常念が見える部屋から

ここから北アルプス常念岳が眺望できます。
季節の移ろいに写真を添えて発信します。

野鳥に囲まれて

2010年04月30日 | 季節の便り
アカハラ

氏神様の祭典で町役一同昇殿し、かしこまって神主の祝詞奏上を聞きお祓いを受けた。
横笛や祥、太鼓がなると、一角がにわかに神々しくなる。
祭典の間 にわか雨が降って遠くで雷鳴が聞こえた。
祭典が終わるころ雨が上がり、本殿の筵の上で簡素な祝宴がはられた。
浅黄色が匂う藪の中から鶯のさえずりは頻繁に聞こえて、時折雄雉の甲高い鳴き声が響いた。
三人の神職さんは野鳥が飛び交う神社の環境に大変御満悦の様子であった。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

春祭り

2010年04月29日 | 季節の便り


幟をあげて灯篭を飾る、今日は村祭りである。
以前は露店が並び、浦安の舞が奉納され、若者の長持ち行列が地区を練り歩いた。
親戚縁者が集まって、境内は人でごった返した。
現在その面影はない、町会の重役と、神社委員、そして年番さんを交えて小じんまりした祭典が挙行された。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

テーマソング

2010年04月28日 | 季節の便り
ハナダイコン
軽はずみな行動をたしなめるような色合いである。


来年6月松本市内で開催される東日本区大会の課題は出席者の確保である。
500名を目標に準備を進めている。
これから1年をかけてあらゆる機会をとらえて大会をPRしてゆかなければならない。
昨日の委員会で話し合った結果、誰でも、どこでも、いつでも気軽に歌えるテーマソングが有効だろうという結論が出た。
本唄は山岳都市松本ににちなんで「雪山賛歌」を借用し、歌詞は自分たちで考えることになった。

1・元気で会いましょ また来る年も
  信州信濃の サア 松本で

2・高嶺は蒼く 光る残雪
  雪形招くよ あのいただきで

3・名前もめでたき 千歳橋(せんさいばし)を
  渡れば国宝 深志のお城


  

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

薄紫の花々

2010年04月27日 | 季節の便り
蔓日々草

フィレンツェから「藤やリラといった薄紫の花々が満開です」というメールが届いた。
これから5月にかけてアヤメ(ジャーマンアイリスらしい)が見ごろを迎え、私どもが行く6月はバラの香りが満ちる時だと教えてくれた。
気候的には松本と大差なく、暮らし易い土地だという。
信州でも日々あたらしい花が開き、注意してないとつい見落としてしまう。
我が家の農園?でも、農園主は野菜の播種や植えつけに結構忙しそうだ。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

木の芽料理

2010年04月26日 | 季節の便り
木の芽の素材を生かす為に、調理にこだわってはいけないと自称山菜評論家が云った。
それには採取する時期が肝心要であるとも云った。
山椒は新芽が約1センチ伸びたころ合い、量は少ないが上品な辛みと覚醒される香りが何とも言えない。
調理も至って簡単で、水洗いした新芽と味噌と砂糖を適当にまぜ合わせるだけですむ。

山椒


ウコギ
ウコギも棘がある、思うに棘が新芽の護身のために進化したとしたら、棘は旨さの証明である。食べ方はさっと湯がいて塩味を付け、炊きたてのご飯に混ぜ合わせると、緑が美しいウコギ飯ができる。
棘が災いしてかウコギの垣根が姿を消して、ウコギを知らない人のなんと多いことか!!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大霜

2010年04月25日 | 季節の便り
白木蓮 朝


    午後


萌え始めた緑の新芽を飾るように白く光る霜が一面に降りた。
霜に弱い白木蓮は満開のまま変色してしまった。
大霜である、果樹農家は一夜で壊滅的な打撃を受けることもある。
かっては果樹園で古タイヤを燃やして、その熱と煙で霜を防いだという。
しかしその効果は疑わしい。
現在は林檎園のあちこちに鉄柱が建ち先端に大型の扇風機が取り付けられている。
「防霜扇」である、これの効果は高いと聞いている。
3月初旬の気温といわれた今朝の林檎園では、防霜扇が大活躍したことだろう。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

八十八夜近し

2010年04月24日 | 季節の便り

今朝も冷え込んだ、八十八夜の別れ霜といってこの頃突然の寒波に襲われる事はそれほど珍しいことではないけれど、今年は異常だと皆さんが言う。
お茶の新芽が延びないので、新茶の出回るのが遅くなるらしい
朝のひと時 鶯の囀りが盛んで、家の周りに3組のカップルが住み着いているようだ。
携帯の着信音に鶯の囀をセットしてある。
だから時々騙される。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

町内放送

2010年04月23日 | 季節の便り
放送塔


放送室


町会役員の役割分担は明確になっている。
私の任務の第一番は、町内への連絡伝達である。
町会からの連絡は、この拡声設備からスピーカーを通して全戸に伝達される。
しかしこのシステムによる伝達の聞きとり環境は決して良好とはいえない。
テレビの受信と同じで、物影や低地には音が伝わりにくく、周囲からの反射で干渉されるケースもでてくる。
更に住居の気密性が向上して、外部からの遮音性も高くなった。
また アナウサーの声質により明瞭性に差がでてくる。
私の声はアナウンサーに向いていないとカミサンは云うが、よそから苦情が来たことはまだない。
災害に備え緊急連絡の必要性が叫ばれているのだが、この環境でははなはだ心もとない。
放送の前に流すコールサインを長くして、窓を開けたり、戸外に出て放送を聞きとっていただくよう周知している。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

春の農作業 桑畑

2010年04月22日 | 季節の便り
ひとりしずか

養蚕といっても解らない人が多くなった。
コットンに広大な綿農園を思い、ウールの肌触りに草原に羊を追う牧羊犬を想像する、シルクと聞いて思い出すものは何だろう。
養蚕農家の春は桑畑の手入れから始まる。
桑は、毎年地上部に伸びた部分を刈り取って、新しい芽吹きを促さなくてはならない。
太い丈夫な新芽にはたくさんの栄養価の高い葉が茂る。
前年度 桑一株から十数本ほどの芽が伸びて、高さ2メートル、直径は1~2センチの太さに成長して大藪になっている。
桑園の手入れは、この藪をきれいに刈り取る作業からはじまる。
鎌を使って1本1本切り取るのだけれど思いのほか重労働である。
子供たちは真新しい鎌を手に最初は面白くて夢中になるのだが、すぐに飽きてしまい、親の目を盗んで「一人静」の花と遊んだ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

石楠花

2010年04月21日 | 季節の便り
石楠花


寒波や雪に虐げられて心配したけれど、何の屈託もなく咲いた。
石楠花の成長は遅々としてすすまない、5年前の写真と比べるとそのことがよく判る。
旧家の手入れが行き届いた庭園で、小森のように茂った石楠花の大木を見たことがある。
その時 戸主が「樹齢数百年と聞いている」と言っていた。
この石楠花は我が家に来て20年、それ以前の来歴は不明である。
芽生えてから既に50年は経ているだろうと勝手に思っている。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする