常念が見える部屋から

ここから北アルプス常念岳が眺望できます。
季節の移ろいに写真を添えて発信します。

アイスバーン

2012年12月31日 | 季節の便り

光る路面

畑の隅にある小さなビニールハウスを野菜の貯蔵庫に使っている。

ケットラに乗って越年用の根菜を取りに、坂道をハウスに向かった。

雪は昨日の雨であらかた消えて、だれかの輪立ちが一本だけ延びていた。

四駆ケットラの登攀力は力強い、凍りついた輪立ちをバリバリ音を立てて砕きながら進む。

さて 荷台に積み込んで帰る段になって、下りのアイスバーンの怖さを改めて感じた。

それは車を止めることができない恐怖である。

四輪が完全に止まっているのに、車は橇のように氷上を滑りながら動いて行く。

ハンドル操作もできず、ブレーキ踏んでも無意味である、最善はブレーキから足を離せばよいのだが、それができない。

輪立ちの凍った角にタイヤを引っかけながら何とか10米程の急坂を下りきった。

そんなこともあったが、恙無く年越し準備が進んだ。

一夜明ければ新年 どこがどう変わっているのだろう。

 

 

 

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師走の雨

2012年12月30日 | 季節の便り

 

雨の滴の音かと思ったら、それは雪解けの流れ落ちる音だった。

朝方すこし薄日が射したように思ったけれど、やがて雨が降り出して、冷たい雨が1日中休みなく降り続いた。

季節外れの雨に打たれて、昨日の積雪はほとんど消えてしまった。

こうと判っていたら雪掻きなどしない方が良かった。庭の隅に集めた大きな雪山だけが残った。

正月の門松は山に入って気に入った枝を切ってくるのだが、昨日の降雪で断念し店先から買ってきた。

しかし 今年親戚に続いた不幸を考えて松飾りは中止することにした。

 

 

 

 

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大雪

2012年12月29日 | 季節の便り

 昨日の夕刻から降り始めた雪が一夜で、あたり一面を銀世界に変えた。

積雪を計測したら21センチあった、当地では大雪の部類に入る。

生活道路の除雪は除雪機を持つ隣人の好意に甘えて、ひたすら庭の除雪に専念した。

冬季の車のターンに必要な面積を確保するためには、初回の除雪が肝心である。

汗を拭きながら頑張った。

風呂を用意してもらい、朝風呂に沈んだら疲れが一気の襲って来た。

 

 終日うす曇り、ほとんど雪は解けなかった。

朝の雪掻きで疲れて、門松も年賀状も手つかずのまま日が暮れてしまった。

それでも訪ねてきた4才男児と、雪だるまやら雪うさぎを作り、雪合戦で遊んだ。  いや遊んで貰った。

 

 

 

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月を追って

2012年12月28日 | 季節の便り

山の端の残月と街の灯

 異常な寒さが続いているので心身が委縮してしまう。

それでも雪がない事を有り難く思わなくてはならないだろう、長野県北部は今日も雪が降り続いている。

今年の大晦日、天候は大荒れという予報が出ていた。

 

 

 

 

 

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重機の引き上げ

2012年12月27日 | 家屋解体

 重機運搬車両に積み込み

昨日 活動を終えた重機が帰って行った。

傾斜した重量物運搬トラックの荷台に、重機が器用に這い上がって、所定の場所に短時間で収まる。

上り坂をゆっくり帰って行った。ご苦労様でした。

マイナス10℃の夜明け 雪山の表情がいよいよ険しくなる 。

 

 

 

 

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解体整地工事完了

2012年12月26日 | 家屋解体

南天

本日で家屋解体整地工事が完了した。

作業条件が悪く難工事だったと思うが、当方の要望に添って丁寧に施行してくれた。

重機オペレーターの高度な技術の賜物である。

工事期間中天候に恵まれたことも幸いし、年内に終わらせることができた。

晴れ晴れとした新年が迎えられる事は嬉しいことだ。

南天の色も鮮やかだ。

 

 

 

 

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歳末

2012年12月25日 | 季節の便り

セントポーリア

押し迫って師走25日になった。

注文していたポケットダイアリーが先日届いたので、旧年度ノートから必要事項を書き写した。

例年 ポケットダイアリーが行方不明になることが数回あるのだけれど、今年はそれが一度もなかった。

臆病になって、その分用心深くなったのかもしれない。

昨日から、名前どうりのクリスマス寒波がやってきて来て、気温は平年に戻った。

雨が降ったりして、寒さが緩んだ後にやってくる寒波は嫌われる。

室内でビロードのように暖かそうなセントポーリアが咲いた。

この花の故郷は遠い北国である。

そこには雪が今日もしんしんとふり続いているだろう。

 

 

 

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クリスマスイブ

2012年12月24日 | 季節の便り

 枇杷の花房

薄日が漏れてくる空から白い雪が降ってくる。

雪は風の吹きざまで、雪虫の様に軽やかに空中を舞っているようにも見えた。

日が暮れれば今夜はクリスマスイヴ、サンタさんを必要とする者たちは皆卒業していった。

裸木に飾り付けたイルミネーションは何年も箱の中で眠っている。

隣近所でもクリスマスツリーの灯が消えて久しい。

寒風の中、枇杷の蕾が成長を続けている。

今年は低温障害で全滅したが、来年に期待しよう。

 

 

 

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焚き火

2012年12月23日 | 季節の便り

 

境内からパチパチと火がはぜる好い音がして白い煙が流れてきた。

神社委員さんが集まってお正月に向けて境内の掃除が始まる。

かじかんだ手を温め、暖をとる手段として、寒い季節の外仕事に焚き火は欠かせない。

焚き火といっても、濡木や生木を燃やすことは案外難しい、小さなマッチの火種を育てて生木に火を移す迄には、それなりの技術とある程度の忍耐が必要だ。

煙があがると人々が集まり、火を囲んで輪ができる。

風向きで、えぐい煙に燻された人は目をこすりながら「煙たいところと、憎まれている土地は住みにくい」とアドリブを飛ばして喝采をうけた。

最初は火に両手をかざして顔やお腹に充分暖気を蓄え、くるりと裏返って、尻と背中を温める。

ぶくぶく厚着は体を鈍感にする、焚き火の熱が、上着の後ろを必要以上に熱くして、いつも焦げ跡がついていた。

しかし 時には都合よく助燃材料(白樺の表皮、杉の枯葉、松落葉)が調達できなくて、燃え上がるまでに長い時間が掛ることもある。

悪戦苦闘して、ようやく赤い炎が立ちあがる頃、無情にも「さあ作業を始めよう」と責任者の号令がかかる。

それぞれが持ち場に散った後に、焚き火だけが、いよいよ勢いを増す。

これを「土方の立火」というらしい。

 

 

 

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大詰め

2012年12月22日 | 家屋解体

伐採した立木を摘み上げる。

高台から首を伸ばしてトラックへ

覗き込むと足がすくむほどの高さがある。

朝方の強い雨が止んで工事は順調に進んでいるようだ。

重機の巨大な鉄爪を、自由自在に操作して伐採した庭木を手際よくトラックに積み込んでいった。

その様子を遠くから飽きずにながめていた。

 

 

 

 

 

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