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彦根の歴史ブログ(『どんつき瓦版』記者ブログ)

2007年彦根城は築城400年祭を開催し無事に終了しました。
これを機に滋賀県や彦根市周辺を再発見します。

治部蛍計画

2017年05月14日 | イベント
石田三成の居城だった佐和山城。
関ヶ原の戦いの後に落城し、石田一族の墓標ともなったお城です。

その佐和山城の大手口付近に残る内濠跡とされる小川には、蛍が出現します。
数は少なく儚い光を発する蛍たちですが、それはまるで夢の途中で亡くなった三成公にも重なります。

という訳で、佐和山城址の蛍を「治部蛍」と名付け、守りはぐくんで行こうと思い、花しょうぶ通り商店街で行われた「おおたににゃんぶ誕生祭」で来場された皆様の前で協力を依頼しました。

佐和山城の蛍が「治部蛍」と周知され守って行けるように、よろしくお願いします。



関連地 彦根市 佐和山城址
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新野左馬助公献茶式

2017年04月09日 | イベント
昨年に続き、今年も参加してきました。

朝は生憎の雨に降られ心配していましたが、酷いことにはならなかったので左馬武神社で始まりました。



まずは献茶式の神事が行われ、新茶の恵みに感謝します。
そこから、新茶会と続きました。

今年は『おんな城主 直虎』が放送され、直虎の伯父である新野左馬助が活躍していたこともあり、左馬助を演じられていた苅谷俊介さんも参加されました。
ドラマでは今川にいじめられてしまう目付であり好々爺だった左馬助ですが、苅谷さんも実際の左馬助もカッコいい男性という共通点があるように思います。

献茶式が終わる頃には雨も気にならない程度となりました。

新野左馬助公顕彰会を発足された故鈴木東洋先生の旧宅で展示されている資料を楽しむ時間もあり有意義な時間となりました。









関連地 御前崎市新野
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『Over the SEKIGAHARA』

2017年03月25日 | イベント
夢京橋あかり館で墨絵師御歌頭さんによるライブペイント『Over the SEKIGAHARA』が行われました。

彦根で御歌頭さんといえば、二年前に治部少丸で行われた壁へ石田三成を描いたライブペイントがよく知られるようになりましたが、今回は二日に分けて関ケ原の戦いに関わった武将を五人描かれたのです。

石田三成、徳川家康を一日目





管理人は、この時は観に行けませんでしたが、二日目をじっくり観てきました。

二日目は、大谷吉継と島左近






そして、井伊直政と騎馬軍団




島左近に槍を持たせて完成


凄い迫力で、御歌頭さん技術がふんだんに入っている贅沢な作品です。


全体像


御歌頭さんも入って下さいました。




彦根城に近い夢京橋キャッスルロードのあかり館2階の「MITUMARI11」で常設展示されることになります。
治部少丸の三成同様にこれを目的にしても間違いない物です。
ぜひ、観にきて下さい。
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井伊直政公命日法要

2017年01月29日 | イベント
昨年に続き、今年も井伊直政公の命日法要を行いました。

この一週間の大雪のため、清凉寺にもまだまだ雪が残っていました。
そんな中でも、市長や商工会会頭、県議さん、市議さんなどの方々もお越しになられました。

予定の午前9時を少し超えてから本堂で始まった法要。





本堂と位牌堂でご焼香をさせていただきました。

そののち、雪が残る墓所にお参り



雪に埋もれる井伊家歴代のお墓、寒そうです。

でも、雪景色も綺麗ですね。

直政公のお墓でもご住職にお経をあげていただき、無事に法要は終わりました。

今年の大河ドラマと410年祭が無事に行われますように、井伊直政公にお祈りしました。


関連地 彦根市 清凉寺
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『Dramatic Legacy』

2016年09月30日 | イベント
彦根城と多賀大社周辺で10月1日から行われるライトアップのイベント『Dramatic Legacy』の彦根城での点灯式が行われまさした。

ひこにゃんや、たがゆいちゃんも参加しての点灯式

BGMになぜかカラスの大合唱

そして、点灯されました。
表門橋の辺りでは、赤や青に染まります。



佐和口では彦根橘の紋がライトアップされました。





ライトアップは12月31日まで行われ、彦根城の様々な場所に思考を凝らした物がみれるそうです。

明日からは、多賀大社、胡宮神社、高源寺、大瀧神社でも普段では見れないライトアップがされます。
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新野左馬助命日法要

2016年09月10日 | イベント
井伊直虎の母方の伯父である新野左馬助のお墓が彦根の龍潭寺にあります。
新野家は井伊直弼の兄によって江戸後期に家名が再興した家で、この時の当主である新野親良が新野家の名将である左馬助親矩の戒名が刻まれた墓を建立し、新野家の墓所としたのです。

