地球に安息日を

 今日のニュースで、世界中の若者たちが、地球温暖化による異常気象による多くの災害を防ぐために各国の首脳たちが何らかの策を講じるように、デモを行ったことが報道されていた。地球の自然環境を管理することは、神様から人間に託された大きな仕事だ。その人間が、自らこの美しい地球を破壊している。日本の若者たちが言ってい た。いくら自分たちが勉強をしたところで、地球に未来がなければ、自分たちの苦労は水の泡だ、と。
 日本には今年、多くの雨が降った。地球全体の水の量などは一定であるはずだから、世界のどこかの地域は雨が降らないという事態になっていたのだろう。地震はどうにもならないけれど、地球温暖化は、人間の努力で何とかなるはずである。気象状況がこんなにも極端なのは、近年になってからであろう。この100年ほどの積み重ねの結果であるとも言える。
 この気象の現象を元に戻すために、例えば1週間ほどまったくすべての生産を休止して、二酸化炭素の放出を止めたならば、どうなるのだろうか。100年かけて元に戻さなくても、これだけの短期間で、気象は回復するかもしれない。これは、素人判断に過ぎないのだろうか。
 神様が6日かけてこの世界を創造され、7日目を安息日にしたことは、実に大きな意味があったのである。そして、その安息日を守ることを人間に命令されたにもかかわらず、ある種の工場は、ほとんど1年中稼働し、機械を止めることをしない。地球に安息日を!


平良憲誠 主任牧師

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