常念が見える部屋から

ここから北アルプス常念岳が眺望できます。
季節の移ろいに写真を添えて発信します。

光る雨

2014年04月30日 | 季節の便り

 緑を洗うような雨が降って里山は新緑に模様替えした。

あらゆる植物から滴る水滴が、あたりを明るくしているようだ。

花筏は緑のLED

 

 スノーフレークの街灯

雨の合間に摘み草 コゴミ(くさそてつ)さっとゆがけば更に緑が蘇って、調味料を選ばない。

タラの芽 脇芽なので小さい 天ぷらに限る

 山葵の葉 刻んでさっと熱湯をかけ湯を切って密閉する。その時砂糖を極少量入れる人もいる。

数時間もすると辛さに泣かされることになる。

囲炉裏灰の灰汁で一晩アク抜きする

ムラサキハシドイが生き返った

小さな夕焼け 明日は天気が回復するだろう

 

 

 

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祭の日

2014年04月29日 | 季節の便り

 

 

花びらと金魚

 木蓮 

 宵祭りは夜の祭りだった。

明るいアセチレンランプが灯る夜店が出て、青年団の兄さんや姉さんが、境内に誂えた舞台に立って、歌ったり踊ったり演劇で楽しく祭盛り上げた。

そんな賑わいが途絶えて半世紀が過ぎる。

参道の両脇に飾られたほうずき提灯のほのかな明かりを頼りに老若男女が境内に集まった。

参道を今は歩く人はいない。

本祭りの今日は、神主が来て型通りの神事を行う。

ドンドコ ドンドコ ドデコデコデコ

厳かな太鼓が新緑の山に木霊して、拝殿に集まるのは町会役員衆のみである。

 

 

 

 

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村祭の頃

2014年04月28日 | 季節の便り

落葉松は薄緑 ケヤキは黄緑 咲遅れた辛夷が点在する

 

沙羅が咲く6月がそこまで来ている

静かな宵祭り 明日は本祭り 幟がはためいて 祭灯篭に火が灯る

イカリソウ

 

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どうしても思い出せないこと 杉脂

2014年04月27日 | 季節の便り

伐採樹から染み出した杉樹脂

先般切り倒した杉丸太から美しい樹脂が染み出してきた。

指先につけると不快でない匂いがすると同時に、強力な滑り止め効果があるようだ。

今 そんな必要は全くないのだが、紙幣を数えるのに使うと効果が期待できる。

子供の頃祖母だったか母だったか、確たることは忘れてしまったが、杉脂を集めるよう云われ、神社の杉の大木の周りを回ったことがある。

それを何の目的で集めさせたのか思い出せないが、民間薬だったような気がする。

樹脂は年を経て琥珀に変わるという、杉脂の秘めたパワーが気にかかる。

耳の後ろに松脂を塗っていた大リーガーがニュースになった。

ファイト一発という時、手のひらに唾を吐きかけると力が出ることがある、杉脂を塗ったらもっと力が出るかもしれない。

花筏と金魚

 

 

、 

 

 

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野良猫の獲物

2014年04月26日 | 季節の便り

桃色の桃の花が咲いた

このあたりを縄張りとする野良猫 ブチ 

いつも池に水を飲みに来る顔見知りだ。

池の金魚には絶対手を出さい

後ろめたいことがあるのだろう、いつもだと目を合わせただけで逃げてゆく。

今日はこちらに向かって堂々と近づいてきた。

道路傍に腰を下ろして、身じろぎもせず草むらを凝視し、狙いすましたように跳躍した。

草むらから戻ったブチは何かをくわえて、こちらを睥睨している。

いつもおどおどしているブチと同じ猫とは思えない態度である。 しばらくして獲物をくわえたまま去っていった。

写真判定の結果獲物はもぐらと特定できた。

 

白いライラックも咲いた

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春ウララ

2014年04月25日 | 季節の便り

 

すももの花と常念

ヒメオドリコソウ

春うらら

ウコギの新芽

ムラサキケマン

 

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有明の月

2014年04月24日 | 季節の便り

24日5:00 有明の月

 24日5:30 アルプス連峰に日が差す

 

 

 

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常念坊 雪形

2014年04月23日 | 季節の便り

久しぶりに姿を現した常念岳に、常念坊の雪形がはっきり見えた。

雪が解け始めたので犬を連れて、麓の村の正直で勤勉な酒屋に酒を買いに降りてくる。

坊がぶら下げてくる貧乏徳利は不思議だ、酒樽からいくら注いでも溢れることはない。

一斗樽が空になる頃「よし」といって、徳利一本分のお金を払って帰ってゆく。

酒屋の主人は決して泣き言をいわない、常念坊のお陰で無事に春を迎えられたことを喜んでいるからだ。

 

見通しを妨げる立木を切ったので、山脈が一望できるようになった。

肌寒い朝が続くので桜が造花のように長く咲いている。これも珍しいことだ

サギソウを新しいミズゴケに植え替えた。

全体に球根の発育が良くない 今年はあまり良い花は望めないかもしれない。

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山菜饅頭

2014年04月22日 | 季節の便り

にわか饅頭屋

季節の山菜を具にいれた山菜饅頭を丸めているのはかみさんで、具に入れる山菜は小豆菜(ナンテンハギ)の若芽である。

私はうまい山菜の五指に入ると思っているけれど、摘んでる人をあまり見かけない。

道端の山菜など食べなくても良い人が多くなったから、忘れられたのかもしれない。

茹でてよく絞ったアズキナを胡麻味噌で味付けし、秘伝の饅頭皮に包んで蒸すと出来上がる。

具は山菜の他に野菜ならなんでも可

近々に本場中国の肉まんセミプロを招いて共演する予定?

 

 

 

 

 

 

 

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山の花

2014年04月21日 | 季節の便り

芽吹きが始まった近くの里山にコブシが咲いた。

時々遅霜注意報が出て暖房はまだ欠かせない。

松本市内の街路樹として植えられているけれど、いただけない

やっぱりコブシは山で咲く花である

花の影で新緑が出番を伺っている 山菜の季節到来

ワラビ栽培地で1本メッケた。

アズマイチゲいつの間にか消えて、ニリンソウの出番である。

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