そんな左馬助は、永禄7年(1564)9月15日に遠江国の東海道にある安間橋で討死しました。
前年の9月18日、井伊直虎の曽祖父である直平が引馬城(現・浜松城辺り)の城主飯尾連龍の室であるお田鶴に毒を盛られて亡くなり、井伊家は家を継げる成人男性が居なくなったのです。
そんな井伊家を後見していたのが、新野左馬助と中野直由でした。
直平を毒殺した飯尾連龍は、今川氏真からの離反を表明、怒った氏真は井伊家に引馬城討伐を命じて、この戦いで左馬助も直由も討死してしまい、井伊直虎が井伊家当主となるのです(直虎の当主になる時期には諸説あり)

と、いう訳で9月10日に彦根の龍潭寺、9月17日に御前崎市で命日法要が行われることになりました。
龍潭寺では、本堂において左馬助や直虎、直虎の両親など関わった方々のご供養も行われました。



その後、お墓に移動。
佐和山城跡への登城ルートに幟旗が立ちました。

この奥に左馬助のお墓があります。

ここでもご供養の読経が行われ、無事に彦根での命日法要が終わりました。

井伊直政
高瀬姫
新野左馬助
と、彦根にお墓がある井伊直虎に関わる方々の命日法要を終え、井伊直虎市民応援隊は、新たな心持ちで来年に備えたいと思っています。


関連地 彦根市 龍潭寺
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『井伊直虎 学習会』現地学習会

2016年08月31日 | イベント
前回から一か月ぶりに『井伊直虎 学習会』が行われまさした。
今回は井伊谷龍潭寺まで行って現地での学習会を行う内容です。

彦根市役所から50名弱がバスにのり井伊谷を目指します。
休憩を含んだ三時間半の道程を越えて到着。

前住職の武藤全裕さんが、本堂やお庭などを丁寧に説明して下さいました。








墓所では、井伊直虎のお墓や歴代のお墓もお参り

直親を助けた今村藤七郎のお墓なども説明して下さいました。

そして、直虎が亡くなった地ともされている松岳院跡

井伊家の始まりの井戸も訪れました(写真撮り忘れ)

駆け足でしたが、井伊家の始まりの一部を覗き見た現地学習会でした。

井伊直虎は、井伊谷ではなく近くの伊平で誕生したのではないか?との説を最近耳にしましたが、道中見ていると伊平では「直虎誕生の地」と案内されていました。
(後日、ご指摘をいただき「直虎の祖母・曽祖母生誕地」と書かれているとのことでした)

浜松での対応の早さには頭が下がります。

夕方に彦根帰還。
市税を使った勉強会ですので、参加者は今回学んだことを伝えて行く役割を担っています。
しっかりと、アウトプットして行ける責任を果たさねばなりませんね。


関連地 浜松市北区引佐町 龍潭寺
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『直虎フォーラムin浜松』

2016年08月27日 | イベント
午前中に妙雲寺や龍潭寺で井伊直虎の命日法要が行われるましたが、午後からは浜松市みをつくし文化センターホールで『直虎フォーラムin浜松』が開催されました.
浜松市みをつくし文化センターホールは、2017年1月15日から一年間『おんな城主 直虎』大河ドラマ館となる場所でもあります。

直虎フォーラムのプログラムとして、4つの項目が進められました。

ますばパネルディスカッション「井伊家と遠州」
・コーディネーター:磯田道史先生

・パネリスト:井伊家18代当主・井伊直岳さん、時代考証を担当される小和田哲男先生、浜松市長・鈴木康友さん

内容は、井伊家は鎌倉時代には八介と称されくらいの名家でありながら南北朝時代以降負ける方についてしまうことが続き、直虎の時代には苦労していたこと。
小和田先生が戦国時代には立花道雪の娘の誾千代のように女性が城主になった例があり、女城主といえば岩村城の信長の叔母が浮かびますが、実際に女性が城に籠って戦った例はあり江戸時代以降の男尊女卑ではなかったとのこと。直虎は井伊家の男が居なくなり窮余の策として男の名を名乗って井伊家を継いだとのこと。
今川家では、寿桂尼が一時期女戦国大名で女性が家をひっぱっているので、女城主ありという考えではなかったのか?とのことでした。
磯田先生は、それならば南渓和尚が居たのではないか?との質問に、小和田先生は龍潭寺の過去帳で調べると南渓和尚の父親に井伊直平以外の名前があり、南渓は養子だったのでは?とも考えられますが、答えは出ていないのことでした。
直虎以外に井伊家に活躍した女性は?と磯田先生が井伊さんに訊ねると、来年で生誕100年を迎える井伊文子さんを紹介され、文化や福祉や沖縄の為に尽くされた話がありました。
また、直虎の女性像について小和田先生は芯の強い人物だと思いますが資料が少ないので人間性がわからないとのこと、ただ女性が花押を使うのは他に例がなく発想ができる女性でもあったのではないかとのこと。
磯田先生は、今川徳政に対抗した肝の強い人だったと思うとのことでした。
直虎の歴史的意義は、井伊直政を育て徳川家康に引き合わせたことなのだそうです。
また磯田先生は、井伊家の強さは、武田遺臣を任された武力の強さ、外交官としての強さ、そして頭陀寺の松下家などを使った情報力の三つの強さがあり、井伊谷に有能な人材が出たのは大国に挟まれた谷間の国で蹂躙される交通の養殖だったために、こういう地で外交や交渉に優れた人物が育つとのことでした。
小和田先生は、『おんな城主 直虎』では今川家の町や民と交流する直虎など戦国時代を視覚的にも楽しんで欲しいとのこと。
鈴木市長は、浜松市は多くの人が関わり大事な土地でありながらメインではないので、出世の地としての浜松市をアピールしたいとのことでした。

