常念が見える部屋から

ここから北アルプス常念岳が眺望できます。
季節の移ろいに写真を添えて発信します。

月下美人

2007年06月30日 | 季節の便り
開花を察知して玄関先に移した月下美人が昨夜咲いた。
花茎がマグロの釣り針のように大きく曲がるとその夜開花する。
一夜花だから気づかずにいると、翌朝しおれた姿を見る羽目になる。












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熱帯朝

2007年06月29日 | 季節の便り
熱帯夜があるなら、熱帯朝もあっていい。
今朝は湿気を限度一杯に含んだ風が暖房機から噴き出すように吹いて、赤道に近い国の夜明けを思わせる。
違うのは、風にゆれる涼しげな花である。


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牧柵

2007年06月28日 | 季節の便り
高電圧を張り巡らせて、農作物を害獣から守る牧柵の効果はてき面で、百姓は枕を高くして眠れた。
ところが今年になって柵内に鹿が出没し被害が拡大している。
農地に無数の足跡と、糞を残し、野菜の柔らかい新芽を剪定したようにきれいに平らげてゆく。
多分 どこかの開いていた牧柵の隙間から迷い込んだ群れが、牧柵に阻まれて山に戻れず、人のテリトリーに住み着いたのではないかといわれている。
野菜畑に牧柵を張ろうとカミサンが言う。
野菜はスーパーで買ったらと私が言う。
このままでは、収穫した切口から雫が滴るような新鮮なきゅうりは食べられない。
アマガエルは、我関せずと構えている。


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しおで

2007年06月27日 | 季節の便り
山菜としては希少価値があると思う。
毎年出るところが決まってるけれど、出るのは頑なに1本だけである。
さっと茹でて塩、醤油、マヨネーズなどで食べる。
野生のアスパラというけれど、ちょっと違う気もする、少しぬめりがあって美味しい。
このあたりでは「しょうでんぼー」という。

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花菖蒲

2007年06月26日 | 季節の便り
昨日梅雨空をおして大阪に行ってきた、松本から列車に乗れば3時間で着く。
蒸気機関車の時代を思えば夢のようだ。
集まった6人の中で時間距離は私が北海道や沖縄を押さえて一番遠いことになる。
京都駅を発車してまもなく東寺の塔が見えた。


よそよりかなり遅れて咲いた、その分色が鮮やかだと思うのは欲目だろう。


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沙羅

2007年06月25日 | 季節の便り
今年も沙羅が咲いた
はかない一日花である
葉隠れにひっそりと咲いて、落ち花を見て初めて咲いていたことに気づかされる。



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ほたるぶくろ

2007年06月24日 | 季節の便り
いつもの場所にホタルブクロを見に出かけた。
残念ながらその場所から無くなっていた、自然に絶えたか、掘り取られたのだろう。
その姿が、山野草として好まれ、持ち去られることもあるらしい。
それこそ昔は、土手が紫色で埋め尽くされるほど咲いていたものだ。
そのころ梅雨時の花であるから「雨降り花」と呼んで、むやみに取ると雨が降る言い伝えられていた。
昨日 近くの耕作放棄した畑の土手に、ホタルブクロの群落を見つけて胸を熱くした。
一株を丁寧に採集して庭先に移植した、言い伝えがてきめんに当たり、降り始めた梅雨の雨に濡れている。


コメント (2)
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夏至ころの常念

2007年06月23日 | 常念100景
常念の白い部分が日毎に少なくなって里は夏への道をまっしぐら


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新しい食材の旬?

2007年06月22日 | 季節の便り
水芭蕉の苗が欲しいという人がいて、種の採取を試みている。
それがぐんぐん成長して、新種の野菜か果物のようだ。
異様な形が高級食材を連想させ、食べたら病み付きになりそうな気もする。
食べるとしたら今が旬だろうと直感的に思った。
勿論食べることはしない。


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城下町の菓子

2007年06月21日 | 季節の便り
城下町のはずれに伝統を頑なに守り続ける和菓子の老舗がある。
銘菓「梅園」は主人が自からの目で厳格に選りすぐった原料を、一徹な職人の技で練り上げた逸品で、咲き初めた紅梅に降りかかる雪の風情が味わえる。


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