常念が見える部屋から

ここから北アルプス常念岳が眺望できます。
季節の移ろいに写真を添えて発信します。

渦潮に巻き込まれて

2008年05月31日 | 季節の便り
紗羅の蕾


今年は紗羅の花つきが良いようだ。
さくらんぼの幼果に似た蕾が数え切れいほど付いて、はしり梅雨の明るい雨を受けて光っている。
例えて言うなら「軽い気持で回る渦潮の淵に立って、渦の納まりを待つつもりが、いつしか渦の真中に巻き込まれてしまった」様な出来事を紗羅に降る緑の雨を眺めながら考えた。

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雪形 メリーさんの羊

2008年05月30日 | 季節の便り
プライベートな雪形


昨年 本ブログにアップして皆さんから公認??いただいた雪形が今年も出現した。
画像は霞か靄で不鮮明ではあるけれど確かに羊に見える。
今年はファンサービスのつもりか草を食べている。
以前はどこの家でも1~2頭の羊を飼って、羊毛を毛糸と交換していたように思う。今は動物園か雪形でしか見られない。
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朝練

2008年05月30日 | 季節の便り
雨のオダマキ

地方紙のスポーツ欄の隅に小さく名前が載っていた。
次女の長男星矢君は空手有段者で、父親譲りのランナーでもある。
先日の競技会で見事入賞したという。
メールでお祝いを伝えたら母親から返信が届いた。
「ロードレースはタイムも良くて去年より二分近く縮めることができました。
陸上大会でも2位になり(昨日の信毎に名字だけ小さく載ってます)来月7日の中信地区大会に進みます。がんばれば県大会に行けるかも?と先生に言われて毎朝練習しているよ。もし来られたら応援に来てやってください。」
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訴訟

2008年05月29日 | 季節の便り
テッセン 万緑の中 紫一点のすがしさ


役職上 一つの訴訟事件に関わりを持つことになってしまった。
当初は対岸の火事ときめこんでいたのだが、時間の経過とともに火の子が降りかかり、成り行きによっては類焼する可能性もゼロではない。
消火や防火に協力してきたつもりなのに残念である。
後ろにまわって風を吹き込んでいる輩がいるのかもしれないと、人間不信を募らせる。
勝訴が正義とは限らないし、正義は一つしかないと思うのも誤りだと痛感している。

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マゴットセラピー (ハエ幼虫療法)

2008年05月28日 | 季節の便り
ばった

ハエの幼虫(ウジ虫)が物を腐敗させるのではなく、彼らは腐敗物を処理する善良な掃除屋さんなのだ。
様々な理由から、人体の一部に壊死が始まり患部は広がってゆく、現代医学をもってしてもこの進行を阻止することは難しいケースが多いという。
この部位に、無菌環境で育てた蠅の幼虫を放し壊死した組織を食べさせる、幼虫は正常組織は見向きもぜず、ひたすら腐肉を食べ続ける。
不思議なことに彼らの念入りな掃除が終わると、新生組織の再生が促進されるという事実が確認されている。
しかし このメカニズムが科学的に証明されないと、国が公認する治療法にはならない。
このことは、すごく安心な反面不満も感じる。
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花を食べる

2008年05月27日 | 季節の便り
アカシア

5月の雨に洗われた大気を思いきり吸いながら川沿いの道を歩く、風に乗ってアカシアの甘美な香りが漂ってくる。
野バラを清純としたらアカシアの香りは微妖艶である。
だから、この香りにアレルギーを誘発する人もあるようだ。
早起きの駄賃に、開ききらない一房を摘んで帰る。
房は一口大に切り分け、天ぷらに揚げられて朝の食卓を飾った。
特別な味がしたわけではないが、口の中でかすかに花の匂いがした。



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白い花の咲く景色(梅花一華)

2008年05月26日 | 季節の便り
梅花一華(バイカイチゲ)

野山に咲く花は、季節により色の流行が変わるようだ。
黄緑が深緑に代わるこの時期、主流は白に代わる。
白花が圧倒的に多いのは何故だろう、多分緑に映えて、遠方からも目立つからだろう。
庭の白いバイカイチゲは可憐であるが、その生命力はすこぶる旺盛で瞬く間に一角を占拠して、次の覇権を狙っている。
それでもこの花を抜き取ろうとは思わない。
白い花が広がる景色は、われらの年代にとって、とても安らぐ空間であるから。
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哀れキジ

2008年05月25日 | 季節の便り

夜が明けきらない内から縄張りを宣言する鳴声が聞こえて、畑地の中を歩く美しい雄雉の姿を時々見かけたので、営巣の始った事を感じていた。
狩猟が解禁になる11月には格好の標的になることは仕方ないにしても、それまでの命を謳歌して欲しいと、どこかの薮陰で無事な巣立ちを願っていた。
今朝 強い雨降る路上で濡れそぼれた雌雉の死骸を見つけ、放置された卵が雨に冷たく冷えてゆくことを思うと哀れであった。
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むささび小僧

2008年05月24日 | 季節の便り
5月24日信濃毎日新聞タウン情報

庭に来る名前の解からない野鳥を孫の隼人君に問合せすれば大概教えてくれる。
シジュウカラの巣箱を取り付けてくれたのも彼である。
ムササビの調査に没頭してることは前々から聞いていた。
子供の純粋な探究心に対峙し、私的な時間を割いて指導を惜しまないセンター職員の大原さんに深甚なる敬意を表したい。
7月17日「夜の動物観察」には是非参加したいと考えている。
コメント (2)
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黄あやめ

2008年05月24日 | 季節の便り



初夏の風に囲まれて歩くと色んなものが見えてくる


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