常念が見える部屋から

ここから北アルプス常念岳が眺望できます。
季節の移ろいに写真を添えて発信します。

突然インターネットが使えなくなった

2014年05月14日 | 出来事

昨日午後 ひかり電話を含むインターネット機能が突然使えなくなり慌てた。

時間が経過してゆくにつれ、それは極めて正当な理由による、合法的強制切断であることが判明した。

責任は100%当方にあり、NTT東日本に何一つ瑕疵はない。

そればかりか、白紙に戻ったインターネットの設定を、一から熱心に指導してくださった担当者に深く感謝する次第である。

公衆電話華やかなりし頃、硬貨を使い果たし、無情に切れる電話を恨めしく思ったものである。

しかし硬貨を充分用意できなかった のは自分の責任だし、タイムイズマネーその時が来れば、電話が切れる覚悟は出来ていた。

今回 自分の不注意を棚に上げて言うわけではないが、郵送のみでなく電話、メール等を駆使して注意を喚起して欲しかったというのが本音である。

約半日の間、利器の恩恵から見放された時を体験し、真のサービスとは何かと改めて考えた。

鬼ツツジ(蓮華ツツジ)

 

 

 

 

 

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

遺失したムササビ研究ノート4冊

2013年07月08日 | 出来事

 

隼人君のことである。

遺失か盗難か迷ったけれど、遺失にした。

顛末はかくのごとし。

家からJR広丘駅まで自転車で走り、電車に乗る、これが隼人君の通学スタイルである。

その日、ライフワークのムササビ研究をまとめる必要から、バックにいれたパソコンと研究ノートを自転車の前籠に入れて駅に向かった。

背中に大きなリュックを背負っていたという。

駅の駐輪場に自転車を入れ、パソコンバックをそのまま残して電車に乗ってしまった。

途中で気づき、引き返したけれど、自転車の前籠にバッグはなかった。

先生のアドバイスで、急遽地元新聞二紙に探し物広告を掲載していただいた。

実は、私がこの不幸な出来事を知ったのは、新聞広告を見た知人からの電話問合わせよってである。

広告「ムササビ研究ノートを見かけた方は、どうかお知らせください、私にとってかけがえのない大切なものなのです」

事件から10日余が経過したが進展はない。

バッグを持ち帰った人が新聞を読んだとしたら、多分迷っていると思う。

「実は私が」と名乗り出ることを望んでいるわけではない、数年間の昼夜に及ぶ研究過程を記録した、4冊のノートが戻ることが切実な願いなのである。

 

 

 

 

 

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

聴導犬

2013年05月19日 | 出来事

 ライオンズクラブの年次大会に参加した。

大会で、ライオンズクラブが支援している日本聴導犬協会から、犬たちの動作が実演紹介された。

盲導犬は街頭で見かけることも多く、多少の知識は持っているつもりであるが、聴導犬については何一つ知らない。

火災報知器、吹きこぼれ、玄関チャイム、電話ファクス、赤ん坊の泣き声等、犬はさまざまな音による情報を察知し、的確に判断し、主に知らせ、主を情報源まで誘導する能力を持っているという。

協会は飼い主がわからない犬(野良犬 捨て犬)の適性を見極め訓練し、介助犬や聴導犬を育てている。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

幽霊への伝言

2012年12月15日 | 出来事

昨日までの真冬日から急にぽかぽか陽気になって、明け方少し雨が降った。

朝日が当るころ、アルプス山麓に濃い虹が出た。

昼ごろ解体現場を見に行った。

13日(木)から家の中を空っぽにするため、家具や生活雑貨、衣類を運び出す作業が始まっている。

あらかた片付けが終わったのだろう、現場に人影はなかった。

建物に近づくと、無人だと思っていた部屋の障子が突然開いて、若い作業員が飛び出してきた。

聞くと、この家の仏間だった所で作業中、後ろに人の立つ気配がして、肩を叩かれた。

振り返るとだれもいない。 一瞬背筋に冷気が走ったという。

次の日、塩を撒き、丁寧に鎮めをした。

それでも終日天井裏で「もの」の気配がして、かすかに作業を伺う気配が続いていた。

作業者の間では幽霊が出る家と云う事になったらしい。

昼休みをしていたら、外で物音がしたので吃驚して飛び出したのだという。

仏壇は住職により魂抜きを済ませているから心配ないこと、空き家に野生動物が住みつくことは極く普通であることを説明した。

幽霊に会う事があったら「何がどうなっているのか、全く分からず困惑している、私の前に出るように」と伝言を頼んだ 。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

