常念が見える部屋から

ここから北アルプス常念岳が眺望できます。
季節の移ろいに写真を添えて発信します。

直下型震度5強

2011年06月30日 | 常念100景

6月29日 梅雨明け?

午前8時15分頃出勤直後 震度5強直下型地震に見舞われた。

建物がきしみをあげて上下に動き、缶コーヒーの空き缶が転がった。

震度5など地震の類に入らないほどに考えていたけれど、足元の大地が揺れ動く恐怖は生半可なものではなかった。

その上に床が抜けおち、天井が落下してくる強迫感に晒されて、身体が膠着し動くこともできない。

携帯電話が使えなくなった。

幸い被害は免れたが、場所によって建物の損傷、家具の倒れ、収容物の散乱などがあり、相当な被害があった模様である。

昨日から頻発している揺れを、異変の前兆ととらえて対応を考えるようにと云われても、どうして良いか判らない。

 

 

 

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落花

2011年06月29日 | 季節の便り

沙羅の散り花が池に落ちている

沙羅は儚い一日花である

友人とインドのカレーを食べた、ライスでなくナンである。

運んできたインドの人に「すごく辛いけれどダイジョウブデスカ?」と聞かれた。

食事中の会話は明るい話題ではない困った話だった。

 

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好きでも嫌いでもない香り

2011年06月28日 | 季節の便り

どくだみ

庭にドクダミが繁茂して、抜いても抜いても増え続ける。

どくだみが万能外用薬だった頃、我が家の庭にドクダミはなかった。

必要に応じて近所から分けてもらったことを覚えている。

家族の誰かが、それが嫌で植えたのかもしれない、増えに増えて皮肉なことにそれは、どくだみが外用薬の主役の座を滑り落ちる時期に重なった。

ドクダミハ千切ると特殊な香りが発散する、その匂いを忌み嫌う人もいるけれど、私には好きでも嫌いでもない普通の香りである。

 

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害獣跋扈

2011年06月27日 | 季節の便り

庭のルビーが色付いて、濃い緑に囲まれた家の中は昼間でも灯りが必要である。

きゅうりの初物の御すそわけがあって、破竹の筍をお返しして等、隣近所の行き来が頻繁になる季節でもある。

畑に瑞々しい野菜が成長し実り始めると気になるのは野生動物の来襲である。

山裾に電気柵を張り巡らせて、更に畑の周囲を防獣ネットで囲んでも、空腹な獣たちに勝てない。

今晩も害鳥獣駆除対策会議が開催される。

駆除とは取り除くことである、しかし現時点では、よその地区に動物を追い払うことも有効な方法とされている。

今年 私の暮す地域に、従来に増して動物が跋扈するのは、隣接のN地区、K地区、O地区がこぞって山麓に強固な防獣フェンスを張り巡らせた結果であるとささやかれている。

今日の会議の主題も早期に防獣フェンスを連結延長し、他地区に害獣を誘導することが本題になると思われる。

 

 

 

 

 

 

 

 

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夏椿

2011年06月26日 | 季節の便り

 

町会環境整備の作業日、早朝準備を整えて出かける直前に大雨となった。

少しの雨ならやってしまった方が仕事が片付いていいかなと思う反面、雨具を着用した作業の不愉快さを考えて中止を望んだ。

結局 町会執行部は作業延期を決定した。

雨は短時間で止み青空が見えてきた。

雨上がりの木の下に落ちた夏椿の花を見て、この花が咲く季節が来たのを知った。

 二階から見る夏椿の梢の蕾は、ほんのりと紅がさして開花の近いことを知らせてくれた。

 

 

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放射線防護衣

2011年06月25日 | 季節の便り

未熟なアジサイ

病医院のレントゲン室に入ることは商売柄頻繁にあった。

その時防護衣の着衣が厳しく義務付けれられていた。

厚いビニール製の白いオーバーコートで鉛等量0.5mmだったと記憶する。

鉛0.5mmに相当する放射線遮蔽効果を持つ事を意味する。

重いものの代名詞鉛のコートを着るわけだから重い、室内の勤務を終えて、コートを脱ぎ棄てた瞬間の爽快感を今も忘れない。

そのコートは羽衣と名づけられていた、せめて名前だけでもというメーカーさんの親心があったのだろう。

原発の汚染地域に入る住人に防護衣の着用義務が緩和されたと聞いた。

 

 

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蒸し暑い日

2011年06月24日 | 季節の便り

沙羅

朝から朝まで蒸し暑いが続いて、時折降る雨が、一層湿度を上げてくるけれど、除湿も冷房も止めてひたすら我慢してる。

何のためにということも無いが、誰が言い出したわけでもないが、そういうふうになっている。

すごい変化である、本当に世の中変わるのかもしれない。

 

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夏至

2011年06月23日 | 季節の便り

夏至の花

冬至が太陽蘇生のスタートなら、夏至は太陽の衰退の始まる日である。

例年梅雨空、梅雨寒で迎える夏至だけれど、昨日は最も盛んな太陽を象徴する様な一日であった。

赤いクジャクサボテンが咲いて夏至の太陽は上機嫌だ。

 

 

 

 

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ズキーニ

2011年06月22日 | 来し方

ズキーニは比較的新しい野菜である。

カボチャでもなく、瓜とも違う、これといった決まり手のない大味な野菜である。

しかし我が家では毎年植えつける定番野菜になっている、理由の一つに作りやすいことがあげられる。

虫がつかないばかりか鹿でさえ敬遠する、雑草に負けない強さがあり成長が早い、その上次から次へと花が咲いて実がなる。

フィレンツエでは親指ほどを未熟な内に収穫し、花と一緒にサラダにして、オリーブ油をかけて盛んに食べていた。

 

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柿の花咲く

2011年06月21日 | 来し方

日本古来のカコウ柿に地味な花が咲いている。

小さな花が雄花、大きな花は雌花である。

蜜蜂が羽音を立てて忙しく蜜を集めて、受粉を仲立ちする。

品種改良された柿の花とは少し趣が違う。

秋になると甘い実と渋い実が混在して色付く、その中から甘い実を選ぶ方法を言葉で説明するのは難しい。

しかし高い確率で甘柿を選ぶことはできる、その決め手はその色にある。

小ぶりだけれど甘みが強く美味しい品種であるが人はあまり食べない、冬の野鳥の非常食である。

 

 

 

 

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