常念が見える部屋から

ここから北アルプス常念岳が眺望できます。
季節の移ろいに写真を添えて発信します。

捨てる人と拾う人

2013年06月30日 | 季節の便り

オカトラノオ

何年か前の町内旅行で立ち寄ったドライブインで買ってきた。

土地の相性が良かったらしく、今は大きな草むらを形成している。

恒例の町内一斉清掃の日である。

梅雨の中休みの今朝6:00から川沿いの主要道路で一斉に草刈り機のエンジンが鳴り響いた。

草刈り組とゴミ拾い組に別れての作業である。

道路わきの草丈の高い場所や灌木が茂ったところに集中してゴミが廃棄されていた。

拾う身になれば、わかり易い場所に捨ててあったほうが良いのだが、捨てる側の良心はそれを潔しとしないのだ。

できれば隠したいと思うのは美徳なのかもしれない。

 

 

 

 

 

 

 

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小さなお客様

2013年06月29日 | 季節の便り

水辺の花模様

 

梅雨の晴れ間 友人夫妻が小さな子供達を連れてタケノコ採りに来た。

畑まで普段は車に頼るのだが、今日は山沿いの道を歩くことにした。

ちょっと急な坂道を子ども達は元気に歩いたけれど、途中の小休止のあと、父親の背負う竹かごに2歳の男の子を入れた。籠から首を出して最初びっくりした顔をして、喜びの顔に変わった、子供は本当に素直である。

私にとってそれはとても懐かしい風景であったし、友人の故郷中国新疆でも同じだったという。

昨夜の雨で背伸びしたタケノコを収穫して、途中で桑の実のなる木の下へ少し寄り道した。

新疆にも桑畑があって子供のころ桑のみを食べたと友人が言って、子ども達が食べるかどうかわからないけれど子ども達に桑の実を教えたいという。

幸いなことにいくつかの実が鳥たちに食べられずに残っていた。

背の高い友人は、いとも簡単にその枝を手繰り寄せ、ほどよく熟れた実をいくつか採取して奥さんと子供たちに与えた。

4歳の女の子は桑の実を父親が口に入れるのを見て、恐る恐る真似をした、そしてすぐ可愛く笑って「美味しい」という。

二歳の男の子も姉の真似をしてすぐ笑顔になった。

この後家に帰って簡単な昼食をして帰ったけれど、何とも楽しい客人達であった。

 

 

 

 

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知らない町で道に迷う

2013年06月28日 | 旅先の風景

 少しずつ色がのってきた紫陽花

 昨日 3.5時間の走行予定で高崎に向かった。

松本ー佐久の一般道を1.5時間 高速を使った佐久ー高崎を1.5時間と読んでいた。

職場の関係団体で懇意に付き合っていた人たちとの懇親を深めることにある。

電車でゆく予定が、急遽自車に変えた理由は、比較的近距離なのと自由な時間設定ができることだった。

そのもくろみは半ば的中し、半ば外れた。

走行道路に混雑もなく、梅雨の晴れ間を快適に走って、高崎インターを降りるまでは己の選択の正しさをほくそ笑んだ程だった。

しかし 高崎市内に入ったころから、私の脳にインプットしてきた地形と実際が乖離しはじめ、高崎駅周辺で完全に方向感覚を失てしまった、記憶で左側にあるべき建造物が右側に建っている。

道路端に車を止めて通行人に目的のビューホテルを訪ねると、なんと180度違う方向に向かっていたのである。 「こっちえ進んだらますます遠くなりますよ」とその人は呆れ顔で苦笑した。

記憶に刷り込んだ地図を、知らない土地で地形の180度の修正は難しく。ますます頭が混乱してしまった。

夕刻ラッシュで車が混みはじめ、一方通行や車線の規制に右往左往し、集合約束時間が迫り、歩行者がうらやましかった。

結局は心配した地元の主催者から携帯電話があって、彼の的確な誘導で、10分遅れで到着できた。

後で聞くと、ホテルの周囲ををぐるぐる回っていたらしい。

 