続いて、井伊直虎ゆかりの地浜松マスコットキャラクターとして募集されていた「出世法師直虎ちゃん」の初お目見えでした。

浜松市のゆるキャラの出世大名家康くんも登場して盛り上がっていました。


その後は、井伊直虎ゆかりの地のアピール
彦根市長がトップバッター


最後にこれらの都市が協力して井伊直虎をアピールする直虎宣言が行われました。
↓以下、聴き取りで纏めました。
一、千年の歴史を持つ井伊家のゆかりの地として、地域の歴史と文化を大切にします。
二、各市町の歴史と文化を尊重し、相互の情報交換と多面的な交流を進めます。
三、相互の観光交流を促進することで、交流人口の拡大と観光産業の振興に努めます。
四、地域が持続的に発展できるようおもてなし体制の整備、歴史や文化を活かした町造りを進めます。
こうした取り組みを具体的に進めるため、今国会関係市町によるサミットを開催していきます。

こうして無事に『直虎フォーラムin浜松』は閉幕しました。

なお、今回のフォーラムは浜松市民に向けた抽選が行われたイベントで、彦根市民である管理人は聴講対象ではありませんでしたが、井伊直虎市民応援隊としての井伊谷龍潭寺さんとの交流を通じての関係者さまのご厚情で席を用意していただきました。
お礼申し上げるとともに、現地での様子をお伝えすることがご恩返しと思い急ぎまとめさせていただきました。
浜松市の皆さん、ありがとうございます。


開催地 浜松市北区細江町気賀 みをつくし文化センター
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井伊直虎顕彰法要

2016年08月26日 | イベント
大河ドラマ『おんな城主 直虎』の主人公・井伊直虎は天正10年(1582)8月26日に亡くなりました。
生年が不明ですが、没年齢は40代半ばから後半と言われています。
今年は435回忌になります。

亡くなった場所は諸説ありますが、龍潭寺の松岳院ともいわれています。


そして、ドラマを翌年に控え井伊家の菩提寺である井伊谷龍潭寺で命日法要が行われました。

周辺の寺院から26名の僧侶が集まった大きなイベントで井伊家現当主や彦根市・浜松市など関係地域の市長、ドラマの時代考証の小和田哲男先生、浜松市文化顧問の磯田道史先生などが参加されました。

井伊家歴代をお祀りするお経が読まれ、参列者の方々のご焼香などが厳かに行われていきます。
井伊家現当主の直岳さんのご挨拶

ご住職のご挨拶があり、無事に式は終わりました。


法要終了後に、井伊直虎を演じられる柴咲コウさんがお見えになりました。
個人的なことですが、偶然に1度目に山門ですれ違ったときは二度見してしまい、2度目はお墓に献花されているのを木々の隙間から拝見しました。
↓献花されたお花

そして、お寺の中での記者会見の帰りにもう一度目撃しました。

柴咲コウさんに小柄なイメージはなかったですが、実際に拝見すると小柄な美人。
来年の大河ドラマをどう演じられるのか、楽しみです。


関連地 浜松市北区引佐町 龍潭寺
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『のぶニャがの野望 ねこ軍議〜飼い猫はどいつニャ?〜』滋賀公演

2016年08月21日 | イベント
戦国武将を猫キャラにした人気ゲーム『のふニャがの野望』の舞台公演「のぶニャがの野望 ねこ軍議〜飼い猫はどいつニャ?〜」滋賀公演を観に行きました。



のぶニャがの野望のネコ武将たちを使った人狼ゲームを舞台化したものです。
石田軍、徳川軍、そして蘇った織田軍の13匹の猫ネコ武将から、人間に飼い慣らされてしまった3匹、それに追従する1匹など、それぞれの役割をどのネコ武将が演じているのかを当てていく、観客を巻き込んだ内容でした。
考えながら観るのは楽しかったですが、どうしても解らない役割が一つだけあって、そこは不完全燃焼。
解らないと悔しくなるくらい集中しました。

こういう舞台ならヒントを探すために真剣に観るのでそこも楽しいでしょうね。
全問正解すると、ピンクの小判が貰えたそうです。

しかも、ピンクの三成甲冑を着た林家ペーさんから…


会場には『のぶニャがの野望』のキャラたちも登場

ぺーさんや、神桜舞の二人も一緒に会場を盛り上げてくれていました。

滋賀ではあまり見かけない公演でしたから新鮮な気分でした。


会場 米原市 ルッチプラザ
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