常念が見える部屋から

ここから北アルプス常念岳が眺望できます。
季節の移ろいに写真を添えて発信します。

生き物

2011年02月28日 | 季節の便り

春一番の生き物 陽光の中の蜜蜂

田畑や森林を荒らす動物を害鳥獣という。

中でも鹿の跋扈はすさまじい。

当局は周辺の山野に6千頭の鹿が生息していると推測している。

雪が少ない年は鹿の生育も順調で約3、000頭の新しい命が生まれる可能性が高い。

昨夜の会合の発表によると昨年の捕獲数は100頭ほどだった。

この分でいったら野山は鹿で埋め尽くされる。

しかし そんなことはあり得ないし、鹿が絶滅の危機に瀕しているという事態よりはるかに明るさがある。

長い冬を耐えて、ようやく陽光の中に春一番の生き物を発見するとほっとする。

 

 

 

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福寿草

2011年02月27日 | 季節の便り

 

暖かい陽光に誘われて競うように開いた。

黄金の輝きに気の早い蜜蜂が飛び交っている。

土手の広い斜面に一面に、数万株が咲く福寿草も圧巻だけれど、待ち焦がれて枯葉のしとねに閑散と咲く侘びしさも好きだ。

土の中に埋まっていた伝説の埋蔵金を掘り当てた様に周囲が明るくなる。

 

 

 

 

 

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群雀

2011年02月25日 | 季節の便り

雪が消えて

群雀

昨夜は飲酒を伴う会合があって、朝の出勤は運転手付きである。

通勤途中の水田が広がる道脇にコイン精米場が設置され、住民は必要に応じて少量づつ、好みの搗き加減で精米する事ができる。

お米は搗きたてが旨いといわれるのでそうしているけれど、その真偽が解るほどの舌を持ち合わせてはいない。

運転手付きだから脇見ができる、コイン精米所の敷地内にこぼれ米を漁っている数十羽の群雀みた。

間違いなく日本の昔話に出てくる雀である。

 

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松本ばしり

2011年02月24日 | 季節の便り

 

 ↑ 新しい「高齢運転者標識」の「四つ葉マーク」新しい高齢者運転マーク

松本管内の交通マナーは他所に比べて相当悪いらしい。

代表的な違法走行は右折時に多く見られ「松本ばしり」という言葉が生まれた。

違法走行発祥の背景を「城下町の色濃い松本市街地はその構造上、鉤の手(クランク)や細路道が多く、右折専用レーンが作れず右折待ちで渋滞することが多かったため、右折車両優先というローカルルールが生まれた」とする見方がある。

「松本ばしり」はこれから観光シーズン到来にあたり 松本をおとずれた皆さんを暖かく迎えるために考えなければならない課題である。

しかし 単純信号の交差点で先頭にいた右折れ車輛のために、延々と待ち続けるイライラもたまらない。

ゆとり運転のために、3月から高齢者マークを付けて走ることにした。

 

 

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春泥

2011年02月23日 | 季節の便り

 

凍土が緩んでぬかるむ春泥に靴をとられて、車の中がひどく汚れた。

春泥予防に入れた砕石が地面に沈みこんで、変わって春泥が浮上したらしい。

そういえば車のタイヤに泥を付けて走る車を見かけなくなった。

土の上をタイヤが転がることがなくなったのだろう。

石楠花の蕾が膨らんだ。

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長野油田

2011年02月22日 | 来し方

まんさく

 

明治初期 長野市で日本最初の石油精製所が稼働したと、新聞のコラムに載った。

それで思い出した、昔 長野に油田があって、その産油を使った産業があったことを聞いたことがある。

産業とは投薬ビンの製造である。

以前 医療機関から出される内服薬は散薬(粉薬)と水薬があって、水薬は目盛が付いたガラス瓶で提供されていた。

この投薬ビンは医療器械商の取扱品で、その製造工場は長野にあった。

何故 長野市に投薬ビンの製造所があったのか?屑ガラスを溶解し投薬ビンを製造する過程で多量の熱を消費する、安価なビンの製造に高価な燃料は使えない。

そこで知恵者が井戸水と一緒に組み上げられる厄介物の原油を精製し、燃料として使う方式を考案した。

これが この地で投薬ビン製造業が発祥した主たる理由に違いない。

 

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春胎動

2011年02月21日 | 季節の便り

ミンクのコート 白木蓮

2月の中旬を過ぎて日々の変化が急に激しさを増してくる。

冬の間一点に停止していた太陽が解放された様に動き始めた。

毎朝 目を見張るほど、その昇る位置を変えて、部屋の隅に堆積した埃を明るく照らし出す。

ミンクのコートがまばゆく光る白木蓮も、日毎に瑞々しくなってくる。

ミンクの毛皮を知らないから教えを乞うたことがある「冬 白木蓮の花芽をみよ」そのお方も、ことによると実物を知らなかったかもしれない。

 

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雀は何処へいった

2011年02月20日 | 季節の便り

ヒヨドリ ピー太郎

二つ割りの くずリンゴに、ヒヨドリのピー太郎がせっせと通ってくる。

ヒヨドリは外の鳥がこのえさ場に侵入することを好まないようだ、寄ってくるメジロなどの小鳥を威嚇するから小鳥の数はすっかり減ってしまった。

最近になって家の近所に雀が全くいなくなった事に気付いた。

毎朝の4,5羽で庭先に舞い降りて餌をあさる姿も、特有な鳴き声も消えてしまった。

着ぶくれたように丸くなって電線に並ぶ寒雀も見かけることがなくなった。

四季を通して雀は最も身近な小鳥である。

もっと暮らしやすい環境に移動したのだろうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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常念の角がとれた」

2011年02月19日 | 常念100景

新雪がまばゆき常念

一昨日の雨で大量の雪が消え、南の窓から2か月ぶりに太陽の復活が確認できた。

日当たりのなかった南側の庭に、日が射す面積が日毎に広くなり、マンサクが一斉に咲き、福寿草の蕾が膨らんだ。

 

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外は雪景色

2011年02月17日 | 季節の便り

 

外は雪景色 ルエリアが際立つ

団体の打合せがあって出かけた、帰りにカバンをおき忘れてしまった。

電話すると「ハイ確かにお預かりしています」という

カバンは商売道具である、過去を振り返って記憶の中にカバンを忘れてきたということはない。

いよいよかと焦った。

知人から「どこに置いてきたか覚えているからいいよ、そのうちに忘れたことすら、忘れるようになるから」と慰められた。

それもそうだ

 

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