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金銀花

2013年06月27日 | 季節の便り

これも梅雨時の花

朝 白く咲いて 午後黄色に変わるから 金銀花

花びらをつまんで引き抜いて、ラッパ状の根元を吸うと甘い蜜がでてくるから 吸い蔓

午後から高速道で高崎市へ

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雨に咲く花

2013年06月26日 | 季節の便り

沖縄生まれのハイビスカス

梅雨空を吹き飛ばすように咲いた 万緑叢 紅一点はザクロのみにあらず。

沙羅 五月雨に打たれて、花弁は紙のように透けてゆく

 朝の雨が、昼を過ぎても降り続いて、海星のような紅葉葉の先端にできた、小さな水滴が膨らんで。やがてこらえきれずに落下する。

梅雨に濡れた葉越しに、ハイビスカスのように赤い郵便局の配達バイクが見えて、スズキからの「新車ご購入様アンケート」と、ワイズメンズクラブ国際協会東日本区から「クラブ会長追補資料」が届いた。

間もなく6月が終わる。

 

 

 

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雨降り花の祟り

2013年06月25日 | 季節の便り

午後 思い立って庭掃除を始めた。

雑草の刈取りと、池の水面を覆い尽くした睡蓮の葉の抜き取りである。

長靴を履いて池に入ると冷やっこくて、夏の作業としてはすこぶる快適である。

遠くで雷がなって空がにわかに暗くなった。

大粒の雨が一つ二つ整理された睡蓮の葉を叩たき、その間隔が詰まってバケツでぶちまけるような爽快な夕立になった。

30分ほど荒びて夕立は小気味よく去って、梅雨の蒸し暑い太陽が輝いた。

昨日 雨降花(ほたるぶくろ)に触った祟り?なのかもしれない。

時間は充分あると思うと、庭掃除の続きをすることもない、明日がある。

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刺なしタラ

2013年06月24日 | 季節の便り

ほたるぶくろ

刺なしタラ

春先植樹したタラノメが草に埋もれたので、刈払機で刈り払いした。

 このタラは刺なし品種で栽培しやすいらしい

しかし山菜としてのコクが薄いと通人には好まれないという。

草むらにホタルブクロが咲いていた。

これも梅雨の花である。

「雨降り花」の俗称で手折ると雨が降るからと戒められていた。

 

 

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梅仕事

2013年06月23日 | 季節の便り

 収穫期を迎えた梅

梅雨は梅を収穫する頃降る雨なので梅雨とゆう。

青梅のように完熟する前に収穫する果物をほかに知らない。

青梅は酸味が強くとても食べられないが、食塩を少しつけると、うまくはないが食べられる。

しかし食べ過ぎえると、身体に異常を発生する青酸化合物を含んでいると聞かされた。

あのころは、何でもかんでも手当たり次第に口に入れた、スイバもイタドリも伸びる間も与えず食べつくした。

梅は完熟すると黄色に色づき芳香が木の下に満ちた、しかし酸味は相変わらずきつい。

、収穫した青梅を各種の漬物に加工する手仕事を梅仕事という。

どこの家庭でも女性は今、多忙である。

 

 

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山桜桃梅(ゆすら梅)

2013年06月22日 | 季節の便り

 

 南国の豪華な果物に比べると、何とも頼りなげに見えるかれど、子供のころ山桜桃梅の色づくのが待ち遠しかったものだ。

今年も色よく実ったけれど小鳥も食べにこない、果実酒を作ることにした。

昨年の残りの果実酒用ブランディーに、摘んできた大粒の魚卵のような果実を入れて、氷砂糖を適量入れると出来上がる。

果実酒は飲む楽しみより作る楽しみのほうが大きい、かみさんもそうだ。

だから家には梅や、桑の実、アンズ、ナツメなど古酒が貯まってしまった。

 

 

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夏至   サイゴンからの土産

2013年06月21日 | 旅先の風景

サイゴンの菅笠

これからの農作業に愛用する予定

 

夏至  五月雨  沙羅の浮花

夏至を一年の折り返し点と思っている。

まあ いってみれば 毎日が折り返し点でもある

 

 

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