常念が見える部屋から

ここから北アルプス常念岳が眺望できます。
季節の移ろいに写真を添えて発信します。

2月29日常念

2008年02月29日 | 常念100景
2月29日 6時10分


閏年で得した1日は抜けるような快晴で明けた。
気温も上がって日中は彼岸の陽気になるという。
2倍も得した気分である。
昼間 太陽に炙られて溶けた雪原の上っ面が、明け方の放射冷却でモルタルのように固くなると、何とかいうトカゲが水上を走るように、雪原を無装備で歩くことができる。
時々強度が偽装されたモルタルを踏み抜いて、雪に埋まることもあるけれど、そんなところの雪は柔らかくて、雪崩に巻き込まれたような危険は皆無である。
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春を遠く思う朝

2008年02月28日 | 常念100景
薄紅色の雲


雲が晴れて


薄紅色の雲が晴れて、新雪の常念がまばゆく光る
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気まぐれな気候

2008年02月27日 | 季節の便り


気が重い会議を控えて、気晴らしに堀端を歩いた。
水鳥の苦労を知らないから、つい羨ましく観てきたが、三食ついて安眠できる環境と交換を申し込まれたら、即座に断るだろう。
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チューリップ

2008年02月26日 | 季節の便り


白く凍った地面が黒い潤いを含んだに色に変わり、去年の秋、沙羅の根元に植えつけたチューリップがこんなに芽を伸ばしていた。
冬眠をむさぼっていたのは植物ではなく人間だった
市街地の東に連らなる山々には名残の雪が降っているのだろう、雪のぼんぼりが雪雲と山の境界をミルク色にあいまいに隠している。
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春告草

2008年02月25日 | 季節の便り
福寿草

凄まじい春一番が吹き去って、ほっとするような暖かい陽射しが戻ってきた。
これからは草木の変化に注意を向けていないと、僅かな間に自然の営みから取り残されて、悔しい思いをすることがある。
山菜の採取好機を逃すとか、奥山の花の見ごろをはずしてしまうとか、一年を棒に振ることも少なくない。
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冬と春のせめぎあい

2008年02月24日 | 季節の便り


昨日 冬の終わりを告げる暖かい雨が、短時間にフリーザーから吹き出したような真冬の吹雪に豹変し、短時間の外出に、横殴りの雪がフードの中まで容赦なく吹き込んできた。
それは長い間忘れていた小学校に通った冬の田圃道を思い出させた。
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太陽のかけら

2008年02月23日 | 季節の便り



高知から太陽のかけらブンタンがやってきた。
待ち焦がれていた早春の味覚である。
爽やかな香り、甘さと調和する快い酸味 はちきれそうなみずみずしさ、程良い重量感、どれをとっても柑橘の王様だと思っている。
 
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満月

2008年02月22日 | 常念100景


昇る満月も嬉しいけれど、土星を供に、白み初めた空を帰ってゆく月も美しいと思った。
松本市のひっそりとした山間部に、数万株の福寿草が早春を奏でる群生地がある。
今年も来月から、早春の心騒ぐ福寿草祭りが開催されると聞いた。
いつだったかこの地で、積雪を溶かし雪室の中に咲く福寿草をみた、その陽光にも似た色彩は熱を放射するのだろうか。
今年もそんな景色が見られるかもしれない。
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常念が見える窓

2008年02月21日 | 常念100景


窓を開けると、色彩を徐々に変えながら常念の夜明が進んでゆく様子が見られる。
開け放った窓から、朝の強い寒気がなだれ込んでくるのだけれど、常念を観るにはそれが相応しい。
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高く長い塀

2008年02月20日 | 季節の便り
松本市丸の内界隈



市内に高い塀に囲まれた松本少年刑務所がある。
一方 部外者のみだりな侵入を防ぐために、立派な塀に守られた聖域もある。
日銀松本支店である。
松本城と堀を挟んで対峙する、難攻不落の堅牢な城壁である。
並木のシナノキの樹勢が盛んなのは、地下金庫から拡散する妖気によるものであろうと噂が盛んである。
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