家屋解体

2012年12月13日 | 出来事

 

 

 

 久しぶりに朝日に輝く常念を見た。

これで厳しかった冬型気圧配置から解放されるだろう。

8月末に急逝した縁者の住居が解体される事になった。

相続人からの依頼を受け、解体業者との折衝も終わり、いよいよ来週から着工する。

道路の狭隘がネックになっていたが、施工業者の協力でなんとか解決できる見通しである。

資産と思っていた建物が、解体費用の発生により大きな負の遺産に変った。

相続人にはカードローンの残債返済もあるので、相続放棄という選択肢もあったのだが、あえて相続をお願いしたいきさつもある。

10日程で更地になる宅地に早く買い手が現れることを念じている。

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

保証実行通知書

2012年11月06日 | 出来事

 紅葉の季節は間もなく終る

8月末 急死した遠縁者の資産整理に追われていたが、ようやく整理への見通しが立った。

そんな時 故人宛に封書が郵送されてきた。

相続人からの委任を受け開封すると「保証実行通知書」が入っていた。

故人が地元の銀行からローン契約でお金を借り、現在残債がある。

相続人は本人の死亡を銀行に届け出た。

銀行と相続人がどのような会話を交わしたか定かでないが、銀行は故人の連帯保証人になっている貸金業者に残金の返済を求め、全額返済を受けた。

専門用語では銀行は「金銭消費貸借契約の期限の利益の喪失」によって貸金業者に残金の代位弁済を求めたということになるらしい。

その結果、貸借契約の第一当事者である銀行は、この金銭消費貸借契約とは無縁になった。(私には逃げたとしか思えない。)

昨今送られてきた「保証実行通知書」は、貸金業者から、連帯保証返済に要したお金(代位弁済額)の返済を相続人に求めたものである。

何のことはない、銀行に代わって貸金業者が取り立てに回ったのである。 

通知書の末尾に「なお 完済されるまでの間 年14.5%の遅延損害金が付加されますことを念のため申し添えておきます。」と記されていた。

この類を慇懃無礼というのだろう

銀行=貸金業者 という構図は知らなかった。 

勿論 ローンに未済の有ることは承知していたから、金額が確定次第返済するつもりでいた。

突然 銀行以外の貸金業者から、難解な金融用語をちりばめた親展封書が届いたから、度肝を抜かれただけの話である。

でも なんだか今後 その銀行のドアを押したくない気持もあることはある。

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

家屋解体

2012年09月22日 | 出来事

 

 住む人がいなくなった家はどうなるだろう。

ほっておけば自然に朽ち果てるのだろうが、放っておけない諸般の事情がある。

住んでいればこそ家屋は資産といえるけれど、将来にわたる空き家は負債の部類に入る。

住んでくれる人がいたらタダでもよいのだが、過疎集落では難しい。

急死した遠縁にあたる人の家屋は解体される公算が大である。

建築関係の知人に解体業者を紹介して貰い、費用の概算見積をお願いした。

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

命の重さ

2012年08月26日 | 出来事

 サギソウ

早朝電話で、私の遠縁にあたる男性が脳血管障害で病院に搬送されているから至急来てほしいという連絡があった。

電話は彼の勤務先の上司からであり、昨夜、夜勤中に発症し現在脳神経外科で治療中であるが、症状は極めて重篤であり、今後の治療計画には親族同意が必須であるという。

悪い予感がした。

系譜によると五代遡った時代に女系で分家し、近所に居を構え,以来親類として付き合いは続いたものの儀礼の域を出るものではなかった。

私共が鉄漿親を務めた結婚が破綻し、20年ほど前、娘二人は奥さん方に引き取られ離婚が成立している。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

訃報

2012年06月26日 | 出来事

 

昨日朝 甥の訃報が届いた。 

川岸で喫煙していて川に転落したという。

家族によれば夕食後、家の前の川岸で吸う一服が至福の時であった。

一昨夜も川岸の縁石に腰をおろして喫煙する彼の姿を目撃した人がいる。

縁石を支える石垣は河原からほぼ垂直に積み上げられ、2メートル程の高さがあった。

何らかの理由で後向きに落下して、頭を強打し意識不明のままこと切れたらしい。

朝になって家族が不在に気付き、流れの中に冷たくうつぶせに倒れている姿で発見された。

58歳 余りにも早い別れである。

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする