常念が見える部屋から

ここから北アルプス常念岳が眺望できます。
季節の移ろいに写真を添えて発信します。

車百合

2010年07月31日 | 季節の便り
車百合

原村のこひつじ幼稚園で東京武蔵野多摩クラブとの合同例会を開催した。

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90年史編纂

2010年07月30日 | 季節の便り


1919年(大正8年)中島次太郎氏により創業された医療機器販売業中島尚誠堂(現社名中日本メディカルリンク株式会社)は90年余の歴史を積み重ねて今日に至った。

振り返ると1957(昭和32年)縁あって入社以来53年の歳月が流れていた。

会社では90年の節目にあたり社史発刊を決定、老骨に鞭打ち時代の証人としてその手伝いをする事になった。

手繰る記憶の中から、特筆すべき出来事を軸に、社史とは別の角度から時代の輪郭を探ってみたいと考えている。

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緑の雨

2010年07月29日 | 季節の便り
ウコンの本当の花



フィレンツェ旅行の反省会に出席のため名古屋に向かった。
名古屋の暑さは定評がある。
覚悟を決めて千種の駅に降りた。
曇天のためか、ねっとりと湿気は感じるものの気温はそれほどのことはない。
電車を乗り換えて鶴舞まで乗り継ぎ10分ほど歩いた。
刺すような太陽に照らされることがないから楽である。
イタリアの反省会は何故か純粋な日本料理店で開かれた。
冷酒でいささか酩酊し早めにホテルに帰った。
朝起きると名古屋は雨が降っていた、久しぶりの雨である。
木曽谷に降る緑の雨が窓ガラスを横に流れた。
オアシスのうるおいである。


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床下の住人

2010年07月28日 | 季節の便り
仕掛け
いかにも棒杭にトウモロコシが自然に実ったようにくくりつけた。



夕方子供のハクビシンを縁先の草むらで見かけた。
近づくと人の気配を感じてハクビシンは我が家に逃げ込むように縁の下に駆け込んだ。
母屋の床下で生まれた家族のようだ、一瞬であったがしなやかなしぐさが可愛いかった。
庭を素早く横切ってゆく親のハクビシンはちょくちょく見かけていたがまさか床下に住みついているとは思わなかった。
何とかその姿を写真に残そうと思いついたのがこの仕掛けである。
好物のトウモロコシを杭にくくりつけ、ソーラー灯を設置して、カメラを構えて待つ。
「危害を加えるつもりはないから安心して食べにおいで」と思いながら後ろめたさもある。
彼ら彼女らが農作物を食い荒らす張本人であることは間違いない。
友好的な関係は第三者には美談と写るかもしれないが、当事者は裏切り者と思うだろう。
それを知ってか知らずかハクビシンは現れなかった。



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生物多様性

2010年07月27日 | 季節の便り
足長蜂 蜂刺され事故のほとんどが足長蜂によって引き起こされた。
刺された時 全身にはしる激痛
腫れて目が塞がってしまうほどである。
半身を襲う鈍痛 時には発熱も
穿刺箇所の苛立つようなかゆみ
全治2~3週間を要した。

 




10分足らずの通勤時間だけれど毎日特定のラジオ放送を聞いている。

先日生物多様性について聞くことができた。

絶滅を危惧される種や、異常増殖する種が増えていることは「生物多様性」に反することである。

周囲を注意深く観察すれば、子供のころに比べ自然は確実に変化しており、身近な動植物の栄枯盛衰に気付くはずである。

今までいた虫が見られなくなった、季節を告げる野の花が見られなくなった、反対に見たことも無い虫や動物が見つかったり、花が咲かないと思っていた木に花が咲き、実がなった等々。

旧盆のお棚に飾る盆花は里山の草原に咲いていた。

子供たちは女郎花、桔梗、萩等を竹篭に入れて意気揚々と引き揚げた。

お棚に輝く女郎花の黄色、仏前に威厳を添える桔梗、萩は初秋の物悲しさを伝えて回り灯篭に映えた。

いつか牛馬が消えて、かやぶき屋根が姿を消して、人々は草を必要としなくなった、里山の草原は灌木が侵略し、あるいは植林され半世紀後鬱蒼たる森に変わった。

この森に花は咲かない、畑で栽培された盆花が店頭に並ぶ。

子供たちは手伝う仕事が無くなった。これも「生物多様性」に反する。

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梅仕事(うめしごと)

