常念が見える部屋から

ここから北アルプス常念岳が眺望できます。
季節の移ろいに写真を添えて発信します。

寒いけれど 昔の寒さにあらず

2011年01月31日 | 季節の便り

 

カクタス 深海にすむ海老のようだ

寒い寒いと言い続けて1月も終わる。

連日の寒さに、今年は諏訪湖の風物詩神渡が観察できると期待されていた。

しかし 昼のローカルニュースによると、湖面は全面結氷に至らず、さざ波が立つ湖面も散見されていた。

昔の寒さに戻ったと思ったのは早計で、やはり地球は温暖化に向かっているのだろう。

 

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梅の剪定

2011年01月30日 | 季節の便り

 メジロ

 

大概は年末に済ませる梅の整枝がまだ終わっていなかった。

その上越境してきたハチクが畑のあちこちに伸びて陽を遮っている、梅が咲くと、それだけで気持ちが安らぐから、梅は大切にしなければいけないと思っている。

思い切って、雪が少し残る畑まで、道具を担いで坂道を登った。

大げさにいえば、梅園か竹藪かわからない、ハチクの切り倒しから始めた。

ハチクの下枝は葉が全く付いていない、鹿が食べたのだろう、おびただしい糞が転がっていた。

伐採した竹は一か所に集めた、鹿に何日分かの食料を提供したことになる。

梅の整枝は自己流である、元気のない古枝を切り取って、徒長した若枝を切り詰める。

地面に足をつけて収穫できることも考慮する。

心ある人が見たら雑な仕業に見えるだろうが、3時間ほどで作業は終わった。

 

 

 

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野鳥の一日

2011年01月29日 | 季節の便り

百日紅の枝に止まって様子をうかがうヒヨドリ

多分 冬の野鳥は食べものを探すことに一日を費やしていると思う。

日がな大地を漁り、枯野に潜り、林を彷徨し、幹を叩き、水に潜って餌を探している。

熟柿を盆に載せて石燈籠の上に置いた、目ざといヒヨドリが来て豪快に食べる、野鳥は総じて小食である。

何故か?メタボは空を飛ぶことができないからである。

ヒヨドリが去ると、春の和菓子のような目白のつがいがやってくる。

もし 食料の備蓄を持たず、食べ物を購入する仕組みも存在しない荒野に、人はほっぽり出されたらどうするだろう。

 

 

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伝染病の恐怖

2011年01月28日 | 季節の便り

 

日の出前 日毎に空が白む位置が北に寄ってくる。

それでも水鳥たちの北帰行にはまだ間がありそうだ。

鳥インフルエンザを運んだのが彼ら、彼女らとしたら、養鶏に携わる人たちの思いは複雑だろう。

空から捲き散らす元凶をそのままにして、運悪く汚染物質を被った鶏だけを殺戮し、地表の消毒だけで収まるものだろうか?

終戦後しばらくの間 夏になると必ず赤痢患者が発生した 罹患した家の周りは石灰が雪のように撒かれて、白衣を着た人が肩にかけた散布機から、匂いの強い消毒薬を盛んに噴きかけていた。時には消毒隊の行動が校舎や教室におよぶこともあった。

その光景を遠巻きにしている子供たちは、目に見えない赤痢の恐怖を一層かき立たて沈黙した。

 

 

 

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ルエリア・マクランサの咲くのを待つ

2011年01月27日 | 季節の便り

ルエリア・マクランサ

呪文めいて意味不明なカナ文字が、身の回りに氾濫して、もう覚える気力も失せた。

そんな中で この花の名前は覚える価値があると思った。

しかし よどみなくスラスラと言えるまでに半年はかかっただろう。

比較的寒さに強く、厳寒中に真夏の様な花を咲かせる、事実 開いた花弁から赤外線を放出している様な暖かさを感じることができる。

打ち続く寒さに耐えながら、ひたすら花の咲く日を待つのも悪くない。

もう少しの辛抱である。

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暑い日と寒い日と

2011年01月26日 | 季節の便り

厚い雪雲が立ち込めて、午後4時半というのに外はもう薄暗い。

風の中を雪が横殴りから、空に向かって舞い上がってゆくものもある。

明朝の除雪作業は覚悟した方が良いかもしれない。

遅ればせながら、猛禽を思わせるクリスマスカクタスが咲いた。

夏の手入れが行き届かないから花期が遅れ、花数が極端に少ない、昨年の夏は何がそんなに忙しかったのだろう。

1月も終盤を迎えたが、暑いころと大して変わらない日々を送っている。

 

 

 

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薄雪草

2011年01月25日 | 季節の便り

 

屋根や路面に薄く振掛けた様に雪が降って朝の景色が明るい。

山の手の住宅にスポットのように日がさして、常念は厚い雲のなかに隠れた。

朝の天気予報によると長野は連日雪模様である、長野県の地理を知らない異郷の友人たちは口々に「毎日雪降りで大変でしょう」という。

県庁所在の長野市は相当北に偏って位置するから、雪の新潟に近い気象である。、

松本は、気象的に山梨や東京に近いといわれていて、お天気的にはその勢力範囲に属する。

松本の天気予報は甲府の予報と合致する事が多い。

今年の松本は雪が極端に少ない、近々吃驚するような大雪が降りそうな予感がする。

 

 

 

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一寸春めいて

2011年01月24日 | 季節の便り

 

連日の寒さに用水路の流れが凍り、ついに道路に溢れだした。

近年流水が凍ることはなかったから、今年の寒さは一級品なのだろう。

鶴嘴で氷を砕いて、流れの溝を刻んだ、昔の事を思い出す作業である。

寒中で水に触れる仕事はいただけない、濡れた手袋で鶴嘴の鉄の部分に触ると瞬間に凍りつく気温である。

だけれども、遠山の雲のたなびきは何んとなく春めいて、光に温みが増してきたようだ。

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アマナ

2011年01月21日 | 季節の便り

キバナアマナ 2010・4月撮影

農道建設現場付近にアマナの群生地が見つかり、それが貴重な発見として取り上げられ、地域内でアマナを見かけたら報告して欲しいとの回覧が隣組を廻った。

この地域では4月にキバナアマナが小さな可憐な花を咲かせる、その気になって探せば見つかる草花である。

回覧のアマナは絶滅が危惧されている貴重な植物らしいが、キバナ種の貴重度?はどうなのか4月になって花が咲いたら、その筋に報告しようと思っている。

 

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山辺学校と東京

2011年01月20日 | 季節の便り

 

      明治初期に建てられた山辺学校

午後の電車に乗って東京の真ん中に行く。

そこからは皇居の森と蒼い濠が一望できる。

山辺学校を巣立ち、青雲の志を胸に東京を目指した若者が多数いただろうと思われる。

東京まではどんな街道筋を通ったのだろう。

 

 

 

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