サギ草が咲きました

二日前から咲き始めたサギ草が群翔を始めた。
群れは日ごとに大きくなって、最大15羽になる予定。
6年目にしてようやく育て方の入門編にたどり着いた。
茂木先生ありがとうございました。

返り咲き

返り咲きは植物の勘違いであると聞いたことがある。
私は日常的に勘違いが多いけれど、誰かが教えてくれるから訂正できる。
泰山木のように咲いた残暑の白木蓮は何を勘違いしたのだろう。

皆既月食

昨夜　会合が終わって外に出ると、雲の切れた空に、赤黒い皆既月食の月が影のようにぼんやり上がっていた。
予報によって月食の観察はあきらめていたからうれしくなった。
酔いも後押しして、月の下の我が家を目指して、引かれるように歩き始めた。
ネオンの市街地を後に、住宅地を抜け、穂が出揃った広い水田地帯に出る。
直線の農道を涼しい風に吹かれて月の影に話しかけながら歩く。
やがて赤黒色のお盆の左下が輝き、細いすじのような月が現れ、徐々に大きくなった。
約５Kｍの道のりを７０分かけて歩き、じっくり観察できた。
皆既から復活までを通した観察は今回が初めてのことである。
朝　サギ草が１輪咲いていた、壮大な宇宙のドラマに遭遇した幸運な花である。

若栗

緑のイガの中には、まだ白い外皮に包まれて栗の実が育っている。
外皮の中はアイスクリームのようにふわふわした渋に包まれて、米粒ほどの実が光っている。
この実はまだ食べられない、食べられるけれど少しも旨くない。
若栗は料理の飾り付けに使われることもある。

異国情緒

ヒマの花
染色体にも、太陽から飛び出したコロナのようにも見える不思議な花。
遠い異国の花が故あって我が家の庭に咲いている。



唐綿の花
花が散って、鞘状の筒に種子が実る。
時を経て筒がはじけると、そこには驚くべき光景が広がるらしい。

パッションフルーツ結実せず

今年の夏の間、パッションフルーツは数十個もの美しいい花をつけた。
秋には実るという期待が、その美しさを倍加して、私にとってまさに天上に咲く花にも思えた。
しかし、如何なる理由によるものか、数回試みた人口受粉も効果なく、今期は完敗した。
新しいものに挑戦した先人の苦労がしのばれる思いである。
この間、我が家を訪れたも人たちは、フルーツ収穫の連絡を首を長くして待っていることだろう。

そば畑から

鹿が嫌うという鹿除けランプの効果やいかに


食害　食い荒らされた芯芽　花が咲かなければ実は成らない。


犯人足跡　小鹿らしい　何故か憎めない　早く山に帰れ

撮りたてマイブログ 月下三美人

１０日ほどの月は山の端に隠れた。
月下美人がふくよかな香りを漂わせて3輪咲いた。

遠くの赤い花

窓から見える景色の一つに緑の土手がある。
その土手に赤い斑点が出現し日ごとに広がった。
狐のかみそりの開花である。
酷暑で季節感が鈍っていたけれど、もうそのような季節なのである。

慈雨

夜半に雨が音を立てて窓をたたき、開け放した窓から涼しい風とともに雨が床を濡らした。
夜明　小雨の残る窓から望む常念の上空に少し青空が見えた。
万物が生き生きと見える。