2010年07月26日 | 季節の便り
ウコン花


梅仕事という言葉を知った。

青梅から自家用加工食品を作るため,梅の一粒々を手撫でする一連の作業を総称しているようだ。

いくつもの行程を経て、梅干し、梅酒、梅ジャムを完成させるためには、根気のいる儀式にも似た作業が長く続く。

同じ仕事を、男がこなしても梅仕事とは言わない、男が為す仕事ではないと位置づけが確立しているのだろう。

現在 青梅の一連の作業が終わって、後は紫蘇の成長を待って紅付けを待つガラス瓶が並んでいる。

この季節、梅の木には残った青梅が金色に熟し良い香りが畑中に漂っている、芳香に魅せられて1kg程収穫し、インターネットのレシピに沿ってジャムに加工してみた。

勿論これは梅仕事に入らない

ところが この酸味と甘みが絶妙に調和したジャムが思いのほか好評だった。

熟梅を無策に落下させてしまうのが急に惜しくなり、今度は20kg程収穫してきた。

5kgをジャム用にとりわけ、さて残りはどうするか、今までの梅仕事で疲れ果てたカミサンは困惑気味である。

結局カミサンの友達に頼みこんで貰ってもらった。

5kgのジャム加工は私が梅仕事ではない仕事をした。

梅がふつふつと煮えたぎる香りが明け放した窓から外に流れて、時期外れの鶯が鳴いた。
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松工悲願の甲子園決める

2010年07月25日 | 季節の便り
夕菅


松工が競り勝って甲子園初出場を決めた。
2点差で迎えた9回表2死、誰もが松商の勝利を疑わなかった。
しかし 松工は驚異的な粘りを見せ、3連打で2点をもぎ取り同点として延長にもつれ込んだ。
松工のエース柿田は連投の疲れを見せない好投で、要所を抑え、見事県大会を制覇した。
松本市の南を東西に流れる薄川の右岸に位置する松商、左岸に位置する松工、双方グランドでの雄叫びが聞こえる両校である。
試合終了後は両チーム全員ただ々涙であった。
熱中症の事を考えて、決勝戦も球場に行かずテレビ応援に徹した。
今まで甲子園球場に入ったことがない、体調を整えてぜひ行きたいと思っている。
★決勝(終了)
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
松本工
松商学園
(延長10回)
(松本市野球場)

(松本工)柿田-大熊
(松商学園)平間-山田

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松本工業高等学校決勝戦へ

2010年07月24日 | 季節の便り
沈んでも沸騰しつづける太陽

炎帝が居座って35℃を越えた。
直射日光に焼かれた午後のグランドは40℃を越えているかもしれない。
過日 母校松工が夏の大会で準決勝に進んだのは初めてと書いたけれど、8年前に準決勝まで進んで敗退した事がある。
今日の準決勝は、5対2で快勝し明日の決勝戦に進んだ。
これは勿論学校史に残る快挙である
球場は15分で行ける距離なのだが、熱射障害を懸念してテレビで応援した。
明日の決勝戦は重装備(軽装備)で球場応援したいと思っている。
相手は強豪松商学園高等学校である。
がんばれ松工健児


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オカイコ様

2010年07月23日 | 季節の便り
匂い立つ山百合


 

天蚕の美しい繭を見た日、ラジオから流れるニュースを聞いた。

「岡谷市で毎年夏に開かれてきた「製糸夏期大学」が、7月22日、23日に開く第63回を最後に幕を閉じる」という

私はそういう歴史をもつ夏季大学があることを知らなかった。

当地に松本蚕糸試験場という公の研究機関があって、蚕の品種改良はもとより、生物に関わる高度な研究成果を内外に発信し、高い評価を得ていたという。

近年 研究機関は廃止されて、跡地は公園となり、更に総合的再開発が検討されている。

これらの研究施設で育み蓄積された膨大な知的財産や世界的頭脳は散逸してしまったのだろうか、地球の食糧自給研究等に引き継がれ、一層その輝きを増していることを期待する。

夏の夜を、お蚕様と同じ屋根の下で暮らした当時を思い出す。

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甲子園に向かって

2010年07月22日 | 季節の便り



夏の高校野球県予選は終盤を迎えた。

太郎が投げる松本県ヶ丘は無念の1回戦敗退となったが、母校松本工業は好投手柿田を擁して快進撃を続けている。
今日の試合では、劣勢から強豪を延長戦の末退け初のベスト4に躍り出た。

昭和14年開学以来の快挙である。

甲子園初出場の期待が高まる中、同窓生の間がにわかに騒がしくなった。

松工は1昨年70周年を祝い、今年は定時制閉課程を惜しんだ。

二度あることは三度という、三度目は甲子園の切符である、是非手中に収めてほしい。

薄川原の花すすき なびけば競う 旗に似て

正しき世紀 さきがける 科学の使徒を讃うなり

堅忍鍛う 健児われ 奮い起つべき ときぞいま

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