穏やかな大晦日

今日が特別な日という感慨は年毎に薄れて、寒い今年は特に煩わしい想いだけが強くなる。
せめて旧暦の正月頃であれば、わずかでも燃え立つものがあろうものを。

29日 常念雪煙

昨日午後、常念は強風が吹いたらしい、巻き上げられた雪が霧のようになって稜線を駆け上がっていた。
そして今日、常念は1日中厚い雲に覆われて、松本の予報は夜半から降雪確率50％

暮れゆく燕岳 燕山荘に夕日が反射する

日照時間が最短なこの時期に、真冬日が1週間も続いている。
氷河期再来？流れる川が凍った。
夕暮れ近く、燕岳の稜線が雲海に突出して、山頂の山小屋に反射する夕日がかすかに確認できた。
北アルプスで年越しする山男達が続々と入山しているという。

アナフィラキシーショック入院

25日昼食のピザパイが原因と見られるアナフィラキシーショックで救急入院。
本日退院して三日ぶりに対面した常念に感動を覚えた。

冬型気圧配置緩む

日が落ちて常念の雪雲が少し晴れた。
上空の雲はどんよりと夕焼け
もう遠くの街では、灯が狐火のようにまたたき始めた。

クリスマスカクタスと停電

クリスマスに合わせてカクタスが咲いた。
ピンクの花を見ながら、もし今から31時間電気が止まったらどうなるだろうと考えた。
暖房は石油ストーブと豆炭コタツで何とかしのげるとして、灯りは仏壇のローソクを借りて、炊事はプロパンガスに頼れば急場はしのげるだろう。
水道はどうなるか解からないが、水は小川が流れているし、山には入れは枯枝はいくらでも取れる。
しかし実際は何も面倒なことはしないで、コタツにもぐり込んで、ひたすら復旧を祈る不甲斐ないことになるかもしれない。とにかく外は寒い。

冬至

冬至の夕暮れは心なしか早い。
つい先ごろまで夕日に輝いた雑木林も今はひっそりと耐えている。
明日からは復活に向けて一日一日太陽が近くなる。

12月２０日の常念

気温ー９℃空気が澄んで、山並みがくっきりと見える。
まだ一荒れしそうな雲行き。

イルミネーション

発光ダイオードのイルミネーションを紗羅木に飾った。
透明感のある美しい発光であたりの冬景色を幻想的に彩る。
しかし写真に写すと情景は全く違ってしまった。

冬至のころの憂鬱

冬至の頃の憂うつ、寒波が1週間も続いて、お日様は木立の間をかくれんぼしながら行ってしまう時。
1日の日照時間３時間余り、残りの２１時間が夜というわけでもないけれど、名づけて北欧の憂鬱